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【三寮祭】星ヶ丘、マスカレード☆
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■星ヶ丘寮スタッフの仕事ぶり
できる従者は白鳥の如く。
それを体現しているのが、
檜扇 唱華
である。
星ヶ丘寮専属のメイドであり、
旅鴉 月詠
を主人としながら日々、星ヶ丘寮で仕事をこなす。
檜扇家は代々従者を配する家系であり、唱華も、また妹である
檜扇 舞華
も今回の祭のために更なる力を発揮していた。
普段は声優学校に通っている舞華に至っては、この祭や準備のために『お家の事情で!』と声高らかに学校へお休み宣言を出している程。
そんな可愛い妹の姿を思い浮かべれば、常日頃から柔らかな笑みを浮かべる唱華の笑みが更に深まる。
妹の様子を考えつつも、唱華はプール再度でそっと片目を閉じた。
そして『聞きたい』と願った途端……唱華の耳に様々な声が聞こえてくる。
『ねぇねぇ、唱華さん。そろそろ僕の上の料理がなくなりそうだよ!』
「ありがとうございます。調理師の方々にお伝えいたしますわね。他の皆さんはいかがでしょうか?」
『俺はまだ大丈夫だが、サンドイッチを乗せた大皿は大人気だな』
「そうですね……もう一枚、お皿を追加するようにいたしましょう」
彼らの声を聞き、瞬時に必要な料理、また皿の数を頭に入れる。
「皆様、ありがとうございます。また何かありましたらお申し付けくださいませね」
『はーい!』
愛らしい声が重なった。
唱華が不足し始めている料理を厨房に伝え、またも『聞きたい』と念じれば。
『ねぇねぇ、唱華さん。僕の下で何かが動いてるよぉ!!』
「あらあら、何かしら?」
唱華がテーブルの下をそっと覗き込めば、愛らしい猫がニャァンと鳴き。
「……寮生さんの飼い猫さんのようですわね」
見覚えもある猫に手招きをすれば、猫はニウニウと鳴きながら唱華の手に寄って来た。
『あ、その猫ちゃんの飼い主さんなら、さっき噴水広場へと向かったの見たよ!』
「教えていただきありがとうございます。祭の最中で何かありましたら大変ですし、飼い主さんにお渡しいたしましょう」
唱華がトランシーバーで噴水広場に配置された同僚へと連絡を取れば、ものの見事に飼い主が見つかり。
「これから保護にいらしてくださるとのことです。皆様、ありがとうございました」
ニッコリとした笑みを浮かべる唱華に、皆
『いつでも聞いてね!』
と楽しげな声を返すのだった。
……唱華が話している相手、それは彼女のろっこん『声無き声』により会話が可能となった人工物たちである。
料理の乗った皿、テーブル、そして植木鉢などなど。
元々、テキパキと仕事を完璧に成し遂げる唱華ではあったが、このろっこんの力により更に迅速な対応が可能となったのは言うまでもない。
ヒトが気付かなくても、モノは知っている。
(トラブルは未然に防がれるものです)
唱華は笑みを浮かべる。
「それにしても、よく猫の飼い主が噴水広場にいるとわかりましたね、唱華さん」
同僚すらも驚きの声を上げる、が。
「ふふふ、種はありますが、仕掛けはございませんわ」
唇に人差し指をあて、笑みを零す唱華だった。
楢木 春彦
がプールサイドに来れば、沢山の人々が思い思いに食事を楽しんでいた。
テーブルの上に並べられた、見た目だけでも美味しそうに思える食事、そして愛らしいスイーツの数々。
「うっわ、美味そう! 天国かよ……!」
春彦のオリーブグリーンの瞳がキラッキラに輝く。
アラビアンナイト風の衣装で、テーブルに着けば
(やっぱ仮装なだけあって、周りもすげぇな……)
周りを見れば、愛らしい着ぐるみの子供の姿も。
それは
新田 亮
と別れ、屋外プールへやってきた
曖浜 瑠樹
こと、ふわふわの猫着ぐるみ『ゆるふわだんしゃく』だった。
キラキラと瞳を輝かせ
「うわぁプールだぁ!」
と驚きの声を上げる。
泳いでみたいけど、外のプールはまだ泳ぐには適さない水温であり。何より水着を持ち合わせていない。
残念に思いつつも
(あれ? 食べ物が沢山……!)
プールの周りにはテーブル、そして食事の乗ったワゴンが並んでいる。
(せっかくだし、沢山食べるよぉ!)
着ぐるみ姿で器用にワゴンから食事を受け取る瑠樹だった。
「これなんだろう……でもおいしーい!」
美味しい食事の数々に、ゆるふわだんしゃくの中の明るい茶色の瞳が更に輝きを増す。
その隣で
新田 樹
もまた食事を楽しんでいた。
(あれ? さっきまで一緒にいた亮お兄さんと雰囲気が似ているなぁ)
と思いつつ樹を見れば、完璧なテーブルマナーで淑女の如く食事を楽しんでいた。
しかし、その樹。礼儀正しさとは裏腹に、内心では
(うっまーい! 何これめっちゃ美味ーい! 顔がとろけちゃうよ~)
舌鼓を打ちまくっている。
樹も瑠樹も普段の食卓には出てこないであろうフレンチ料理に感激し
「あの、美味しい食事をありがとうございます。これは何ですか?」
樹はテーブルの様子を伺うシェフを見つけると、礼儀正しく声をかけた。
「そちらは、鴨と茸のラップサンド チーズエスプーマです」
シェフが笑みを浮かべながら答えれば
「……ちーずえすぷーま?」
瑠樹が首を傾げる。樹がサンドイッチの上に乗ったふわふわを口に運べば。
「このフワフワがチーズなんですね」
クリームともムースとも言えぬ、やわやわな食感に感動する樹。
「左様でございます」
穏やかな笑みで頷くシェフ。
「サンドイッチにこのフワフワがとても合っていて……美味しいです」
ありがとうございます、と笑むシェフに樹は好奇心旺盛に色々と尋ねれば、シェフも丁寧に食事を説明し。
説明されると、色々食べたくなるのは仕方ない。
(ああ、駄目、食べすぎると太る……でも止められない!!)
「もっと食べたいのに、オレもうお腹いっぱいだよぉ」
瑠樹が着ぐるみ越しにお腹をさする。
最後にシェフが「あちらのプチタルトもオススメですよ」と笑みと共に勧めれば、わーい。と瑠樹も樹もデザートワゴンへと向かっていく。
そんな話を隣で聞いていた春彦。つられてデザートワゴンへと急ぐ。
(ラスト一個ゲットオォ!)
ついでに他のプチデザートも皿に山盛りに乗せ、ほっくほくの表情でテーブルへと戻ってくる春彦だった。
「あぁ、お腹いっぱい。暗くならないうちに帰るよぉ」
幸せそうな笑みを浮かべ、瑠樹はゆるふわだんしゃくとお別れし、星ヶ丘寮を後にするのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
金原りく
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
69人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年12月24日
参加申し込みの期限
2017年12月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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