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とある館の侵入経路
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気づけば
新田 樹
は、夢の中の洋館の前にいた。聞こえてきた声に耳をすませ、樹はすぐに状況を把握した。
「失敗すれば夢から出られない……? フフフ。私好みのスリリングな試練だね。よし。やったるぜ!」
気合い充分。樹は洋館の敷地内へと足を踏み入れた。玄関の扉をそっと開けて中へ。
そこは玄関ホールだった。
「さーて、どこから行こうか。やっぱり階段を探さなきゃね」
樹は玄関の扉に背を向けて右側にある通路を進み始めた。ロウソクの明かりだけが通路を照らしている。
「何が出てくるかな?」
やがて通路の左側に現れたのは二階への階段だった。
「あれ? いきなり見つけちゃったか。うーん、でも」
通路はまだ続いているのだ。樹は散々迷った挙げ句、階段を登ることにした。
「二階も気になるし」
一段目に足をかけ、何気なく階段の先を見上げると、ロウソクで照らされているのは中二階、踊り場だった。
「!」
樹は壁に肩をつけて、体勢を低くする。
「……何あれ?」
虎模様の巨大な猫が眠っていたのだ。
しばらく猫を観察していた樹だったが、にやりと笑う。
「誘きだして突破しようかな?」
樹は通路まで戻り、踊場から見えない位置へと移動する。そこで上着を一枚脱いだ。
「やっぱり猫にはボールだよね」
上着を結んで丸め、捻じる。
「……行けっ!」
樹はろっこん、箱庭ーリトルガーデンーを発動させ、上着のボールを猫の目の前へ瞬間移動させた。
「ニャッ」
巨大猫が目を見開き、立ち上がった。さらに箱庭でボールを連続移動させる。
猫は不思議な動きをするボールを目で追い始めた。
「食いついてきてる」
ボールを通路へと落とすと、猫は床を蹴って、追いかけてきた。
「今だっ」
樹はボールにじゃれ始めた猫の横をすり抜け、階段をかけ上がる。
「楽勝、楽勝」
二階の通路に出ると、
「あれ?」
三階への階段はなかった。どちらにしろ二階を探索するつもりだったが、別のルートがあるようだ。
「望むところだよ!」
と、通路の壁、下の方に何やら穴が開いていることに気づいた。
通気孔だろうか。それにしては位置がおかしい。
「んー?」
膝をついて覗き込んでみると、奥まで進めるようだ。こどもなら余裕で入れるだろう。
樹は迷わず穴へ体をくぐらせた。
「どこに繋がってるんだろ?」
樹は謎の通気孔の中を曲がったり、段差を上ったりしながら四つん這いで進む。
「あっ」
ぼんやりとした灯りが見える。どうやら出口のようだ。
「よっと。……ここは……?」
部屋の中心にあるのはダブルベッド。内装から見て、どうやら寝室のようだ。
樹は立ち上がって服の埃を払う。ふと気づいた。ベッドの掛け布団が不自然に盛り上がっているのだ。
樹は息を吸って、捻じる。
すぐに箱庭ーリトルガーデンーが発動し、掛け布団が瞬間移動した。
「あれ?」
樹は眉を寄せた。ベッドの上には何もなかったのだ。
と、カーテンが引かれた窓の方に気配を感じ、持っていたガスガンを抜いて銃口を向ける。しかし、何もないし、誰もいない。
ガスガンを手に辺りを警戒する。壁沿いに進み、出入口のドアへと向かう。
「誰かいる? 見えないんだけど?」
声をかけてみるが、反応はない。
と、その時。
「わっ!?」
樹は気配を感じ、その場にしゃがみこんだ。
直後、壁を殴ったような音が響いた。樹の頭があった位置、その壁が少しだけ凹んだ。
「危ない、なっ」
樹は立ち上りざまに、ガスガンを透明な何かに向けて二発、発砲。手応えがあったかはわからない。出口であるドアまで走り、通路へと飛び出したのだった。
と、前方に人影が見えた。どうやら、同じように館の出口を目指している人がいるらしい。
「やあー、君も三階目指してる感じ?」
そう声をかけられたので手を振ってみた。
「そういうあなたもですかー?」
「奇遇だねー」
「ですねー」
すれ違いざまにお互いハイタッチ。
「グッドラック」
「ご健闘を」
その後見つけた階段で三階へ上り、樹は無事に脱出することが出来たのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年02月19日
参加申し込みの期限
2018年02月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年02月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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