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寝子島高校
愛とウサギとチョコレート
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■究極のチョコレートとは
バニーだらけのチョコ調理場と化した寝子島高校の体育館。
悩まし気な表情で、一人の紫バニーが頬に手を添えた。
(何でバニー服なのかよく分からないですけど……でも、究極のチョコレート、ですか)
色気も食い気も兼ね備えている紫のバニー少女、
巫部 紫苑
はビキニタイプの際どいバニー服を身に纏う。
激しく動けばうっかりたわわが溢れそうな胸元ではあるが、そんな紫苑の意識はもはやチョコレートに集中し。
食べる事が好きな紫苑にとっては、オオカミ男が望む『究極のチョコレート』とやらがどんなものなのか、知りたくてしょうがない模様。
(気になりますね……)
オオカミ男とやらは美食家であり、至高だったり究極だったり、そんなチョコを求める凄い人なんだろう、多分。
紫苑はそう考えた。
(ならば……そんなチョコを私も食べてみたいですね♪)
そう思い、笑みを浮かべる紫苑。
(でも、手ぶらで行ってチョコを分けてください、というのも申し訳ないですし)
考えながら、紫苑は材料を手に取った。チョコレートにココア、砂糖に薄力粉。
(自分なり、ですが。究極のチョコレートを持参しましょう)
相変わらずマイペース、かつのほほんとした所作に見えつつも、紫苑は的確に材料を計量し、手早く調理を始める。
みるみる内に、様々な種類のチョコが完成していくのだった。
そんな調理場の一角で、
北条 冬華
は色白の肌を朱に染めていた。
体育館の中では沢山のバニーがいるものの、やはりこの際どいバニー服には慣れない、と思う。
冬華が着る黒のバニースーツはハイレグで、その美脚が惜しげもなく露わにされている。
元々ビッグサイズの冬華のバストは動けばバニースーツから零れそうな程。
少し歩けば頭上の黒いうさみみが揺れるのと一緒に、胸元のたわわがぽよよんと上下する。
そんな冬華に熱い眼差しを送るのは、冬華の御主人様である
桜 月
。
月自身も白いボディスーツに赤いタキシード、冬華に負けない程の豊満なボディを際どいバニースーツに詰め込んではいるものの、己の姿以上に冬華のバニー姿に目を奪われて仕方ない模様。
(本当ならばこんな可愛い冬華の姿、他の人には見せたくないけれど……)
月の熱い眼差しに、冬華が気づき。
「冬華、可愛い」
「ありがとうございます」
冬華がはにかんだ笑みを見せれば
「その中身は私しか知らないから、それで満足しておこう」
「月さんったら……」
突然の月の言葉に、更に頬が赤くなる冬華だった。
(あの男にチョコレートを渡さないとウサギになる、か……)
月は椅子に座り、冬華がチョコを作るのをじっと眺めていた。
月は料理が得意ではないことを自覚しているため、ひとまず冬華がチョコを作るのを見守っていた。
(だが……ウサギな冬華も可愛くていいかもしれない)
愛らしい子ウサギになった冬華を想像する。優しく指で撫で、たくさんたくさん愛でて……
(いやいやいや、落ち着こう私。流石にウサギになるのは駄目だ)
絶対ウサギ姿も愛らしいのはわかっていはいるが、一方的な触れ合いになってしまう。
冬華の潤んだ眼差しや伸ばされる手に口付けすること、それ以上のことも叶わなくなってしまう。
そう思うと、どこかソワソワと落ち着かなくなってしまう月。
(そうだ、ならば冬華の手伝いを!)
そう思い月が立ち上がった矢先、冬華が笑みと共に振り返った。
「……月さん、ひとまずビターなチョコレートを作ってみたのですが、いかがでしょう?」
冬華の手にはいくつかのトリュフチョコ。
「早い。流石だな、冬華。……ちょっと味見させて?」
どうぞ、とチョコをつまむ冬華に、月は悪戯な視線と共に口を開き。
クスリとした笑みを見せ、冬華は月の口にチョコレートをあてがった。
月の舌の上でとろけていく、ほんのりとビターなチョコレート。
「カカオ70%なので、そこまで苦くないかと思いますが……」
「あぁ、とても美味しい。舌触りも滑らかで……冬華、もう一個」
「もう、月さんったら……」
そう言いつつも、月への口にチョコを滑らす冬華。
「うん、甘くて美味しい。いくらでも食べられそうだ」
もぐもぐと満足そうな笑みを浮かべる月。それと同時に
(これをあのオオカミにあげるのか……勿体ない)
そんな思いがよぎる。
「……よし」
月が冬華に向き直る。
「冬華、これは私に頂戴? 私も手伝うからもう一つ作ろう」
そう言う月に
「わかりました。じゃあもう一個作りましょうか」
穏やかな笑みを浮かべる冬華だった。
「冬華、多分男だからもっとビターでも大丈夫だよ」
「そうでしょうか? それならばもっとビターなチョコレートを使いましょう」
月の言葉に冬華が頷く。
「あ、あそこで製菓用のチョコが配られているようだ」
月が見つめる先には、
天満 七星
の姿。
七星は様々なチョコレートを加工しやすいように丁寧にテンパリングしたチョコを皆に配っていた。
そんな七星から不思議な香りのするチョコを譲り受けた月。
「更にもっとビターに……」
冬華が目を離した瞬間に無糖のココアをドバッと投入する月。
うん、黒くなった、と満足そうな月に、冬華は
(こんなに黒かったでしょうか?)
と首を傾げる。
「それに、わざわざ一口サイズにしなくても、一枚でいいだろう。ハート型なら喜ぶ、多分」
「月さんがそうおっしゃるなら、そうしましょう」
月がチョコを作る姿に新鮮味を感じながら、そっと見守る冬華だった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
金原りく
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
お色気
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年02月14日
参加申し込みの期限
2018年02月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年02月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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