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- 種族
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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
【星幽塔】第五階層 作れ！ 騎士団特製ドリンク！！
「おいしぃ～の、できるといいな～！」
「メリィちゃん！ 美味しいドリンク作り、がんばリリエルですっ！」
「おーっ！ がんばリリエルだーっ！」
と、とっても元気で可愛いリリエルとメリィのコンビがやる気をみなぎらせている。小人化したり性転換したりとこの時点で既にカオスなんだが、可愛いコンビがやる気十分なのは実によい事だ。
「まずは、私がいきますね！」
とリリエルが用意したのはレインボーベリー、パイナップル、キウィフルーツ。
（（これは美味しそう）ね……）
とメリィと咲が見守っている中、リリエルがドキドキしながら飲んでみる。と、とびっきりの笑顔になる。同時に、白いマーガレットがリリエルの金髪から何輪か顔を出した。
「美味しいです！ レインボーベリーは高価ですし……このジュース、たくさんは作れないですけど、この味ならきっとお客さんも大満足です！」
うまく美味しいジュースが出来た事を喜ぶリリエル。だが、メリィたちは彼女の頭に咲いた花も気になっていた。
「わわっ？！ 花が咲いてる！」
「はわわ！？ 本当です！ 美味しさのあまりお花が咲いちゃいました！」
メリィから鏡を借りて様子に気づいたリリエルが、にぱっ、と笑う。と、剛が思わず「笑顔が花咲くってまさにこの事やな」なんて呟いた。
「実に愛らしいな」
とリブラスが穏やかな声で言った。恐らく兜の下で微笑んでいるに違いない。
「よっし！ あたしも作ってみーようっと！ どんなのが出来るかな♪」
ジュース！ジュースっ！ジュースを作ろーっ！ と歌いながら材料を入れていくメリィ。楽しいのか虎の尻尾がぴん、と立っている。因みにミキサーに入れた材料は桃とみかん、バナナである。
ジュースが出来上がると、フルーティーな香りが部屋中に広がる。
「おお～！ 匂いからして美味しそう！」
と早速飲んでみるメリィ。口いっぱいに広がる旨みに、花丸笑顔になったメリィは上機嫌だ。
「大成功だー！ てってれー♪」
初めてにしては上出来だよね、とご満悦なのだが、ここで妙に視界が低くなったことに気づく。そして、リリエルが慌てた様子でメリィを覗き込んでいた。
「……め、メリィちゃん！ スライムになっちゃってますっ？！」
「えー？！ な、なんかどろどろしてるぅ～？！」
黄色のスライムとなったメリィはぷるぷると身体を伸ばして戸惑うも、すぐに「あ、これはこれで楽しいかも」と割り切ったようだ。
「……このミキサー、一体どうなってるの……」
咲はプルプル楽しそうにするメリィの様子を見ながらミキサーを見つめるのだった。
「ほな、次は剛さんやな。アルスもみててや～」
と、剛が朗らかに笑う。アルスと呼ばれたのは後方で待機している彼の愛竜で、黒銀の鱗がとても綺麗な子である。小人化したままのアリスはとりあえず樹とアルスと一緒に剛のチャレンジを見守っていた。
「こんごうオレンジに、チョコレートシロップ、コーヒーをいれるの？」
と、帽子をかぶった愛らしいウサギくん――クポラッチョ・ププルが問いかける。剛が準備する様子を見ながら、いい匂いにちっちゃな鼻をくんくんさせ、「おいしそう」と顔を綻ばせる。
「せや。やっぱここは王道やな。めざせ、スタボ！」
「ジュースというよりフレーバーコーヒーみたいだな」
そう言ったのはたくましい印象を持つ恵御納 久隆だった。彼もまた「いい香りだな」と剛の用意した組み合わせが楽しみなようだ。
「ジュースやない？ ええやないか。美味いで、多分！」
とノリノリでミキサーを動かし、混ざったところで飲んでみる事に。その様子をクポラッチョたちは見守る。
「どう？」
「めっちゃ美味しい！ これ、店出せそうやわぁ♪」
クポラッチョの問いかけに剛が上機嫌に答える。が……周りはそんな彼の頭に注目していた。勿論それは彼の愛竜、アルスもそうである。
「ん？ アルスなんで目が点に……」
「これ見たらいいと思うんだ」
とスライムの姿のままのメリィがリリエルと共に鏡を見せる。そこに映っていたのは立派な猫耳が映えた姿だった。
「ね、猫ぉ？！ 剛さん萌えキャラちゃうのにぃ？！ はっ？！ 全身鎧のリブラスの騎士さんも飲んでみぃひん？」
大いに愕然とした剛だったが、ここでリブラスにもストローを刺して提供する。
「勿論飲ませてもらおう！」
とノリよく兜の隙間からストローを出して剛特製ジュースを飲むリブラス。もしかしたら猫耳鎧になるのでは？ と内心わくわくの剛たちだったが、ひょこん、と鎧の隙間からねこしっぽが見え、兜の中からはかさかさの何かが動く音が聞こえる。
（猫耳鎧にならんかった……）
ちょっとショックな剛だが、それは「リブラスの猫耳姿ちょっと見たい」と思った面々全員気持ちは同じであった……。残念！
「メリィちゃん！ 美味しいドリンク作り、がんばリリエルですっ！」
「おーっ！ がんばリリエルだーっ！」
と、とっても元気で可愛いリリエルとメリィのコンビがやる気をみなぎらせている。小人化したり性転換したりとこの時点で既にカオスなんだが、可愛いコンビがやる気十分なのは実によい事だ。
「まずは、私がいきますね！」
とリリエルが用意したのはレインボーベリー、パイナップル、キウィフルーツ。
（（これは美味しそう）ね……）
とメリィと咲が見守っている中、リリエルがドキドキしながら飲んでみる。と、とびっきりの笑顔になる。同時に、白いマーガレットがリリエルの金髪から何輪か顔を出した。
「美味しいです！ レインボーベリーは高価ですし……このジュース、たくさんは作れないですけど、この味ならきっとお客さんも大満足です！」
うまく美味しいジュースが出来た事を喜ぶリリエル。だが、メリィたちは彼女の頭に咲いた花も気になっていた。
「わわっ？！ 花が咲いてる！」
「はわわ！？ 本当です！ 美味しさのあまりお花が咲いちゃいました！」
メリィから鏡を借りて様子に気づいたリリエルが、にぱっ、と笑う。と、剛が思わず「笑顔が花咲くってまさにこの事やな」なんて呟いた。
「実に愛らしいな」
とリブラスが穏やかな声で言った。恐らく兜の下で微笑んでいるに違いない。
「よっし！ あたしも作ってみーようっと！ どんなのが出来るかな♪」
ジュース！ジュースっ！ジュースを作ろーっ！ と歌いながら材料を入れていくメリィ。楽しいのか虎の尻尾がぴん、と立っている。因みにミキサーに入れた材料は桃とみかん、バナナである。
ジュースが出来上がると、フルーティーな香りが部屋中に広がる。
「おお～！ 匂いからして美味しそう！」
と早速飲んでみるメリィ。口いっぱいに広がる旨みに、花丸笑顔になったメリィは上機嫌だ。
「大成功だー！ てってれー♪」
初めてにしては上出来だよね、とご満悦なのだが、ここで妙に視界が低くなったことに気づく。そして、リリエルが慌てた様子でメリィを覗き込んでいた。
「……め、メリィちゃん！ スライムになっちゃってますっ？！」
「えー？！ な、なんかどろどろしてるぅ～？！」
黄色のスライムとなったメリィはぷるぷると身体を伸ばして戸惑うも、すぐに「あ、これはこれで楽しいかも」と割り切ったようだ。
「……このミキサー、一体どうなってるの……」
咲はプルプル楽しそうにするメリィの様子を見ながらミキサーを見つめるのだった。
「ほな、次は剛さんやな。アルスもみててや～」
と、剛が朗らかに笑う。アルスと呼ばれたのは後方で待機している彼の愛竜で、黒銀の鱗がとても綺麗な子である。小人化したままのアリスはとりあえず樹とアルスと一緒に剛のチャレンジを見守っていた。
「こんごうオレンジに、チョコレートシロップ、コーヒーをいれるの？」
と、帽子をかぶった愛らしいウサギくん――クポラッチョ・ププルが問いかける。剛が準備する様子を見ながら、いい匂いにちっちゃな鼻をくんくんさせ、「おいしそう」と顔を綻ばせる。
「せや。やっぱここは王道やな。めざせ、スタボ！」
「ジュースというよりフレーバーコーヒーみたいだな」
そう言ったのはたくましい印象を持つ恵御納 久隆だった。彼もまた「いい香りだな」と剛の用意した組み合わせが楽しみなようだ。
「ジュースやない？ ええやないか。美味いで、多分！」
とノリノリでミキサーを動かし、混ざったところで飲んでみる事に。その様子をクポラッチョたちは見守る。
「どう？」
「めっちゃ美味しい！ これ、店出せそうやわぁ♪」
クポラッチョの問いかけに剛が上機嫌に答える。が……周りはそんな彼の頭に注目していた。勿論それは彼の愛竜、アルスもそうである。
「ん？ アルスなんで目が点に……」
「これ見たらいいと思うんだ」
とスライムの姿のままのメリィがリリエルと共に鏡を見せる。そこに映っていたのは立派な猫耳が映えた姿だった。
「ね、猫ぉ？！ 剛さん萌えキャラちゃうのにぃ？！ はっ？！ 全身鎧のリブラスの騎士さんも飲んでみぃひん？」
大いに愕然とした剛だったが、ここでリブラスにもストローを刺して提供する。
「勿論飲ませてもらおう！」
とノリよく兜の隙間からストローを出して剛特製ジュースを飲むリブラス。もしかしたら猫耳鎧になるのでは？ と内心わくわくの剛たちだったが、ひょこん、と鎧の隙間からねこしっぽが見え、兜の中からはかさかさの何かが動く音が聞こえる。
（猫耳鎧にならんかった……）
ちょっとショックな剛だが、それは「リブラスの猫耳姿ちょっと見たい」と思った面々全員気持ちは同じであった……。残念！
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2018年03月28日
- 参加申し込みの期限
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- 2018年04月04日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2018年04月04日 11時00分
