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\ オーバータイム!/
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駆け抜ける嘶き
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タルトの計画は至ってシンプルだ。
タルトがろっこんを使い猫に変身して、
自身を馬オトコに追いかけさせて山まで誘導してやろうというもの。
「少し、危険すぎないか」
「山に入っちゃえば、体の大きな馬オトコより猫の僕の方が断然有利だよ。夜行性だし」
修が眉を顰めて尋ねるが、当のタルトはそこまで気にした風もない。
それでもまだ納得しきれない様子の修に、白露が口を挟む。
「僕が思うに、アイツは人に直接危害は加えないから大丈夫だと思うよ」
陰陽師のカンだけどね、と笑う白露はどこか楽しそうだ。
「なら、むしろ心配なのは山の中で怪我したり、迷子になることの方か。
大丈夫かい?」
ティオレが尋ねれば、タルトは任せて、と笑う。
こればかりはタルトに任せるほかない。
結局修も最後には渋々ながらも承諾し、四人は馬オトコ送還作戦に乗り出したのだった。
まずは、無言で佇む馬オトコにティオレがそっと近づいて、
先ほどと同じように羽交い絞めにして動きを封じる。
動けない馬オトコの目の前に、水筒の水を被って猫に姿を変えたタルトが現れ
わざと自分を追いかけるように仕向けた。
目の前でタルトがにゃーんと鳴けば馬オトコの耳がぴくりと反応し、
馬オトコはその鼻面をタルトの方に向けた。
にゃっ、とひと声鳴いてタルトが駆け出すと同時にティオレが馬オトコを解放してやると、
馬オトコは甲高い嘶きと共に、猫のタルトを追いかけて走って行った。
「……大丈夫だろうか」
修が心配そうに、タルトと馬オトコが駆けていった方を見つめる。
夜の闇の中、九夜山がくろぐろとそのシルエットを横たえていた。
「すばしこいのは確かだし、
なんかあったら逃げてくるとは思うけど……まあ、心配だよねえ」
さすがにこの時ばかりは、白露さえも不安そうな面持ちだ。
「しばらく待って帰ってこなかったら、私が探しに行ってやるよ」
盗賊稼業が長いティオレがそう請け負う。
三人は言葉少なに、落ち着かない気持ちでタルトの帰りを待っていた。
一方その頃のタルトは、馬オトコに恐ろしいほどに追い上げられながら
付かず離れず、全力で逃げていた。
猫は確かにすばしこいが、そう長く走り続けられるわけではない。
単純な持久力と脚のストライドで言えば、体の大きな馬オトコの方に利があった。
(九夜山に駆け込むまでが勝負、って感じかな…!)
胸の中で呟いて、タルトは牙を食いしばった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
白丸 あこ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年01月05日
参加申し込みの期限
2018年01月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年01月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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