this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
<月華>恋ノ紅ノ瞬キノ ―呪皇龍愛憐―
<< もどる
1
2
3
4
5
…
12
つぎへ >>
起:再び相見える為の
「連戦は流石にきっついよね……」
志波 武道
はそういいながら祭壇にあった果物を食べていた。新鮮な果物は何故か冷たく、果汁はとても喉越しがよかった。
傍らの
呉井 陽太
が果物の甘みに僅かに顔をほころばせる。だが、時間は無い。もうそこに龍は来ているのだから。他のメンバーも素早く支度をしているようだ。
「陽太君はどうする? 俺は白虎族の力を生かして龍と対峙してこようと思っているんだ」
「そっかぁ。俺はちょっと精神世界とやらに行って来るよ。気になった事もあるからね」
確かに先ほどまでの戦いや、帳の過去を見た事で疲労を感じているのは確かだ。しかし、ここが正念場である。
2人は互いに武運を祈りながら、ハイタッチしてそれぞれの行動に移るのだった。
その頃。
新田 亮
は、妹の
新田 樹
の姿を見つけていた。丁度『福玉』を握り締め心が安らいでいる最中の出来事だった。
「兄さん~♪ なんか鱗とか生えていてかっこいいね!」
「そういう樹も、角がかっこいいな」
「え?」
樹は兄に言われてから気づき、小さく声をあげる。だが、事情を兄から聞くと僅かに目を光らせた。
(えっ? 龍と戦うなんてなんか心躍る!)
亮自身は龍となった女性の精神世界へ向かうと言う。樹は笑顔で
「それじゃ、私は龍との戦いを援護してくるよ。兄さんも頑張ってね」
「おう。無茶するなよ」
兄と妹は拳を合わせると、互いに笑いあうのだった。そのまま樹は近くを通りがかった武道と、亮は陽太と合流する。あとは、やるしかないのである。
同時刻・少し離れた場所で……。
「これを使って、呪皇龍さん……愛憐お姉さん達を止められるかなぁ?」
曖浜 瑠樹
は錆びた剣を帳たちに見せていた。刹弦は瑠樹からその剣を受け取ると、錆びを見て目を細める。
「古い剣ですね。念のために聖水で清めれば、使えますよ」
「そうね。元々愛憐様の血で錆びた剣だったけど聖水なら負の力を払ってくれると思うわ」
彼と共に剣を見、帳が頷く。彼女は元々その剣が持つ負の力を呪皇龍の降臨のために使おうとしたらしい。
「それに愛憐様は贄姫たちの魂の集合体。真新しい剣よりも、それの方が効果が出るかもしれないわ。儀式の行い方だったら元神官の刹弦の方が詳しいけど……」
そう言って、帳がちらりと天を見る。いまにも雨が振りそうな空に焦りを覚えているようだ。それは、刹弦たちも同じである。
そこに話を聞いていたと思われる白鋼がやってきた。
「なに、神官を数名つければどうにかなるだろう。刹弦殿も少し手伝えるか?」
「あぁ。星華、少しの間結界の維持を1人でできるか?」
刹弦の言葉に、星華は小さく「ええ」と笑顔で頷いた。
「! ありがとう!! おれ、すっごくがんばるよ!」
瑠樹はほっ、としたような笑顔で剣を手に頷いた。
善は急げ、とばかりに急ピッチで儀式の案が組まれる。祭壇は新たに(簡易的にではあるが)物資で組み、それを中心に(これまた簡易的ではあるが)陣を描く。瑠樹もできる範囲で手伝った。
それでも形になったのは刹弦のお陰だろうか? 彼はてきぱき呪文に間違いが無いか、チェックすると、瑠樹に儀式の行い方やコツを教えてくれた。
「正直に言えば、この儀式は成功率が低い。大きな賭けになるだろう。だが、上手くいけば精神世界に行った面々を助けてくれるに違いない」
「ありがとう。歌うのは苦手だけど、読み上げたり、踊ったりはできるよぉ! おれ、儀式をやり遂げてみせるよ!」
瑠樹がぎゅっ、と手を握り締めて力強く頷く。刹弦は彼の笑顔に暖かい物を覚え、頷き返して背を向けた。
「……ここは?」
常闇 月
が我に返ると、見知らぬ砂漠だった。目の前には、友達である
八神 修
と
椿 美咲紀
がいる。ただし、修は髪が長く伸びているだけでなく、幻獣・麒麟を思わせる角が映えている。傍らの美咲紀は背中から赤い翼を生やしていた。
「常闇、急ですまないが、力を貸して欲しい」
「状況について掻い摘んで説明すると……、この世界に呪いをかけた張本人との決戦なんです!」
修と美咲紀の言葉に初めははてなマークが飛び出す月だったが、少し月華世界の事情を教えてもらうと、ややあって空を見上げた。迫り来る龍に、月の目が細くなる。
(アレを、相手に……)
月は2人に向き直ると、ぐっ、と手を握り締めた。
(正直言って、状況が正しく飲み込めていないのが現状です。……しかし、大切な友人を助けるのにさほど理由は必要ないでしょう)
相手は大きな龍だ。けれども、月の目に躊躇いも恐怖もなかった。友達の力になりたい、という思いだけが胸の中で燃え上がる。同時に白虎の耳と尻尾が生え、月は身体に力がみなぎるのを感じた。
「出来る事を、やろうと思います。お二人も気をつけて」
「ありがとう、月ちゃんっ!」
美咲紀は月の手を取り、ぎゅっ、と握り締めて感謝する。修もまた月に礼を述べた。月はこくり、と頷いた。
そこに現れたのは、帳である。彼女は新たにやって来た月に一礼すると、修と美咲紀を呼ぶ。彼女の後ろには共に呪皇龍愛憐の精神世界へ行く事にした面々がそろっていた。
「ご武運を。時間は稼ぎます」
月はそういうと、修たちに背を向け、龍へ向かう面々へと合流した。修は月を見送ると、「俺たちも、いこう」と、表情を引き締めた。
<< もどる
1
2
3
4
5
…
12
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
<月華>恋ノ紅ノ瞬キノ ―呪皇龍愛憐―
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
バトル
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年06月17日
参加申し込みの期限
2018年06月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年06月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!