ねこじま魔法少女大戦３（ドライ）～聖なるコケシ攻防戦～｜リアクション

ねこじま魔法少女大戦３（ドライ）～聖なるコケシ攻防戦～

　海はとろ～んとした目つきで刀に寄りそう。
『刀ぁ、来てぇ♪』
　ベタベタになった衣服を脱ぎ去り、積極的に求める海。
　却って刀が困惑するほどに。
「あれ？　なんか思った以上に凄いのがっ！？」
　積極的過ぎて、蜂蜜でジタバタもがきながらも、海は刀から離れようとはしない。　
『あぁ、刀とあの子が見えるよ、一緒に刀の身体を挟んであげるね♪』
「は？　なんであいつがいるんだ！？」
　海の強力な妄想（エロ）パワーはニンジャである刀も取り込んでしまっていた。
　むしろ海の妄想は刀と第三者の女の子の３人同時プレイであるがゆえになせる業なのであろう。
「おい、まさか海？　普段から俺とあいつでこんなことを考えていたのか？　マジで？　つまり海もムッツリで、現実世界で俺が海に同じ事してもＯＫ？」
『う～ん、ヒ・ミ・ツ♪』
　第三者の少女の幻影と共に、海は幻影の少女と共に刀をサンドイッチ。
　当然、刀がこれに理性を以て耐える事なんで出来るはずがなかった。
「が、我慢できない！　今、俺は！　男子高校生の本懐を遂げる！！！」
『刀ぁ、あっちの部屋で、『３人』で、……しよ？』
　近くの小部屋を指差す海。
『あの子が上で、私が下で……。もちろん、逆でもいいし、後ろからでもいいよ？　私はあの子と刀ともっといろいろなことがしたいのぉ！　私もあの子と３人でこう、もっと……！』
　まるで熱病に浮かされたかのように、その顔は緩み切っていた。
　ここまで来たら、刀も引き下がる事は出来なかった。
「っしゃああ！　もう任務なんてどうでもいい！　俺はらっ倫を捨てるぞ乾物ゥー！！」
　こうして『３人』は小部屋で自分たちの楽園を創造するのだった！