シナリオ「【星幽塔】第五階層 作れ！ 騎士団特製ドリンク！！」

【星幽塔】第五階層　作れ！　騎士団特製ドリンク！！

　――星幽塔：第五階層　騎士団某所。

「……一体何を入れたんだ！　苦味しか感じないぞ！！」
「あっれ～？　おかしいなぁ……☆」
「まあまあ２人とも、作り直してみましょうよ……」

　一見家庭科室のような場所の一角。そこで矢萩咲が厳しい声をあげ、七峯亨が気まずそうに頭をかき、哀坂極夜が間に入る。彼ら３人はナイト・オブ・リブラスとその部下の１人、マーヤ・フィールドと共に飲み物を作っている最中だった。
「我らが騎士団ではオリジナルのドリンクを造り、今度行われるバザーで来場者に飲んでもらおうと考えているのだ」
　リブラスは咲たちが持っていた飲み物と同じ物をどうにか（兜の隙間からストローをさして）飲み干しながら言う。何でも近々大きなバザーが開かれ、この階層中から色々な物が集まるらしい。そこで騎士団も活動についてのパンフレットと共にドリンクの配布を考えたそうな。
　傍らにいた白衣の少女、マーヤはジョッキの中身を一気に飲み干すと、豪快にテーブルへとたたきつける。
「だけど、なかなか納得のいくモノが出来なくてね。だから、貴方たちにも手伝ってもらおうと思ったの！　うーん、今回のはいまいち何かが足りないわね～」
　マーヤはそういうとノートに何か書き込んでいく。亨は少し首をかしげながらこう言った。
「俺、アボカドとバナナっぽいモノとオレンジしか入れていなかったはずなんだけどな？」
　亨はそう言ってバナナの形だがマンゴーのような色をした果物（聖なる森でとれるらしい）の皮をむいて、そのままちぎって試食。見た目はバナナだが味は濃厚なマンゴーである。他の面々（リブラス除く）も食べ、その甘さに安堵する。
「え？　それで苦味しか出ないって一体何が起こったんですか……」
　その上でジュースの味を思い出し唖然となる極夜。咲とリブラスは頭痛を堪えるように頭を抑えた。マーヤはそんな彼らにあっけらかんと
「あー、そのミキサーだけどたまーに味がおかしくなるんだった。星の力のせいかしらね？」
「そういう事は先に言ってくれ！」
　咲は思わず声を荒あげた。

　と、いう具合に騒がしい騎士団内部。
　貴方は彼らと共に騎士団のドリンクを開発してもいいし、試飲に来てもいい。
　正し、いのちの保証はしない。

　なぜなら、彼らが話している間にミキサーがにやり、と笑うように光ったのだから。

ゲームマスターより

担当ゲームマスター

菊華伴

マスターコメント

どーも、皆さん知ってるでしょう？　菊華　伴でぇ、ございます。

＞おい、ドリンク飲まねぇか？

という訳で今回は騎士団オリジナルドリンクを作ろう！　というシナリオです。
おいしいかどうかは……なんとミキサー次第？

　簡単なルール説明

１）
星幽塔内で取れた作物などを使い、騎士団ドリンクを作ります。
参加が決まった方はコメントページに「どんな材料を使うのか」書き込んでください。
１つの組み合わせにつき、１つのコメントで判定します。

※ドリンクの材料は１度の判定につき３つまで使えます。
※１人につき組み合わせは２つまで作れます。

ジュースに使える材料は、次の通りです。
○寝子島で手に入る（現実の）果物や野菜全般
○星幽塔で手に入る（オリジナルの）果物や野菜全般
　星幽塔産の果物や野菜は、アイテム化して、
　見た目／絞るとどんな色か／味　など決めた上で、ＵＲＬをお書き添えください。
　すでにアイテム化されている果物や野菜も自身で所持していれば、利用できます。

　【追記】4月3日
　※オリジナルの野菜・果物のアイテムに特殊な効果を持たせることはできません。

　コメントページの組み合わせの書き方の例）
　金剛オレンジ＋レモン＋りんご
　金剛オレンジ： http://rakkami.com/item/detail/1526

２）
判定の結果は、コメントに出るダイスの出目で決まります。
出目の合計が大きいほどおいしく仕上がります。

・左右のダイスが白の場合：そのまま数値を足してください。
・左右のダイスが黄の場合：足した数値を二倍にして下さい。
・どちらかダイスが黄色の場合：大きいほうの数字から小さいほうの数字を引いて下さい（ぞろ目の場合は０）。

めやすとして
０（飲めない）～１０（おいしい）～２４（極上の味。ほっぺたが落ちる！！）

という具合です。

※おかしなミキサーのせいで、短時間ですがこのような現象も……？
１、２、１１、１２：小人化する
３、４、１３、１４：頭に花が咲く
５、６、１５、１６：猫の耳と尻尾が生える
７、８、１７、１８：性転換する
９、１０、１９、２０：スライムになる
２１、２２：身体が七色に輝く
２３、２４：背中から天使の翼が生える
０：小型の竜（全長３０ｃｍほど）になる

３）
ダイスの結果を元にアクションを書いてください。

アクション冒頭に「何を組み合わせたか」を記載し、隣にコメント欄で出た数値を記入します。

例）牛乳＋マッスルバニラ＋ココア：２０
マッスルバニラ：　http://rakkami.com/item/detail/1508

※因みに、ジュースは造られた組み合わせの中から２つ選びます。
（数値だけではなくアクションも参考になります）

なお、バザーが行われるのは翌日です。
「バザーに参加して完成したドリンクをおいしく頂く」
「バザーに参加して自分のドリンク（など）を売る」
「バザーを回ってみる」
なども楽しめます。

　星の力

　星幽塔にいると、星の力と呼ばれる光が宿ります。
　★ 基本的な説明は、こちらの 星の力とは をご確認ください。

　星の力やその形状は、変化したりしなかったりいろいろなケースがあるようですが、
　このシナリオの中では変化しませんので、このシナリオではひとつだけ選んでください。

　ひとともれいびにはひとつだけですが、
　ほしびとには、第二の星の力（虹）もあります。
　★ 虹についての説明は、こちらの 第二の星の力 をご確認ください。

　アクションでは、どの星の光をまとい、その光がどのような形になったかを
　キャラクターの行動欄の冒頭に【○○の光／宿っている場所や武器の形状】のように書いてください。
　衣装などにこだわりがあれば、それもあわせてご記入ください。

　衣装とアイテムの持ち込みについて

　塔に召喚されると、衣装もファンタジー風に変わります（まれに変わってないこともあります）
　もちものは、そのＰＣが持っていて自然なものであれば、ある程度持ちこめます。

　※【星幽塔】シナリオのアクション投稿時、作物・装備品アイテムを所持し、
　　【アイテム名】、【ＵＲＬ】を記載することで、
　　シナリオの中で作物（及びその加工品、料理など）・装備品を使用することができます。
　※ＵＲＬをお忘れなく！！！

それではよろしくお願いします。