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- 種族
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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
＜七福猫シリーズ＞毘沙門猫を探せ編
急：毘沙門猫の贈り物
毘沙門猫がくれたチケットは、なんと有効期限がもらったその日だった。
「こ、これは行くしかないだろ！！」
「……そういうと思ったよ、御剣」
拳を握りしめる御剣 刀に八神 修が苦笑して答える。彼は毘沙門猫を探したメンバーでご飯を食べようとその店に電話したところ……既に予約されていた。しかも『毘沙門猫』の名前で……。
「これも、神魂効果……なのでしょうか？」
綾辻 綾花が不思議そうに首を傾げ、社の中の毘沙門猫を見つめるが、眠っているのか返事をしない。
「探している時も肉まんや春巻きやら出してくれたけど、さらにごちそうしてくれるなんて……」
「みんなでごちそうを食べるって楽しそうだねぇ」
佐藤 瀬莉と曖浜 瑠樹が幸せそうに微笑むと、傍らで椿 美咲紀が「だ、ダイエットは明日からにしようかな……」とどこか暗い表情でつぶやいた。
恵御納 夏朝は修から予約の時間を確認する。
「時間は夕方だね。練習に行っている篠原さんにも連絡しておこう」
篠原 翠響へメールすると、彼女も行く、と返事を返してくれた。一同は夕方、アウトレットモールにある中華料理店にての食べ放題に胸を躍らせた。
８人が店に向かうと、奥のちょっとリッチな個室に通される。未成年という事もあり食前酒の代わりにジャスミンティーをいただき、油淋鶏や水餃子、炒飯に韮饅頭に焼売に……と食べたいものをたっぷり食べることができた。
「うぅ、どれもおいしい！！ おかわりっ！」
「こっ、こんなに食べて大丈夫なのかしら？」
がっつりしっかり食べる刀の傍らで戸惑う翠響。その言葉に身を強張らせる綾花、刀、夏朝だが、修と瀬莉がにっこり笑う。
「大丈夫だ。万が一にそなえてそれなりに持ってきている」
「だから大船に乗ったつもりで食べてくださいね」
２人の一言に「えっ？」となる一同。修はともかく瀬莉がその言葉を言うとものすごく「どういうことなの」と言いたくなってしまう。
「……と、とりあえず確認してみましょう、そうしましょう！」
美咲紀がばくばくという心臓を押さえ、そろり、と従業員さんに確認を取る。と、従業員さんは笑顔で言った。
「そちらのチケットで大丈夫です。心行くまでお食事をお楽しみください」
「……！！」
夢のようなチケットだ！ と刀が感極まっている傍ら、今までマイペースにもぐもぐ食べていた瑠樹がほっこりとした笑顔で呟いた。
「まるで夢みたいだねぇ。おいしいねぇ」
「そうですねぇ」
綾花が相槌を打ち、全員でほっこり気分。心行くまでごちそうを食べることができたのだった。
「こっちの炒飯もなかなかおいしいぞ。美咲紀、ふかひれのスープはどうだい？」
「おいしいですよ！ とろとろした感じがグッドです。あ、綾辻さんもどうですか？」
「いただきます。……いい味ですね。ほっ、とします。翠響さん、そっちの白身魚の甘酢あんかけもおいしいですよ」
「もう食べてるわ。白身魚がとろりとしていて、甘酢あんにからんでおいしいわね。ねぇ、瑠樹は何を食べているの？」
「春巻きだよぉ。エビがぷりぷりしていて、きくらげもコリコリしていておいしいんだよぉ。あ、そうそう。恵御納さんはどれが好き？」
「僕は、こっちのかにたまが好きかな。ふわふわしていて、とろり、としていて夢見心地になりそう！ 御剣君は？」
「俺は北京ダックに感動していた……。ぱりぱりの皮と香ばしいタレ、しゃきしゃきとしたネギのハーモニーは最高だ……。佐藤もしっかり食べろよ。ほら、わけてやるから」
「い、いいんですか？ ありがとうございますっ！！ 確かにこのぱりぱりとした食感、いいですね。八神さんの分も取りますね！」
……と、まぁ、皆で仲良く楽しい時間を過ごしたそうな。
きっとその様子を夢に見ながら毘沙門猫さんは社で休んでいるのだろう。
（終）
毘沙門猫がくれたチケットは、なんと有効期限がもらったその日だった。
「こ、これは行くしかないだろ！！」
「……そういうと思ったよ、御剣」
拳を握りしめる御剣 刀に八神 修が苦笑して答える。彼は毘沙門猫を探したメンバーでご飯を食べようとその店に電話したところ……既に予約されていた。しかも『毘沙門猫』の名前で……。
「これも、神魂効果……なのでしょうか？」
綾辻 綾花が不思議そうに首を傾げ、社の中の毘沙門猫を見つめるが、眠っているのか返事をしない。
「探している時も肉まんや春巻きやら出してくれたけど、さらにごちそうしてくれるなんて……」
「みんなでごちそうを食べるって楽しそうだねぇ」
佐藤 瀬莉と曖浜 瑠樹が幸せそうに微笑むと、傍らで椿 美咲紀が「だ、ダイエットは明日からにしようかな……」とどこか暗い表情でつぶやいた。
恵御納 夏朝は修から予約の時間を確認する。
「時間は夕方だね。練習に行っている篠原さんにも連絡しておこう」
篠原 翠響へメールすると、彼女も行く、と返事を返してくれた。一同は夕方、アウトレットモールにある中華料理店にての食べ放題に胸を躍らせた。
８人が店に向かうと、奥のちょっとリッチな個室に通される。未成年という事もあり食前酒の代わりにジャスミンティーをいただき、油淋鶏や水餃子、炒飯に韮饅頭に焼売に……と食べたいものをたっぷり食べることができた。
「うぅ、どれもおいしい！！ おかわりっ！」
「こっ、こんなに食べて大丈夫なのかしら？」
がっつりしっかり食べる刀の傍らで戸惑う翠響。その言葉に身を強張らせる綾花、刀、夏朝だが、修と瀬莉がにっこり笑う。
「大丈夫だ。万が一にそなえてそれなりに持ってきている」
「だから大船に乗ったつもりで食べてくださいね」
２人の一言に「えっ？」となる一同。修はともかく瀬莉がその言葉を言うとものすごく「どういうことなの」と言いたくなってしまう。
「……と、とりあえず確認してみましょう、そうしましょう！」
美咲紀がばくばくという心臓を押さえ、そろり、と従業員さんに確認を取る。と、従業員さんは笑顔で言った。
「そちらのチケットで大丈夫です。心行くまでお食事をお楽しみください」
「……！！」
夢のようなチケットだ！ と刀が感極まっている傍ら、今までマイペースにもぐもぐ食べていた瑠樹がほっこりとした笑顔で呟いた。
「まるで夢みたいだねぇ。おいしいねぇ」
「そうですねぇ」
綾花が相槌を打ち、全員でほっこり気分。心行くまでごちそうを食べることができたのだった。
「こっちの炒飯もなかなかおいしいぞ。美咲紀、ふかひれのスープはどうだい？」
「おいしいですよ！ とろとろした感じがグッドです。あ、綾辻さんもどうですか？」
「いただきます。……いい味ですね。ほっ、とします。翠響さん、そっちの白身魚の甘酢あんかけもおいしいですよ」
「もう食べてるわ。白身魚がとろりとしていて、甘酢あんにからんでおいしいわね。ねぇ、瑠樹は何を食べているの？」
「春巻きだよぉ。エビがぷりぷりしていて、きくらげもコリコリしていておいしいんだよぉ。あ、そうそう。恵御納さんはどれが好き？」
「僕は、こっちのかにたまが好きかな。ふわふわしていて、とろり、としていて夢見心地になりそう！ 御剣君は？」
「俺は北京ダックに感動していた……。ぱりぱりの皮と香ばしいタレ、しゃきしゃきとしたネギのハーモニーは最高だ……。佐藤もしっかり食べろよ。ほら、わけてやるから」
「い、いいんですか？ ありがとうございますっ！！ 確かにこのぱりぱりとした食感、いいですね。八神さんの分も取りますね！」
……と、まぁ、皆で仲良く楽しい時間を過ごしたそうな。
きっとその様子を夢に見ながら毘沙門猫さんは社で休んでいるのだろう。
（終）
あとがき
担当マスター：
菊華 伴
ファンレターはマスターページから！
菊華です。
少しですが、お待たせして申し訳ありません。
まずは雨崎 楓香さん、ガイドに登場してくださりありがとうございます。
そして参加してくださった皆さん、ありがとうございます。
おかげで毘沙門猫、見つかりました！！
＞毘沙門猫について
実は業者が知らない間に間違え、荷物が入れ替わっておりました。
探していたのですが見つからず、今も探している状態でした。
皆さんに見つかり、きれいになったので今回はハッピーエンド。ご褒美シーンも挿入しました。
もし見つからなかったら……「私の願いはかなわないのか！」と怒っておりました。
今回は皆さんにこちらを進呈します。
称号：かくれんぼマスター！
取得：中華料理のテイクアウトチケット（有効期限なしの物）×３
毘沙門猫の感謝の気持ち
それでは、今回はこの辺りで。
また縁がありましたら宜しくお願いします。
少しですが、お待たせして申し訳ありません。
まずは雨崎 楓香さん、ガイドに登場してくださりありがとうございます。
そして参加してくださった皆さん、ありがとうございます。
おかげで毘沙門猫、見つかりました！！
＞毘沙門猫について
実は業者が知らない間に間違え、荷物が入れ替わっておりました。
探していたのですが見つからず、今も探している状態でした。
皆さんに見つかり、きれいになったので今回はハッピーエンド。ご褒美シーンも挿入しました。
もし見つからなかったら……「私の願いはかなわないのか！」と怒っておりました。
今回は皆さんにこちらを進呈します。
称号：かくれんぼマスター！
取得：中華料理のテイクアウトチケット（有効期限なしの物）×３
毘沙門猫の感謝の気持ち
それでは、今回はこの辺りで。
また縁がありましたら宜しくお願いします。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2018年08月05日
- 参加申し込みの期限
-
- 2018年08月12日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2018年08月12日 11時00分
