this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【三寮祭】星ヶ丘、マスカレード☆
<< もどる
1
…
37
38
39
40
41
…
58
つぎへ >>
■オオカミ探しの始まり
シオ・レイゼルオーク
は、一人星ヶ丘寮の祭へとやって来た。
星ヶ丘、またその寮は高級チックなイメージからか、どこか近寄りがたい雰囲気があり。
このような機会でもなければ入り込めないだろう、とシオは思う。
緑のロングドレスに身を包み、黒の長手袋を着用。
肌の露出は少ないが、それがまた大人の女性であるシオの色気を醸し出す。
「メイクもしてもらえるのね。それじゃあ、今回のイベントに相応しいようにお願いね」
愛らしく笑むシオに、星ヶ丘寮の生徒である小柄な少女――
桜 月
は大きく頷いた。
月の手によりシオの灰色の髪はアップに纏めあげられ、そして黄色い瞳を更に引き立てるように、テキパキとシオの肌にメイクを施していく。
仕上げに、金の飾りのついた黒猫の仮面を身につければ。
「素敵だわ……ありがとう」
美しく魅惑的な笑みと共に、シオは星ヶ丘寮の世界へと飛び込むのだった。
シオの期待通り、やはり星ヶ丘寮は華やかで。異国に来たような感覚に陥る。
すれ違う人々も皆、仮面を付け鮮やかなドレスやタキシードに身を包んでいるのをシオは楽しそうに眺め歩く。
寮内を見て回るカップルの姿を見つければ、つい
(あの人だったら、どんな服装してたかしら)
一緒に参加したかったパートナーの姿が浮かんでしまう。
彼だったら、どんな衣装が似合うかしら、といくつかの服装を頭に思い描けば、シオは自然に笑顔となるのだった。
そんな折。
『レディース エンド ジェントルマン。皆様、大変です』
星ヶ丘寮内に上品な声が響いた。
『どうやらこの中に悪いオオカミが潜り込んだようです』
声の主は、落ち着いた口調で全ての来寮者に向かって話しかけ。
音楽団の演奏も止み、寮内の者は皆、耳を澄ましその声に聞き入っていた。
『我こそは、と思う者は銃を手に取り街へ出てください』
(あら、面白そうじゃない)
シオはニンマリと笑みを深め。
『夜の狩りは大変危険。どうか明るい内に狼を狩りつくして下さい。でないと……』
一呼吸置き。
『大変なことになってしまいますよ~?』
含みを持たせ、そして楽し気な声色が響き渡れば。
(ふふ、目指せ、全オオカミ発見! ね)
足取り軽く、シオは銃の受け取り場所へと向かうのだった。
唇の前に人差し指を立て、不敵な笑みを浮かべていた
加瀬 礼二
はその指をそっと下ろした。
そして優雅に一礼をすると、檀上から下がっていく。
マイクを通して、先程の口上は星ヶ丘寮中に響いたことだろう。
「さすが礼二、素晴らしかったよ」
礼二が壇上から降りてくれば、待っていた
弥逢 遊琳
がメイド服の胸元でパチパチと手を叩く。
「それに、その衣装も良いね」
今回のプチイベントで司会役を買って出た礼二。
その身体は白を基調とした王侯貴族を思わせるような衣装であり、肩からは立派なマントが礼二の身を包んでいる。
青い薔薇と羽根飾りのついたマスクの奥の青い瞳は、遊琳に向かって笑みを見せていた。
「お褒めに預かり光栄ですねぇ」
その内に、アナウンスを聞いたハンター志望の者達が礼二や遊琳の元へと集まってきた。
改めて礼二がルールを説明し、
「ちなみに、この銃の威力とペイント弾の跳ね具合はこの位ですよ~」
と笑みを称えたまま容赦なくオオカミ役の寮生を撃つ様は、どこかサディスティックでハンターすらも怯えさせたという。
「水性ですのですぐに落ちますが、ご入り用でしたら直ぐに替えの衣装も手配いたしますので、お気軽にお申し付けください」
遊琳も笑み、しなやかな手で集まってきたハンターへと銃を渡していく。
「どうぞ、御武運を」
愛らしいメイド姿の遊琳の艶やかな笑みに、ハンターたちは更にやる気を燃やすのだった。
(ふぅん……サバゲー好きの私にぴったりのイベントだね)
食事中にアナウンスを聞き、飛んできた樹。
じぃっと受付所を見る。
(そうだ、銃を受け取らない人の格好を覚えよう。オオカミの可能性があるわけだし。……それと)
樹はそっと瞳を閉じ、そこから意識を集中し始める。
樹のろっこん『箱庭(リトルガーデン)』は樹から50m以内の指定場所に瞬間移動させることができる。
それにより
(よっし、ゲット!)
ペイント弾が充填された一丁の銃は、樹の手の中に。
(オオカミに見られる心配がないから、私がハンターだって気付かれ難くなるだろうしね)
きひひ、と笑い。樹は更に受付所の監視を続けるのだった。
(……おや?)
遊琳は気付いた。いつの間にか、銃が一つ消えている。
(気のせい……じゃないよね)
小首を傾げる遊琳だった。
オオカミ探しのゲームが始まれば
「ところで、来場者はオオカミになれるのかい?」
スタッフに聞いたのは
薄羽 白露
。
「なれるのならば僕はそっち側で参加したいかな」
ニコニコとした笑みを浮かべる白露に、そこを通りかかったメイド姿の遊琳が
「良いんじゃないかな。オオカミが足りないって礼二が呟いていたし」
それでは、とスタッフが二重の仮面とオオカミの尻尾を白露に装着させる。
「あぁ、似合っていますね」
遊琳が笑みを浮かべれば、白露もまた口角を上げる。
「最後まで残れるように立ち振る舞うつもりだよ」
白露がくるっと一回転すれば、尻尾が揺れ。
「えぇ。ご活躍を楽しみにしております」
そう言い遊琳は頭を下げ、礼二の元へと戻るのだった。
<< もどる
1
…
37
38
39
40
41
…
58
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【三寮祭】星ヶ丘、マスカレード☆
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
金原りく
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
69人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月24日
参加申し込みの期限
2017年12月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!