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【星幽塔】第五階層 作れ! 騎士団特製ドリンク!!
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*:*:*
「次はどんな風になるのだろうか……」
久隆が材料をミキサーに入れながら呟く。2度目はちょっと冒険してみよう、とてまりんごとミカン、酸味を求めてレモンを入れた。
「あ、これは凄くいい匂いだね」
「あぁ、期待できそうだ」
ヒューマと彼の傍らにいた
八神 修
が頷き合う。久隆も「美味しくできているといいな」と思いながら完成したドリンクをグラスに注いだ。
「色も綺麗だし、なんだか期待できそうね」
「しかし、問題は味だな」
香りと色を楽しむ
水上 桜
の言葉に苦笑しつつ、久隆はさっそく飲んでみる。だが、次の瞬間、彼は顔面蒼白になっていた。しかも物凄くすっぱそうな顔だ!
(レモンが強すぎる! こ、これは流石に出すわけには……!!)
自分が全部飲むから、絶対に飲まないように、と仲間たちにいう久隆。だが、彼はその時既に……小さくなっていた。
「おぉ……。これが都市伝説《ちいさいおじさん》だったのか……」
「あの《ちいさいおじさん》はこんなにも凛々しかったのか」
月詠が相変わらずスケッチしながら呟き、修が興味深そうに呟く。久隆は小さくなった身体でどうにかドリンクを飲み干そうと試みるが、さすがに厳しいものがある。
「ここは危ないから、あっちの方で休んでおいて」
と、ヒューマは久隆を掌に乗せ、別のテーブルへ。そこでは、小さくなったアリスと竜になった咲、剛、アルスが遊んでいた。傍らでは女性になった亨が彼らを見守っている。
「小さくなったら、世界がとっても広く感じるのよね」
「……そうだな。まるで御伽噺みたいだな……」
アリスの言葉に久隆は深くため息をついて頷いた。彼はヒューマに礼を述べると、せっかくなのでアリスと共に竜たちと休憩する事にした。
「これは、前にお客さんから教えてもらった組み合わせなんだよ。おいしそうだと思ってね」
と、りんごとバナナ、牛乳をミキサーに投入しスイッチ・オン。暫くすればこれまたおいしそうな匂いのジュースが出来上がる。すると、キャスケットと垂れたウサギ耳を弾ませた
クポラッチョ・ププル
がきらきらした目で「おいしそう」頷いていた。
「これもいい香り、だねぇ」
「そうね。こんどこそ美味しいといいのだけれど……」
久隆はすっぱすぎた物を作ったらしい事を予測した桜は、どきどきしながらヒューマの様子を伺う。だが、運命の悪戯か。またも結果は……悲惨である。ドリンクを半分ほど飲んだヒューマはおもいっきり眉間にしわを寄せていた。
「……ヒューマ、どうしたの?」
「……予想してたのと全然違う……」
心配になった
ティオレ・ユリウェイス
が問いかけると、ヒューマが真顔で答える。彼は顎に手をやり、目を細めて真剣な表情になる。
「それにしてもなんでだ? 鮮度にも気をつけていたし、皮とか入れてないから苦味とか出ないはずだし、彼も普通に作るって言ってたから……」
と、ぶつぶつと考察を述べるヒューマ。だが、この時彼は気づいていなかった。既に身体が縮んでいる事に。
「これは危ないね」
クポラッチョが考察を続けるヒューマを拾い上げる。そこで漸く己の身に起こった変化に気づいたのか、「テーブルが伸びた?! いや、僕が縮んだのか……」と目を丸くする。
「恐らく、このミキサーの所為だな。材料による法則も無いので、はらはらするな」
様子を見ていたリブラスが深いため息をつきながらいう。ヒューマはとりあえず久隆たちがいるテーブルの上で引き続き考察に入る。そこにアリスの他竜化したままの剛と咲も加わりとても賑やかになっていたのだった。
(……ここだけ、なんか絵本の世界だな……)
なんて思ってしまう亨なのであった。
彼らの様子の先では、修が洗いたてのミキサーに材料を入れていた。茹でたアンテナアスパラに牛乳。そしてモグラダイヤ。彼曰く「モグラダイヤはマカデミアナッツに似ているな」だそうな。
「スープを作るんですか?」
「まぁ、そういわれてもしょうがないかな。後からコンソメと胡椒で味を調えるんだ」
桜の問いかけに、修はそういいながらミキサーのスイッチを入れる。その後味を調えて出来たのは……どうみても黄緑色のポタージュです。ありがとうございました。
「アスパラガスのポタージュね」
「そうだな」
ティオレの言葉に頷きながら、修はカップへとそれを注ぐ。クリーミィーな香りは空腹を誘い、修はゆっくりとそれを口にした。
「この光景だけ見たら後のカオスとは無縁に見えてくる……」
桜が僅かに傷む頭を押さえながら呟く。彼女の後ろではスライム化したリリエルを猫耳と猫尻尾姿になったメリィがぷにぷにして遊んでいる。少し離れているテーブルではミニ竜と化したメンバーと小人化したメンバーがドリンクの味について話し合っており、女性化した亨が温かい目で見守っている。
「しかし、これもまた星幽塔の醍醐味なのかもしれないな」
と、爽やかに纏めようとする修だが、見事に女性になっていた。こちらも見事なプロポーションである。修はその姿を「そんなこともあるな」とさらりと受け入れた。
「実に楽しくなってきたね」
月詠は相変わらずの様子で状況をスケッチしている!
「次はこの組み合わせにしようと思うんだ。キミは?」
「私は足軽小麦を使ってみようと思う」
クポラッチョとティオレはジュースの組み合わせについて話している!
(……何はともあれ、ジュースを作ろう)
カオスな状況に負けないぞ、と拳を握る桜だった。
*:*:*
――その頃の樹。
「……げっ」
「さぁ、追い詰めたわよ!」
袋小路に逃げ込んでしまった樹を、マーヤがまさに取り押さえようとしていた。
「逃げさせてもらうからね!」
樹はそう言って逃げていた方向とは逆へ走り抜けようとした……が、目測を誤りマーヤに激突! そして、マーヤが手にしていたドリンクは蓋が開いたまま高く上がり、ばしゃん、と二人にかかったのであった。
「「かっ、かっらぁ~~~い!!」」
石畳の上で、若者二人が悶絶する光景が見られたという……。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
冒険
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年03月28日
参加申し込みの期限
2018年04月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年04月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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