this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
おいでませ寝子島へ
1
2
3
4
5
つぎへ >>
☆ケモ耳っ娘 寝子島へ
「ここが寝子島! きゃーっ! 念願の異世界! 働いてるバーの常連さんが行ったという寝子島にカチコミ(訪問)ですわ」
猫獣人の
アイオ・キャンドライト
は、憧れていた寝子島にやってきました。
交易所の人がせっかく説明しようとしているのに、話をあまり聞かずに旧市街に飛び出します。
そこへ、高校二年の
万条 幸次
がハンディカメラ片手に通り掛かりました。
「えっ、花見……?」
「ハナミ? 違います、アイオです。
アイオ・キャンドライト
ですわ」
アイオは目をぱちくりさせました。
「誰と間違ったのかしら?」
(そんな訳ないのに……青い目も真っ白な猫耳も、懐かしい……って猫耳!?)
彼女の猫耳に気づいた幸次は慌てて駆け寄りました。
「駄目だよ隠さなきゃ! 君の着てる服がフード付きで良かった、はい被って被って」
驚きつつ、フードをかぶせて無事耳を隠して一安心。
(耳があるってことは、もしかして噂に聞くほしびと? 初めて会った)
思わず話しかけてしまったし、なんだか他人……他猫でしょうか、のような気がしなくて、幸次は自己紹介をしました。
自分と同じくらいの年に見えるので話しやすかったということもあります。
「俺は
万条 幸次
。島に住んでる。さっきの『花見』は俺が小6の時家にいた白い猫のことだよ。桜の花が散った頃に迷い猫で住みついたんだけど、もうお婆さん猫だったみたいで次の年の桜を待たずに死んでしまった」
あれからずいぶん経つのに、幸次は花見のことを忘れることができません。
「このハンディカメラで猫を撮るのが趣味なんだけど……猫たちが確かにここにいた事実を残したい一心でかもしれないね」
初対面なのに重い話になってしまったかな、と気になってアイオのほうを見た幸次ですが。
「何もかもが新しくて、ほんとぶっ飛んでますわ。通りを流れていく乗り物は自動車と聞きましたわ。道はどこまでも舗装されているし、光る装飾までたってるなんて!」
アイオはすっかり車や信号機に目を奪われています。
「ってアイオさん聞いてないであっちこっち見て回てるし、おーい」
やっとアイオは幸次に目を向けました。
「あらコージ、その手に持っているのは何ですの?」
「ハンディカメラだよ、映像ってわかるかな?」
幸次の説明に、アイオは目を輝かせました。
「ハンディカメラ、映したものが何度でも見られる、何度でも聞ける物!? 是非! 是非アイオの歌う姿を撮って、すごさを広めて欲しいのです! 聞いたことありますわ、どーがさいとを通せば世界中の人に見てもらえるとか」
「そうだね、折角だから寝子島に来た記念にビデオでも撮ろうか」
「アイオは本当は歌だけでやっていきたいんですわ。今はお店の雑用兼歌の係だけど、いつか歌を生業にしたいって夢がずっとありますわ。そこの広場で撮ってくださる? 簡単に何か歌いますので」
正直なところ、幸次はアイオの歌にさほど期待はしていませんでした。
何せ幸次の中でアイオのイメージは猫ですから、動画サイトに載せるような歌が聞けるとは思えなかったのです。
それでも元々猫を撮るつもりのカメラですから問題ありません。
「じゃあ撮るから、3、2、1、スタート」
公園の広場に、アイオの歌声が響き渡りました。
(驚いた……とても綺麗だ)
ぽかーんとしたまま幸次はカメラを握っていました。
その歌は、通りがかりの人を振り向かせ、足を止めさせるだけの力を持っていました。
アカペラで歌うそれは、アイオが星幽塔で披露していた歌でした。
アイオは星幽塔ではバーに住み込みで歌っているのです。
(向こうの世界の曲なのか、とても楽しい曲だ)
城下町では割と知られている曲で、バラード調なのがだんだんアップテンポに変化していきます。
いつの間にかけっこうな人だかりができていて。
歌い終った時には、拍手が巻き起こりました。
「あら、気づけばギャラリーがこんなに! 今こそ名前を売るチャンスですわ。アイオをよろしくお願いしますわー!」
アイオは嬉しそうに手を振ります。
それを撮影しながら幸次は思っていました。
(あまりに自由奔放で手を焼くような彼女にこんな意外な才能が、って言ったら怒られるかな)
人々の楽しそうな表情を見ながらつぶやきます。
「寝子島にいる間なら、彼女の夢はかなうのかもしれないな」
できることならそれを見守っていたい、と幸次は思ったのです。
1
2
3
4
5
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
おいでませ寝子島へ
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
茄子りんこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年04月10日
参加申し込みの期限
2018年04月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年04月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!