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お出かけの一日
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「あ、海ちゃんがいたわ」
「おーい、海」
橘 千歳
と
御剣 刀
が二人を待っている
小山内 海
へと声をかける。
本日の三人は、いつものように三人でデートをする為に、待ち合わせをしていたのだ。
駅前で先に合流していた刀と千歳が、海を迎えに桜花寮へと来たところである。
三人でデートをするのは、いつもの事と言えばいつもの事だが、それでもデートはデート。
千歳と海からすれば、けして気を抜く事は出来ないとばかりにおめかしをしている。
千歳の服装は白系の長袖シャツに薄手のカーディガンで、もう一方の海はラフ目で動き易いが女の子らしい可愛い服であった。
千歳と海と一緒に行動するのが当たり前の刀は、合流してからまずは二人の服装を褒める。
「千歳の今日の服は綺麗で似合ってるね。海もとても可愛いよ」
褒める言葉自体はありきたりで特別凝っているというわけではない。しかし、肝心なのは言葉にする事なので、内容はそこまで重要ではないのだ。
「私の服装? 悪くないでしょう、私も結構気に入ってるのよ」
『服似合ってるって? ありがとー。この前買ったんだ』
満更でもない表情で千歳がそう言うと、同じように海も刀にお礼を言った。
『えーと、今日はまず水族館で、その後ケーキバイキングに行くって事で良いんだよね』
「うん。だから、まずはマリンパラダイスに移動しないとな」
確認するように会話用のスケッチブックを掲げる海に、刀が返事を返す。
「一応ケーキバイキングはそれとなくネット評判調べてみたけど、評判もいいみたいだし、これは楽しみね。水族館もしばらく行ってなかったけど、今は何かイベントとかやってるのかしら?」
「ギリギリだけど、5月の中旬まで桜のイベントをしてるみたいだよ」
『桜のイベント?』
「うん、何でも桜のイリュージョンとか飾りつけとかしてるらしい。後、特定の時間帯にペンギンのパレードもあるとか」
現在は5月の上旬。確かに期間的にギリギリではあるが、現在もやっているようだ。
ペンギンのパレードと聞いて、千歳と海は楽しみだと言うように笑顔を浮かべる。
「まぁ、とりあえずは向かおうか」
刀のその提案に海と千歳も異論がある筈もなく、三人はマリンパラダイスへと移動を開始したのであった。
「えーと、中では腕を組んだり手をつないだりした方がいいかな?」
水族館の中に入ったと同時に刀がそう二人に言う。
『刀、手つなぎたいの?』
「中で手を繋ぐの?」
「いやなんというか折角のデートだし、ちょっとはそれっぽい事したいだろう? ダメ?」
刀のその発言に二人は同時に聞き返す。海は勿論、スケッチブックを掲げてだが。
聞き返すのこそ同時ではあったものの、海と千歳の反応は若干に差異があった。
手を繋ぐという行為に対して悩んでいる千歳に対して、海は折角のデートだししたいかもと思っているのだ。
この辺は、それぞれの性格の違いが良く表れていると言えるだろう。
そして、海はえいっと言わんばかりに刀の腕へと抱き付く。
『ちとせは反対側ね。それとも私とがいい?』
腕に抱き付いた状態で海はそんな事を書いたスケッチブックを掲げる。
それを見た千歳は、どうやら海が良いのならば納得したようだ。
「うーん、まぁ、海ちゃんがいいなら。えーと、刀君の反対側で。海ちゃんと手を繋いで歩くのは、それはそれで何だが恥ずかしい気がするわ」
『それじゃ反対側ね。私とはまた今度ね♪』
少し恥ずかしそうにしながら苦笑してそう言う千歳だが、逆に海は楽しそうに今度やろうと言うのであった。
そんな三人のやり取りを見て、爆発してしまえ! と考える男子が複数人いたかもしれないが、そんな事は彼らには関係のない話である。
「あー、魚、美味そうだなー」
海と千歳と手を繋いだ状態で歩きながらもぼーっとガラスの向こうの水生生物達を眺めている刀。
そんな彼がぽつりと一言。
海と千歳は刀を間に挟んで、お魚可愛いとかやり取りをしていたのだが、間にいる刀の呟きは当然聞こえてしまう。
そんな事を呟いた刀に若干呆れた目を向ける二人。
「刀君、ここの魚は食用じゃないからね。美味しそうとか言わないでよね」
『美味しそうって……水族館ってあんまり食用の魚が展示されてない気がするんだけど……』
勿論、食用として食べられる魚もいる事はいるだろうが、あまり水族館に来てそういう目を向ける人はいないのではないだろうか。
確かに寿司屋などに活魚水槽があったりはするが。
「いや、ほら! 未知の味を求めるのは仕方ないよね!」
慌てて二人にそう言い訳をする刀。
しかし、そんな言い訳で納得する筈もない。
「もう。心配しなくてもこの後ケーキバイキングでケーキ食べられるから」
まるでやんちゃな弟を嗜めるように千歳にそう言われてしまうのである。
「ペンギンショーとかイルカショーとかやってるといいな~」
話を逸らすように刀はそう言う。意図は見え見えであるのだが、仕方ないなとばかりに海が返事を返す。
『ショーかぁ、後で調べてみよっか』
「そうねぇ。多分、どこかにショーの予定表みたいなのがあるんじゃないのかしら」
三人が気付かなかったという可能性もあるのだが、今のところそういうものを見た記憶がない。
もしかしたら、ショーをやるところにでもあるのかと思い、三人はその場所を離れて行く。
すると、その途中でお土産物を売っている売店を刀が見つけた。
「あ、ほら、土産物がある。ちょっと見て行って良いか?」
『うん、良いよー。どんなお土産物があるんだろうね?』
「そうねぇ。お菓子類とかはありそうだけど」
口々に言いながら、お店の中へと入っていく。
流石に店の中は狭いので、一旦手を繋いだ状態は解除している。
「二人とも。この中に好きなキーホルダーとかあるか? プレゼントするから選んでいいよ」
刀がそんな風に言うと、二人は一瞬顔を見合わせ、そして、頷きあう。
「キーホルダーとか、そんな無理しなくてもいいのに。でも、ありがとう、刀君」
『うーん、どれも可愛い。どれにしようかなー』
千歳がお礼を言うと、海は早速キーホルダーを選び始めていた。
「ペンギンとかイルカが無難かな、クラゲとかお魚くわえた野良猫とかいるかも?」
そして、それぞれに似合いそうなキーホルダーを物色していく。
キーホルダーを選び終わった後、水族館を楽しんだ三人はケーキバイキングへと来ていた。
「食べるぞ~。甘いものはよい」
「ケーキバイキングは、どれにするか結構悩むわね」
『一個一個が小さめなのはうれしいよね。色々な種類が食べられるし』
刀が沢山食べるぞと言えば、千歳は色々な種類がある事に悩み、ケーキの大きさが通常の物よりも小さい事に気付いた海が嬉しそうに言う。
「ショートケーキにミルフィーユ、パイやタルト、クレープみたいなのもあるかな?」
「本当ね。ショートとチーズケーキ……あ、このミルフィーユもよさそう」
『とりあえず、何個か選んで持って行こう。後でまた取りに来れるんだし』
それぞれが三個くらいを選んでお皿に載せて、自分達のテーブルへと運ぶ。
席へと座った三人は、お皿の上にある自分が選んだケーキを幸せそうに食べていく。
「うん、美味しい。千歳や海のはどんな味? ちょっとくれよ」
自分とは違うケーキを千歳や海が選んでいるのを見て、その味が気になったのか刀がそんな事を言いながら口を開ける。
『いいよ、はい。はい、ちとせもあーん』
海がまずは刀の口へと。そして、次には平等にねと言わんばかりに千歳の方へもケーキを乗せたフォークを差し出した。
「食べさせてくれるの? ……うん、美味しい。じゃ、お返しに食べさせてあげる」
ここまでの流れが最近の彼らの間では予定調和とも言えるものだ。そして、当たり前のような顔をして刀が自分もとばかりに千歳に対して口を開ける。
「ええ、刀君にもしてあげるわよ。……あっ、手元が狂って刀の鼻先にクリームが」
『刀の鼻に生クリームがついて……どこか抜けてる感じがしてなんだかかわいい』
「ごめん、何か笑えてきた」
けしてわざとやったわけではない。ないのだが、刀の鼻の天辺に見事な形で千歳のケーキのクリームが着いてしまう。
それを見た海は抑えきれずにくすくすと笑っていた。それに釣られたのか、千歳も少し笑っている。
「うえっ!? 手元が狂ったって……まあ楽しそうだからいいけど」
自らの鼻の先端に冷たい感触を感じる刀。まぁ、海と千歳が楽しそうだから良いかと思うのであった。
そして、二人のを食べさせて貰ったのだからと、刀は今度は自分のケーキを二人へと差し出す。
「これも美味いぞ、食べてみな」
「あ、刀君、ありがとう」
『ちとせ、ちとせ、私にももう1回あーんして』
和気藹々と。正にそんな風に言える様子で三人は楽しそうにケーキを食べさせあいっこをしていた。
『色々種類食べたいけど注意はしないとね。食べ過ぎると太っちゃうし』
「太る? 十分痩せてるよ、ちょっとくらい太った方がいいんじゃないか? って心配になるくらいだ」
「解っていないわね、刀君。男子はいつもそんな事を言うけど、女子にとっては大変な事なのよ?」
刀からすれば海も千歳も全然太っているようには見えない。寧ろ、もう少し太っても良いのでは? と思っている。
しかし、女子側からすればそれは努力しているからなだけで、少し油断すればいとも簡単に変わってしまうものだと理解していた。
「でも、ケーキバイキングのケーキは美味しいだけじゃなくて、小さくて可愛いのよね。ちょっと海ちゃんみたいで……」
『え? 私?』
「まさか、千歳……。海をそんな風に見ていたのか!?」
海がきょとんとしたような顔をすると、刀がわざとらしい反応を返す。
「ん? 何? どうかした?別に変な意味で言った訳じゃないから。……ていうか、刀君。そんな風にってどんな風によ」
「いやほら。海を食べちゃいたい的なアレ?」
「あー、なるほどね。ええ、解ったわ。つまり、刀君を放置して海ちゃんと仲良くしてれば良いのね?」
『ちとせ、いちゃいちゃする?』
「嘘です、ごめんなさい!」
言うまでもない事だが、こういう場合、男が勝てるという事はあまりない。
千歳と海の言葉を聞いた刀は、即謝るのであった。
「うん、今日も楽しかったありがとう。また何処か行こうぜ」
「ええ、そうね。まだちょっと気が早いけど、夏になったら海とか山とかね」
『バーベキューとかも良さそうだね!』
次の出かける予定や、夏になったら行きたいところを上げていく千歳と海。
海と聞いて刀が思い浮かべるのはやはり二人の水着姿。海と千歳の水着ヒャッホー! とか思っている。
すると、どこからともなく別の刀が脳内に現れる。いやいや、夏と言えば浴衣だろ、常識的に! と、言いながら。
(水着……浴衣……。どちらも違ってどちらも良い)
「刀君、どうしたの?」
『刀?』
何やら考え込んで見える刀の様子に二人が呼んでいる。
「いや。可愛くて綺麗な女の子が二人も付き合ってくれるんだから幸せだよな、と思っただけだよ」
「……また変な事考えてたでしょ」
『刀ったらえっちー』
「何で!?」
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15人
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10人
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シナリオガイド公開日
2017年11月28日
参加申し込みの期限
2017年12月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月05日 11時00分
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