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愛とウサギとチョコレート
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■デジャヴュ★バニー
(頭が痛い……)
鴻上 彰尋
が憂いを帯びた表情で頭を下げれば、その動きと同じく彰尋の頭上の黒いウサ耳もへにょりと垂れた。
そしてその視界には……たわわな胸の谷間。
そう、彰尋の姿が女体化バニー姿に変わっていたのだ。
黒のレオタードに、燕尾服タイプのベスト。
黒のストッキングは肉感的な太股をより魅力的に彩り、また胸元の青いタイは彰尋の豊満な胸元に吸い込まれるかのように挟み込まれて、それはそれはイェスバニー!
(な、なんでみんなバニーなんだ……)
寝子島の街がいつの間にかウサギ姿だらけになっていた……だけならまだしも。
自分までもがナイスバニー、しかもたわわナイスバディな女性バニーに変身していたのだからそれはそれは頭が痛くなる。
ましてや、謎のオオカミ男のギブミーチョコレート宣言。
(とりあえずオオカミ男にチョコを渡しに行かなきゃいけない様だけど)
チョコをどうしようか、と悩みつつ。ひとまず街を行く彰尋。
ショーウィンドウに映る自分の姿に違和感、そして羞恥心がこみ上げるばかり。
(とりあえず、作るなら材料を買いに行かないと。……出来るだけ、知ってる人には会いたくない所なんだけど……)
どこで材料を揃えようか、と街を行く彰尋。その黒いうさぎ尻尾は、歩く度に不安そうに揺れるのだった。
一方、その頃。
「くそっ……!」
ガシィンッ! と強く壁を叩く音が路地裏で響いた。
「この島はこんなのばっかりか!」
ホントすみません、と壁が答えたかどうかはわからないが、拳に宿った憤りを壁に向かって発散する白バニーガール――
獅子目 悠月
の姿がここに。
壁に向かって拳を振るう度に、悠月はぽよん、ぽよよぉん、と胸元で大きくバウンドするものの存在を再認識してしまう。
ノースリーブタイプのレオタードは悠月の女体化した肢体をピッタリと包み込み。また、そのたわわなバストラインを際立たせている。
拳を振るう度に揺れる白いうさみみ。そして豊満な乳。胸元の赤いネクタイは胸の谷間に沈み、バストの下へと追いやられている。
「長くこの姿でいたくない、さっさと終わらせてやる!」
そう言い、悠月がクルリと踵を返せば。情熱の炎のように赤い悠月の髪先がなびくのだった。
見覚えのある赤が目の前を掠めた気がし、彰尋は思わずその赤を目で追った。
「……あれ?」
颯爽と歩く後ろ姿は、明らかに白いバニースーツを着た女性のもの。歩く度にそのハイヒールからカツカツと靴音が鳴り、白いうさみみがピョコピョコと揺れる。
(……あれ? もしかして……)
既視感を覚える彰尋。
そっと白バニーの後ろをついて行く。
白バニーはいくつかの店を通り過ぎたあと、一軒のお店へと入っていった。
(うわぁ、凄い高級店じゃないか……!)
その値段の高さに驚いた記憶しかないチョコレート店。寝子島にこんな店あったっけ? とも思いつつ、彰尋が店内を眺めていると。
「ありがとうございました」
しばし後。上品な声に送られながら、白いバニーガールが店から出てきた。
店から出て来た彼女の不機嫌そうな表情に、彰尋の疑惑は確信へと変わった。
「君……ひょっとして、悠月君?」
つい声をかけた彰尋。その言葉に、白バニーこと悠月は
「ん?」
と、その見るからに女性に見える顔を彰尋へと向ける。
(思わず名前言っちゃった!)
口元を押さえ、彰尋はこれまで培った演技力を駆使し、動揺を隠す。そして悠月へと次の言葉を投げた。
「あ、私、彰歩(あきほ)と言いま……」
「お前、鴻上か?」
残念即アウト。
ですよねー、と肩を落とす彰尋に
「偽名を名乗っていても顔でわかる」
そう言いながらも、彰尋が直ぐに気づくと言うことはきっとお互い様なんだろう、と悠月は思う。
(俺だけが女性の身体になってたわけじゃなかったんだな)
そう思いつつふん、と腕を組めば、更に強調される悠月の胸。
「君も女の子になっちゃったんだね……」
目のやり場に困る、と思いながら。彰尋は悠月の姿から視線を逸らしながら言う。
そんな彰尋の姿に悠月も
(何故だか……遠いどこかで似たような目にあったような……)
瞳を瞑り、記憶を思い起こそうとする悠月。
(なんでかな、悠月君の姿に違和感を感じない、というか前にどこかで……)
そう、それは前世での絆と闘いとバニーの記憶……!
「いや、多分これが思い出しちゃいけない記憶だ忘れよう」
思わず口から零れた悠月の言葉に、彰尋も我に返り。
「そ、そうだ。悠月君、高級なチョコ買ったんだね」
悠月の手に持つチョコを見れば
「オオカミ男にあげるなんて癪だが……極上の、という位だからどうせ高いチョコでもくれてやれば満足するだろう」
悠月の言葉に彰尋は
(それ、ブランドの価値知ってたら本気と間違われちゃうやつだよ!)
等とそっと思う。
「で、お前もあのふざけた城に行くのか?」
「え、あぁ、うん」
「もう準備したのか?」
悠月が問えば
「いや、自分で作ろうと思って」
オオカミ男の好みがわからないから、ミルクとビターの2種類のチョコをトリュフにして……と真剣な表情で語る彰尋に
(手作りだなんて、しかも味の好みにバリエーション……本気にさせるものじゃないか?)
と思う悠月。購入も、手作りも、皆尊いのです。
「そうか、なら一緒に行かないか? 作るなら待ってるから」
え、いいの? と申し訳なさそうな表情を見せる彰尋に
「2人いれば少しはマジになるだろう」
羞恥心が、という言葉をしまいながら、悠月は頷くのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
金原りく
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
お色気
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年02月14日
参加申し込みの期限
2018年02月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年02月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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