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【星幽塔】第九階層 ひと狩り、潮干狩り!
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☆交渉と料理
月詠は商人と交渉していた。
「特に貝類は今後も手に入れたい品だ。ルートを開き、喫茶『迷い猫』に反映させたい」
月詠の話に、商人は興味を示したようだ。
「こっちも商売だから、見合った利益が出るならやらせてもらうよ」
抜け目ない魚顔の商人と月詠は堂々と渡り合う。月詠もまた、星幽塔ではいっぱしの商人である。
「酒場が開いてない時間に開店する店だ。浜栗は酔い止めになると聞けば需要は必ずある。金銭は店の売上と塔の冒険で手に入れた宝で」
そこそこの手付金で商人は頷いてくれた。
どうやら交渉成立である。
(様々なレシピを開発したいね)
まずは今日の料理の反応を参考にしたいところだ。
「大丈夫か?」
「やはり平時でもナイフは必要ですね……」
修が駆けつけたときには、月は、口を使ってどうにか護身用ナイフを取り出したところだった。
修の協力も得て、無事ワカメのいましめを切るのに成功。
「私、何やってたんだろ……」
正気に戻った桜は水着を着なおし、月と共に貝のバケツを持ってみんなに合流した。
アリスとヒューマ、修と美咲紀も戦利品でいっぱいのバケツを持って戻ってきた。
ピエロットは疲れたのかまた眠っている。
ぬぎエビの効果が切れて水着を着なおしたアリスは元気に言った。
「たくさん採れたし調理するね」
いよいよ調理の始まりだ。
月詠がスケッチブックから取り出したのは
鰐牙包丁
と
緋色大鍋
。
「ぬぎエビか。煮たり焼いたりすれば効果もなくなるのでは? というわけで、ぬぎエビも包丁で絞めてから魚介と共に網焼きにしよう」
ワニの牙で作られているという包丁で、月詠はぬぎエビを絞める。
「コロガニは鍋でボイルしたり揚げたりだな。ヒヒイロカネの鍋は温度調節が楽チン」
「ヒヒイロカネって、希少鉱物だよね? 武器とかじゃなく鍋?」
アリスが驚いた顔で口を押える。
「勿体無いとよく言われる。だが食は万人を幸せにし、胃袋の掌握は世界を救うも同じ事。英雄(ヒーロー)の鍋だ」
平然と月詠が答えた。
「ヒーローか! よーし、私も手伝うよ」
自分も食事を提供する酒場で働くアリスは、なるほどと頷き、腕まくりして料理に加わる。
「焼いたり鍋にしたり……鍋は良い出汁がでて締めまで美味しいよね」
「やれやれ、すごい波だったな」
海から戻った亮は、商人たちにマジハワイを押し付けて、バケツを手に調理している月詠とアリスのところへやってきた。
ハイになった商人たちの笑い声が聞こえてくる。
「よし、バーベキューパーティーだ」
亮も下ごしらえに加わる。
料理好きで手先が器用な亮、さらに日ごろから店で料理慣れしているアリス。月詠も手際がいい。
「浜栗の硬い殻は包丁でパカンと」
二つに割れた浜栗の中身はウニに似ていた。
「パスタや野菜と併せてボンゴレやブイヤベース等に」
「うん、美味しそう!」
「ニンニクや香辛料、オリーブオイルを使った辛めの調理がとても合うはずだ。冷えたエールや炭酸を持ってくるべき」
と月詠は言い。
「貝にはやっぱりビールでしょ!」
アリスも自信を持って主張するのだった。
ニンニクとオリーブオイルのいい香りが漂った。
「さて、毒見するか」
「美味しい~! うん、別に変な気分にはならないよ」
「どうやら大丈夫のようだな」
「だいぶ集まりましたね、それじゃあこれをもってバーベキューに……」
そのころリリエルはバケツを手に歩きだそうとしていたが。
「はわっ!? まっすぐ歩けません!」
体が勝手に横歩きしてしまい、声を上げる。
「にゃ!? リリエル、どーしたの!? その歩き方!」
メリィが驚いて駆け寄る。
リリエルはバケツの中を覗きこんで、情けない顔をした。
「うう……知らない間にコロガニに触ってたようですね、メリィちゃんは大丈夫ですかー?」
「あたしは大丈夫だけど……リリエル、カニさんみたいだね?」
「ちょっと厄介ですがこれはこれで美味しそうなので調理しちゃいましょう!」
苦笑しつつリリエルは宣言し、メリィは元気に答えた。
「大丈夫! バーベキューまでの道中はあたしがお守りするからねっ!」
そんなわけでリリエルは、カニ歩きでバーベキューの場所まで移動する羽目になった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
動物・自然
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年02月16日
参加申し込みの期限
2018年02月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年02月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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