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とある館の侵入経路
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夢の中の洋館の前で聞こえてきた声に耳をすませると、
椿 美咲紀
はすんなり受け入れて何度か頷いた。
「なら、脱出するのが最優先なのです!」
美咲紀は館を見上げ、敷地内へ足を踏み入れた。
そっと玄関を開けて中を覗くと、そこは玄関ホールだった。
「雰囲気あるのです」
美咲紀は息を飲みつつ中へ入ると、ホール内を見回した。
「やっぱりここは真っ直ぐ進むのです」
美咲紀は正面の扉の横にある通路へ向かう。
「あれ? いきなり一階クリアなのです?」
通路の先にあったのは階段だった。これで二階へ上がれてしまう。
「じゃ、遠慮なく」
美咲紀は階段を上り、踊場へ。
「ん?」
そこには鏡がかけてあった。自分の顔が写り込んでいる。
と、鏡の中の美咲紀が口元を歪め、不気味に笑った。
「!?」
思わず一歩後退。
「え、えーと」
美咲紀は素早くポケットからお菓子を取り出した。
「はい、よかったらお菓子食べるのです!」
笑顔で差し出すと、鏡美咲紀はきょとんとした。
美咲紀の反応が意外だった、とでも言いたそうだ。
「さあさあ!」
鏡美咲紀は戸惑いながらも手を伸ばしてきた。
鏡面から飛び出してきた手が美咲紀の持つお菓子を掴む。
「ゆっくり食べてね」
美咲紀は手を振って、階段をのぼる。
二階へと到着した。
「さて、どうしますかね」
どうやらこの階段は三階までは続いていないらしい。
美咲紀は二階の部屋を回りながら階段を探すことにした。
通路を右へと進む。
〇
気づけば
八神 修
は、夢の中の洋館の前にいた。聞こえてきた声に耳をすませ、修はすぐに状況を把握した。
ルールに乗る必要がありそうだ。
「ふむ。侵入ではなく潜入か。発見されないようにしろということだな」
可能な限り遮蔽物等で身を隠し、静かに行動をする。修はそう決めて、洋館の敷地内へと足を踏み入れた。
「玄関は止めるか。正面からはまずい」
館の周りを回ってみることにした。
「ん、これは」
修は足を止めた。見つけたのは裏口らしきドアだった。
ドアノブを握ってみるが、鍵がかかっているよう。
修は息をついて、今触れているノブに精神を集中した。ろっこん、『分解』を発動させる。
ノブは錠ごと修の手の中でバラバラに分解され、裏口のドアの施錠が解かれたのだった。
修はドアの隙間から中の様子を伺い、静かに体を滑り込ませた。
侵入した先は細い通路だった。そして、裏口のドアと向かい合うようにして目の前に現れた扉が。
「……丸腰で入っていいのか……」
修ははっとした。裏口のドアのそばに立て掛けてあったのは竹箒である。
「用心のためだ」
修は竹箒の柄を握ると、扉の取っ手に手をかけた。
それからそっと開く。
「ここは、厨房か?」
銀色の作業代や冷蔵庫、コンロなどが並んでいる。
「これが怪異の類だとしたら、撮っておいて損はないだろう」
修はデジカメを取り出した。それから起動させ、フラッシュを焚いて、ぱしゃりと一枚。
カメラの画面で確認してみると、
「なんだこれは」
フラッシュで明るくなった厨房内、冷蔵庫の周りに無数の青い光が写り込んでいた。蛍のようだが、どう考えてもこんな場所にいるはずがない。
と、修が顔を上げ、冷蔵庫を見やった時である。
「あはははははっ」
けたたましい笑い声が厨房内に響いた。
さすがの修も少しだけ動揺する。
「誰かいるのか」
そう呼び掛けるも、
「あははははははははははっ」
修は察した。恐らく、意思疏通ができるような相手ではない。
「あそこから、か」
声が聞こえてくるのは間違いなく冷蔵庫だ。しかし、どう考えても開けてはいけないものだろう。
修はそっと厨房の扉を閉めた。
「さて、まずは階段を探すか」
修は通路を歩き始めた。
とりあえずドアや扉はスルーして、玄関ホールを通り、館の端まで歩く。
「む、これか」
通路左側に階段の踊り場を見えてきた。その前で立ち止まって階段を見上げると、そこには、
「一体どんな種類なんだ?」
修の普通の猫より数倍大きな猫が体を丸めて眠っていたのだった。
「巨大な猫といえばメインクーンだが、それより大きい。一枚撮って置こう」
修は片手でカメラを構え、フラッシュを焚いて、撮影をした。すると、猫が目を開けた。
「……」
修と目が合う。しかし、猫はこちらを見つめたまま、微動だにしない。
「悪いな、通らせてもらう」
修は階段を上り、猫のそばを抜ける。
二階についてから踊り場を見下ろすと、猫は尻尾を立て、体勢を低くしていた。
狩人の目だ。狙われているらしい。
修は箒を床に置いてデジカメのストラップを外す。
「ほら、どうだ?」
左右に振って見せると、ストラップの動きを追って猫の目が動き始める。
飛びかかって来ようとした瞬間、修は下階へとストラップを放った。
「にゃああっ」
猫はとっさにストラップを追って、一階へと消えていった。
「さて。……ん?」
どうやらこの階段は三階へは続いていないようだ。再び、二階を周って階段を探さなくてはいけない。
と、二階の通路の先に人影が見えたのだ。
「誰かいるのか。なら放っておけない」
修は駆け出した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年02月19日
参加申し込みの期限
2018年02月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年02月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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