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●夜明け
八神 修
は九夜山の頂上近くにある三夜湖へ来ていた。目的は三夜湖から見える夜明けの撮影。ゆえに今回はテント泊。最適な場所から撮影するために、まだ日が高いうちに湖を周回してポイントを探す。
修は新聞部部長ということもあり、いつも内ポケットにカメラを入れている。薄型ながら光学ズーム60倍という性能。1台持っておくと何かと便利な代物だ。しかし今回は計画撮影。修はそういうとき一眼レフタイプを使う。今回も肩から提げてここまでやってきた。
湖の周回をしばらく続ける。ある程度よさそうな場所の目星はつけているが、なかなか決めきれない。というのも、実際に撮るのは今ではなく夜明けなので、それを考慮した位置取りをしなくてはならない。かなり疲れる作業だが修は手を抜くつもりは無い。
そして検討の末、撮影するポイントを決めた。北部の出島様の土地が、湖へ伸びていく道に見える場所だ。やや上から俯瞰する形で手前の池辺の樹も取り入れ、角度などを調整して三脚を設置する。気付けばもうすぐ日が暮れようとしている。完全に暗くなる前にテントへ戻る。
テントの入り口を閉めてランタンを灯すと持参した弁当を口に運ぶ。食事を終えるとランタンの明かりを頼りに勉強を進める。とはいえ明日は朝早く起きる必要があるので勉強は程ほどに早めに切り上げる。
(どんな写真が撮れるだろうか……)
期待を胸に寝袋にくるまって眠りについた。
翌朝。修は目を覚ました。周囲は暗く、まだ日は昇っていないようだ。ランタンを点け、懐中電灯を手に取る。テントの外は山のなかというのもあって少し冷える。しかし大した問題ではない。修は軽く体を動かして全身を解す。三脚を置いた場所まで移動してカメラを設置すると、折り畳み椅子に座って夜明けをじっと待つ。
しばらく暗い空が続く。やがて、うっすらと周囲が明るくなってくる。靄が湖を満たしていく。星が囁きを弱めて去っていく中、靄に包まれた湖がゆっくりと姿を現す。央へ伸びゆく大地も木々もまだモノトーンに沈黙している。修はこの静謐さに快さを感じた。
時間が進み、明るさは色を持ち始める。朝陽と雲の綾なす光陰。靄に浮かぶ情景はまさに神秘と呼ぶにふさわしい姿だった。
(まだ地に人が居なかった時代の、古の記憶を揺り動かすようだ……)
修は無心でシャッターを切る。数秒ごとに。何枚も。何枚も。
神なるものの気配。修は確かに此処に在ると感じた。
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あとがき
担当マスター:
星織遥
ファンレターはマスターページから!
この度は、シナリオへのご参加ありがとうございました!
写真を撮る動機や思いを感じられて、書いていて楽しかったです。
改めて、この度はありがとうございました!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月22日
参加申し込みの期限
2018年01月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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