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◆第八節 進撃
「見えてきた。あれが……」
「ラストダンジョンとやらか。うむ、夏っぽくないな」
女騎士、彼女の住まう城がはっきりと見えてくる。しかしその前、城門にゴーレムを従えた男の姿がある。
「誰かいますね?」
「白露じゃないか」
「なんでここに……」
その男……白露は、彼らが最初に会った時と変わらない――へらへらとした笑顔で、軽薄な声で待っていた。
「もう来たか。うん、早い早い」
白露は城門を背に、両手を広げる。
「改めて名乗ろうか。僕は
薄羽 白露
。それにしても……今は君がそっちについてるのか」
「すまないね」
そういう月詠はあっけらかんとしていた。白露はへらへらとした笑みを崩さずに声を響かせた。
「あっはっは、君の発見した書物はとても役立っているよ」
白露は薙刀の一振りを避けつつ、後ずさる。
「いやいや。前にも言ったけど、僕に戦闘能力はないからね――というわけで、ゴーレムに任せるよ」
白露が指を鳴らすと、ゴーレムが一斉に動き出しては神霊を囲んだ。
「やはりそうなるか」
「急いで倒しましょうー!」
「どんな属性の敵も楓子の敵じゃないな! ははははは!」
林檎のカードが空を切る。ゴーレムが崩れて動きが止まる。が、しかしその楓子の背中をゴーレムの腕が絡めとる。ゴーレムからのラリアットに高く飛ばされた楓子は、地に叩きつけられた。
「……どんな属性の敵にも不利なの忘れてた……バタリ」
「しっかり!」
力尽きそうな楓子の頬を、五月がぴしぱしと叩いた。……ダメージにならないくらい、優しく。
「そこだっ!」
「ぐっ……!」
ゴーレムの間を縫って飛び込んだネルガルの拳が、白露の心臓を裂いた。よろめいた白露が、ゴーレムの残骸に躓き後ろに倒れる。
「はぁ、僕もここまでか……」
呟く白露の横に、猫が駆け寄った。
「待て、あの女騎士は何の目的でこんなことを?」
消えかかる白露はそれに唸りつつ、語り始める。
「……最後だしいいかな。彼女はかつて――」
それは生前の彼女の記憶。嘆く彼女に何者かが声をかけたところで、話は終わった。
「おっと……時間切れか。今度は歴史を守る側っていうのも面白そうだな」
光の粒が消えた後も、彼の軽薄な声が残っているような気さえする。それをかき消すように、風が吹いた。
「……あの話、本当かな」
「さあな」
城門の鍵を開けながら、カノンが呟く。ネルガルはドライに返すものの、空気は伝染して、五月も骸も沈痛な面持ちで歩いていた。
「まさかそんな事情があったとは……」
「……まあ、なんだ、心から同情する。世界を憎んじまうのも無理はねぇな」
重い沈黙が場を包んだ。
「……さっさと世界救って、帰ろうぜ」
優の言葉に、皆が頷く。その片隅で、城壁の蔓が蠢いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年11月30日
参加申し込みの期限
2017年12月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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