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【三寮祭】星ヶ丘、マスカレード☆
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■行かないで、シンデレラ
そんな
如月 蘇芳
と
天宮城 因
の愛憎溢れる華麗なダンスを、チキンとスマホ片手にジィッと見つめる者がいた。
そう、
千歳飴 楓子
である。
星ヶ丘寮の高品質な食事をコレデモカという程堪能し、スマホ片手にチキンを食べ歩きながら、楓子は噴水広場へとやってきた。
(おや)
楓子の視界に入ったのは、愛らしいプリンセス因と、プリンス蘇芳。
仮面で顔を隠していても、背格好と雰囲気によりピン! と気づく楓子。
(いつの間に二人で仲睦まじく踊る仲に)
チキンをムシャリと頬張る。
スパイスの香りが鼻を抜け、舌に上質な胡椒がピリリと刺激を与えてくる。
(絵になる二人だ。そして美味い肉だ)
空いているテーブルに腰掛け、更なるチキンにかぶりつく楓子。
スモークされたチキンは桜のチップで燻されたようで、これまた香ばしさが段違い。
周りからの視線を舞踏会で集める因と蘇芳はまるでシンデレラと王子のようだ、と思いながら。楓子はチキンにかぶりつくのだった。
曲の終わりが見えてくるにつれ、二人のダンスは優雅さを増していく。
周りからは麗しい二人の愛のステップに魅了されるばかり。
しかし、実際は
(この因を侮辱するなんて、ほんっと許せない、すおーさんこそ転んでしまえばいいんですよぉ)
難しいステップで挑発する因に
(小手先ばかりのステップで……因君らしい)
悠々と己のペースのステップに持っていく蘇芳。
バチバチと火花さえ飛び交いそうな程の熱いダンスバトルがここに行われているとも露知らず、変わらず周りからはうっとりとした視線が投げかけられており。
「このダンスが終わったら別行動しよう」
「言われなくても! ですよぅ!」
そんな言葉を交わす場面すら、その麗しさから愛の言葉を交わしているように見え。
抱きしめるかの如き動きをラストに、曲は終わりを迎えたのだった。
二人の熱いダンスが終われば、周りからは盛大な拍手が沸き起こる程。
楓子もそっと拍手をし。
(……終わったようだ。声をかけよう)
ようやく手を離し、そのままプイッと逆方向に歩き出しそうな因と蘇芳に楓子は近づき、二人を軽やかな声で引き止めた。
「因氏、蘇芳氏。二人共来ていたんだな」
因と蘇芳の視線が楓子に集まり、二人の表情は幾段にも和らいだ。
「あれぇ、奇遇ですねぇ楓子さんっ♪」
心から嬉しそうに因が楓子の腕に巻き付く。
「やぁ、こんばんは」
蘇芳もまた柔和な笑みを浮かべ。
「ダンス、見ていたぞ。素晴らしかった」
「きゃあ☆ お褒めに預かり光栄ですぅ♪」
「とても息が合ったダンスだったぞ、仲が良くないと出来ない芸当だ」
喜びに頬を染めかけた因の表情が冷たく固まる。
「丁度良かった。楓子ちゃんも踊ってみないかい?」
蘇芳は褒められた部分を軽くスルーし、楓子へ右手を差し出す。
「ん? 楓子もダンスを?」
「あぁ。ある程度ならリードできると思うよ」
笑みを深める蘇芳、美しくキラキラとした眼差しで楓子の眠たげな水色の瞳を真っ直ぐに見つめる、が。
「……いや。先程の素晴らしいダンスは二人の絆あってこそだろう。蘇芳氏に恥をかかせるのも忍びないため、お断りしよう」
手もまだベタついているし、と良く見れば楓子の片手には食べかけのスモークチキンが。
「そう? 残念だな。楓子ちゃんとならきっと、因君なんかと違って楽しいダンスを踊れると思ったんだけどな」
「一回フラれてるのにまだ食い下がるなんてみっともないですねぇ、すおーさん」
「このままじゃラストダンスの相手が因君になってしまうだろう、そんなの後味最悪じゃないか」
「そう言われたら因だって同じじゃないですか、後味最悪ですぅ」
「今日もチームワークばっちりだな、楓子にはマネできない。……おっと、イベントの終了時間が近づいてきた。追い込みをかけねば」
そう言いながら、楓子の視線はスマホに注がれる。そしてそっと因と蘇芳の輪を離れようとする楓子だった。
「ちょっと待ってください、楓子さぁん!」
「コレと二人きりにさせないでほしいのだけれど」
シンデレラを追いかける王子の如く、楓子の後を追う蘇芳と因であった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
金原りく
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
69人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月24日
参加申し込みの期限
2017年12月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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