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<七福猫シリーズ>毘沙門猫を探せ編
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序:毘沙門猫を探して
きれいな布やら石鹸やら、お供え物やら準備しているのは、
御剣 刀
。彼は肉まんをはもはもしつつ「毘沙門猫様いい猫様だ」と内心で呟いていた。
(まずは、寝子島武道場の跡地に行ってみよう。思い出じゃないけどそういうのがあったら持っていけるかな)
喜んでもらえるといいけど、と付け加えて刀は立ち上がった。
「ヒントは……うーん、やっぱりわからないなぁ」
そう言ったのは、ほんわかとした雰囲気の男の子、
曖浜 瑠樹
。そういいながら彼が歩いているのは旧市街である。
(寝子島武道場は旧市街にあったんだよねぇ? 武道場があったって所からシーサイドタウンの方向へ探していけばいいかもなぁ)
と考え、さっそく調査に向かっているのだが……、それは意外にもあっという間に見つかった。
寝子島武道場は寝子島神社の近くにあった。だが、既に建物は取り壊されており、現在は公園となっていた。
「ここのあたりからなんだねぇ」
と、呟いたとたん……瑠樹の手の上にゴマ団子が姿を現した。おいしそうだと思いながらもあたりを見渡すが、何もない。なんとなく「おあがり」とおだやかな声が聞こえた。
(? もしかして、毘沙門猫さんかねぇ?)
なんだか心がくすぐったくなり、少年はにっこりした。
「先客がいたのか」
瑠樹が振り返ると、刀がいた。彼は肉まん(2つ目)を食べてしまうとあたりを見渡す。
「うーん、思い出の品って無いか……」
「? お兄さんも毘沙門猫さん探しているのかい?」
少年の問いに、刀は頷きながら答える。2人の目的は同じ。ここは、一緒に動いてもいいだろう。瑠樹は「それじゃあ、2人で鬼ごっこの鬼だねぇ」とへにゃり、笑った。
瑠樹はゴマ団子を食べると、公園を写真に収めると、シーサイドタウン方面を向く。ここからたどってみよう、と考えたらしい。
「シーサイドタウンに行くのか?」
「うん! お兄さんは?」
「俺も、まずはそっちにいってみようと思う。写真から心当たりが出てな」
刀はそういうとわずかに口元を綻ばせる。
「よーし、毘沙門猫さんを探すぞー!!」
「探そう!」
その言葉ににこにこになった少年の、かわいらしい声が、公園に響く。青年もまた、それにつられて元気よくそう言った。そうしながらも、彼は手にしたチラシを見、考察を練るのだった。
(
大会
まであと少しね)
カレンダーを見ながら軽く体を伸ばしていた
篠原 翠響
は、小さくうなずいた。そして空気を入れ替えようと窓を開けた時……、風が吹いて一枚のチラシが飛び込んでくる。
「あら?」
とっさに掴んで内容を見れば……、毘沙門猫からの挑戦状だった。翠響はちらり、とスマホで時間を確認した。
(練習時間までまだ余裕がある。早起きしたからかしら? ふふ、暇つぶしにはちょうどいいかもしれないわね)
彼女は内心で頷き、親には散歩しながら練習に向かう、と言って家を出た。同時に目の前に現れるおいしそうな春巻。
「……え?」
虚空から出現する点心に思わず眉を顰める翠響。だが、聞こえてきた声に彼女は「あぁ……」と苦笑を強める。
「どうしよう、これ……」
ひとまず、家に行きお弁当箱を取りに行く翠響だった。
気を取り直してチラシ片手に街を歩く。そこで気になったのは、3枚目の写真だった。
(この「タジ」って文字は……)
毘沙門猫はスポーツセンターに移されるはずだったから、おそらく毘沙門猫はこの近くまで運ばれてきたのだろうと推測する。
(……どうみても、あの場所よね)
のこり2枚の写真も、そこに関係する場所だろう。翠響はそう判断し、軽やかに足を向けた。
「さて……」(あむっ)
一方、チラシを片手にベンチで考察している女の子がいた。
綾辻 綾花
である。彼女は突如現れたあんまんを口にしながらチラシに掲載されている写真を見つめた。
(1つ目。これは、スタンドのライトでしょうね。夜間でも試合など出来るように照らす照明のように規則正しく並んでるので。ピンぼけなのはいる場所方見えるけど遠いって事でしょうか?)
まばゆい光が規則的に並んだ写真から、次は緑の光景が広がる写真に目を移す。キレイに刈られただろうそれが何なのか、彼女にはすぐわかった。
(白い直線はスリーフットラインでしょうか? 少しぶれてるのは少し離れてるって事?)
脳裏にもやもやと、ここではないか、という予測ができてくる。綾花は三枚目の写真に目を移しながらあんまんをかじった。
「やっぱり……」
この文字の見える場所だろうか、と考えた彼女は、あんまんをよく噛んで飲み込むと元々持っていたペットボトルのお茶で一息つく。そして、つま先を目的地へ向けるのだった。
(それにしても……毘沙門猫かぁ)
道行く途中、刀は待っているだろう毘沙門猫の事を考えていた。傍らでは瑠樹が写真を見て首をかしげている。
(本来はスポーツセンターの武道場へ運ぶのが筋だけど、寝子高の武道場に来てくれないかな……)
なんて考えながら肉まんを頬張っていると、瑠樹がやんわりとした笑顔を向けていた。手には、おいしそうなちまきがあった。
「このちまきおいしいよぉ。お兄さんの肉まんもおいしそうだねぇ」
「ん? 交換してみるか?」
刀の問いに、瑠樹は「うんっ」とまばゆい笑顔で頷いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
神話・伝説
ゲーム
定員
15人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月05日
参加申し込みの期限
2018年08月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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