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携帯戦記カプセルギア 外伝『ダンサーズ・デッドエンド』
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クミとST93の奮闘を、源次と菫が応援する。2人に勇気づけられ、クミはST93に頷いた。
「その調子だよ、ガラクタ君! 一気に行くよ!!」
ガラクタ君は、言葉ではなく、加速することでクミに答えた。無口な彼(?)らしい反応だ。
《ちょこまかと……!》《うるさい、たおれて》
β&Θが今度は冷気を放ち、追い払おうとする。それでもST93は高周波振動式無銘刀を片手に、踊るように、走っていく。
「もう、隠れさせないからな」
その様子を見ながら凜太郎が呟く。彼の視線の先……、β&ΘとST93の頭上には彼のギア・ベレロフォンの姿が。彼もまた、アウトレンジから射撃攻撃をし、ST93を援護していた。
《エクリプス、聞こえるか?》
《……聞こえる、ベレロフォン》
ベレロフォンの声にこたえたのは、相変わらずデコイでβ&Θを攻撃するエクリプス。
その後方には……、治療を終えたユサールとダイバーの姿がある。平地で待つ2機を守るように翼を広げるのは、もちろんセラフである。
「さぁ、どんとこい! ですよ!!」
デコイのうち数機は、この3機の回復を担っている。β&Θが超音波や冷気を放っても、そのおかげでセラフがカバーリングで対処できる。
(あと少し)
地を駆るST93と、上空から攻めるベレロフォン、デコイを使ってくるエクリプス。彼らの連携が、徐々にβ&Θを追い詰める!
《これは》《罠》《降りない》《いかない》
β&Θが進路を変える。だが、それをベレロフォンが許さない。進もうとする先へと射撃を行い、進路を断つ。
《行先は決まっている。逃がさない!》
《何を!》
β&Θから、超音波が放たれる。だが、ベレロフォンを庇う様にエクリプスの放ったデコイが立ちはだかった。瞬時にベレロフォンを回復し、損傷を浅くする。
(リンタロウのことも、やらせない……!)
スピカの眼には、確かに闘志が燃えていた。
そして、β&Θがベレロフォンに意識をもっていかれた隙に、その一撃がきまっていた。ST93の振るう高周波振動式無銘刀が唸ったのだ。
面食らったβ&Θは、高台から転がり落ちる。態勢を整えなおし、身体を振るわせて砂を落とした時には、すでにダイバーが迫っていた。
《バンカーセット、吶喊します!》
突き刺さる腕、押し込まれるパイルバンカー。ボディに響く衝撃に、β&Θが呻く。それでも冷気をぶつけ、ダイバーは下がる。まだ、彼は……そして、源次は諦めていない。
「これぐらいで怯む俺達じゃない! なぁ、若宮ぁ!」
「おうよ! あ、一応僕ぁ中学生だかんね、源ちゃん!」
源次の声にこたえる菫。そして、にやっ、と笑ったその視線の先。β&Θの前に彼女のギア・ユサールが迫っていた。菫はろっこん『オーバークロック』を発動し、状況、地形、仲間の状態などを脳内に叩き込み、そのうえでユサールに最善と思われる攻撃を繰り出す。上昇していく体温と心拍数を犠牲に、彼女は勝利をつかむべく進む。
「おりゃあああ!」
《よそ見してるばあいじゃないぞ!》
ユサールの一撃が、β&Θに重く響く。それでもまだ倒れないβ&Θはお返しとばかりに冷気をぶつけてくる。
《やらせません!》
割り込む翼。セラフがユサールを庇ったのだ。
「セラフ、もう少しです! がんばるです! ガッツですー!!」
《勿論です!》
セラフは同時にユサールを回復させ、援護。ユサールは再びβ&Θへと切りかかる。それに合わせダイバーが再び突貫。もう一度パイルバンカーを打ち込む。その上デコイも攻撃してくるので、β&Θは怒り心頭、という様子だった。
《みんな、うるさい!》《はなれろ!!》
β&Θが、ぐるり、と冷気と超音波を同時に放つ。セラフがユサールとダイバーを庇い、深い傷を負ったうえで凍るも、まだ戦闘不能にはならなかった。
落ちていくデコイ。それを見つめ、スピカは息を飲む。だが、そこへとベレロフォンが射撃を続ける。
(強いのかもしれない。実際に、強い。……でもっ)
デコイが撃破されていく中、弾幕を抜け、その戦意(ギア)が姿を現した。
《《なんでっ?!》》
「《数の暴力って言葉……知ってる?》」
スピカとエクリプスが同時に言い、攻撃がβ&Θへと放たれる。飛び散る火花の中にパーツの破片が混じり、オルトロスは膝をつく。
「まだまだ終わらねぇぜっ!」
煙幕から遅れて飛び出したのは、ユサール。菫は己のろっこん『オーバークロック』を使い、ユサールの動きをサポートする。だが、ろっこんを過度に使用した為だろうか、虚脱感が菫を襲い鼻からは血が流れている。
(まだだ……!
ぜんぶもってけ、ユサール!!
)
《覚悟ッ》
それでも全力を尽くし、ユサールが全兵装をぶちかました。
《嘘だ》
《僕が》《俺が》
《負けるはずないっ》
初めて味わう敗北に、β&Θの心がショートする。その身体からパーツがはじけ飛び、同時にブザーがなる。β&Θが戦闘不能に陥った証拠だった。
《……戦闘終了であります》
ダイバーが、敬礼して源次に言う。源次はにっこり笑って労をねぎらう。
「お疲れ様。そして、ありがとう」
なぜだろう。それだけで、胸の奥が熱くなる。それは、他のギアマスターたちも同じだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年09月26日
参加申し込みの期限
2018年10月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年10月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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