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【星幽塔】第五階層 作れ! 騎士団特製ドリンク!!
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*:*:*
カオスにもめげず、桜は「次は私が!」と立ち向かう。ミキサーに投入するのは牛乳にマスカットにメロン。桜の好きな果物を入れてみたようだ。
「なんかオーソドックスな組み合わせですっごく美味しくないドリンクが出来ているけれども……、ミキサーの所為なのよね」
物凄くドキドキしながらスイッチを押し、出来上がったドリンクをグラスに注ぐ。淡い黄緑色のドリンクは、見た目も綺麗だ。
「今度こそおいしいといいね」
「そうね。おいしいといいのだけれども……」
クポラッチョの言葉に桜がこくり、と息を飲む。意を決してドリンクを飲むと……、今度はなかなかいい味に仕上がっていた。
(これなら、お店に出しても大丈夫そうね。シロップはやっぱり入れたら甘さがくどくなっちゃうから、入れなくて正解だわ)
これはこれでおいしい、と安堵の息をつく桜だったが、ひゅん、と視界が低くなった。微妙に世界が震える、と思ったら……鏡にスライムが映っていた。しかも、ほんのり桜色である。
「な、なにこれ~!? ドリンク飲んだらスライムになるとかどうなの? 神魂なの? 神魂の所為なの?」
「お、おちついておちついて」
月詠が「どうどう」と桜に声をかける。ぷるぷるさせる桜は、とりあえず狭いところでくつろぐ事に。
その間にもクポラッチョがミキサーを洗い、次の材料を投入していた。こちらもオーソドックスな組み合わせ――モモ、りんご、木苺である。
「これはいい匂いだね」
と月詠が呟き、クポラッチョはさっそくドリンクを口に。だが、次の瞬間にはちょっと噎せて涙目になっていた。美味しくなかったようだ。
「んあー。おいしくないよ、なんでぇ?!」
と、半泣き状態で叫んだ。そして、兎の耳を揺らしながら首をかしげる。
「ちゃんとおいしいのまぜたのに。ミキサーさんのちょうしがわるいのかなぁ?」
「星の力とやらの作用らしいからね」
と、月詠がクポラッチョの肩を叩いて穏やかに励ます。そして、彼女は「見てごらん」と鏡を見せる。良く見れば、クポラッチョの頭にタンポポが咲いていた。これにはクポラッチョも落ち着きを取り戻す。
「なかなか可愛いな。似合っている」
「ん?あ、あたまにお花さんだー」
かわいいねぇと、嬉しそうに笑うクポラッチョ。なんだか和む光景に、ティオレも顔を僅かにほころばせる。
「さて……」
次は自分だ、と右腕ばかりに手を挙げるティオレはミキサーに足軽小麦の他牛乳とパイナップルを投入。
「こっちもヘルシーそうだな!」
と亨が興味深そうに見守る中、ティオレは「よし」と頷く。出来上がったドリンクをグラスに注ぎ、飲んでみると……まろやかな甘みが口に広がった。
(主張の強いパイナップルの味がどう影響するか判らなかったけど、ミルクが全体の味をまろやかにしてくれたみたいね)
と、考察をめぐらせている間に、髪が僅かにはねた。そっと手をやれば、ぴこぴこ動く猫の尻尾。すらりと伸びた猫の尻尾もあいまって、なかなかいい具合である。
「こ、今度はこれか……」
鏡で自分の姿をチェックし、苦笑するティオレ。だが、美しさは変わらない。メリィが『愛らしい子猫』なのに対し、ティオレは『ワイルドかつセクシー』なのである。
「か、かっこいい……」
美咲紀が思わず呟けば、竜化した咲の背中に捕まっていたアリスも頷く。ティオレは猫尻尾を揺らしつつも「水筒に入れて持って歩きたいな」とか思うのだった。
そして、最後は月詠。彼女は金剛オレンジにマッスルバニラ、デーツを入れてみる。「ちょっとした苦味を」とオレンジの皮も入れ、アクセントにするようだ。
「さて、どうなるかな。あ、プロテインも入れる?」
「そ、それは流石にやめていたほうが……」
月詠の何気ない一言に危機感を覚えた修が突っ込みを入れる。月詠は「そうか」と頷いてミキサーのスイッチを入れた。
「最後だし、なんかわくわくするなぁ……」
丈夫な身体になりそうな組み合わせだ、と内心思いながら剛が頷いている間にドリンク完成。見た目はオレンジの香りとバニラの香りが気分を上げてくれそうなドリンクができたのだが……。
「よし、このまま試飲だね」
と、グラスに注ぎ……ぐいっ、と呷る。妙に男前だぞ!! その途端、彼女の身体から七色の光が発せられたのである。
「……どういう仕組みなのよ、これ」
桜が思わず呟く中、月詠はお構いなしに考察する。七色の光は部屋を満たし、他のメンバーは思わず見入ってしまっていた。
「極めて騎士団のイメージな2種を入れてみたわけで。飲んでみる? なんだか物理的に光ってるけど」
ほら、こう、ゲームで無敵になれる星をとったような感じがする、とまんざらでもない、という表情で月詠は笑う。
「これはいい。第一階層でやっている喫茶店でもだそうかな?」
「! じゃあ、飲みに行きたいな~」
クポラッチョが耳を揺らして挙手すれば、月詠が「いいよ」と僅かに微笑むのだった。ただし、光は止まらず、まぶしいのが苦手な人にはちょっと大変かも……と思う月詠だった。
そうこうしているうちに特殊な効果も切れ、樹とマーヤが戻ってきた。
あとはリブラスの判断しだいである。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月28日
参加申し込みの期限
2018年04月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年04月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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