this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
お出かけの一日
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
つぎへ >>
「あぁ、今日は良いお散歩日和ですね」
良い天気の中、和服に身を包んだ
御巫 時子
はぶらぶらと道を歩いていた。
本日は月に一回の寮のお掃除の日。お掃除の日と言っても、寮全体というわけではなくあくまでも時子の部屋限定だ。
時子が住んでいる星ヶ丘寮の部屋は広い為、彼女一人ではとても手が回らないので、こうして月に一回業者に来て貰っているというわけだ。
その間、部屋にいたら邪魔なので、いつもこうして出かけているのである。
とは言え、今日は特に何かある日、というわけではない。だから、どこかに行かなければならないという事もなく。
なので、時子は新しい発見をしに色々と歩いてみるつもりなのだった。
「おはようございます……。過ごしやすい季節ですね」
歩いていると鳥が挨拶をするように鳴いてくるので、時子もまた挨拶をし返す。
この鳥は以前見かけた覚えがある。だから、向こうから挨拶をしてきたのかもしれない。
「あら……。このお店は……」
人の姿がみえないところで鳥とお話をしつつ、ぶらぶらと歩いていると旧市街のひっそりとした場所に大正・昭和のレトロな雑貨の店がある事に気付く。
ここは今までも通った事がある筈なのに、こんな店は見た事がないと時子は思った。
少し様子を伺ってみると、どうやらつい最近オープンしたばかりのようだ。
時子からすると、とても興味惹かれるお店なのだが、それ故に見るだけでとても時間がかかってしまいそうだ。
じっくりと見てみたいし、来るのはまた今度にしようとその店を後にする事にする。
「あぁ。お腹が空きましたね。お昼は何にしましょうか」
昼時となり、そろそろお昼ご飯をと時子が考えていると、一軒の蕎麦屋が目に入る。
「お昼は蕎麦を頂きましょうか」
雰囲気も中々良い感じで、何となく美味しそうなので時子はそのまま蕎麦屋へ入る事に決めたようで、店の中へと消えて行った。
お蕎麦を食べて満足したところで、時子は公園のベンチで休憩をしていた。
蕎麦屋の近くにあった公園だが、綺麗にされており花を愛でる事もできて休憩するには丁度良いと言える。
天気が良い為か、つい時子はうとうとしたりしている。
すると、飛んでいる鳥の何羽かが時子が座っているベンチに降りてきたりして。
「……鳥さんも一緒に日向ぼっこしますか?」
うとうとしながらもそれを感じ取った時子は、薄目を開けて鳥へと話しかける。
それを聞いているのかいないのか、鳥達は好き勝手にベンチや時子の膝やらを歩き回る。
「ふふっ。そんな風に膝を歩いたらくすぐったいですよ」
しかし、そんな事など知った事ではないとばかりに歩き回る鳥達。
それを見て、面白そうだと思ったのか更に何羽かが降りてくる。
「あら。そんなに楽しそうに見えましたか?」
時子のその言葉に楽しそうだ! だから、混ぜろー! と、新たに降りてきた鳥達が最初にいた鳥達へと突撃していく。
猫や犬がこんな風にして遊ぶのは見た事があるかもしれないが、鳥でこうなるのは珍しい。その光景は鳥好きにとってはきっとパラダイスに見える事であろう。
「何か随分と鳥が集まってるなーと思ったら、御巫さんか」
「あら。健さん、こんにちは」
最近、それなりに聞き慣れた声に時子が振り返るとそこにいたのは健である。
「こんなところでどうしたんですか?」
「あぁ、ちょっとこの近くにある店に用があってね。もう済ませたんだけど」
「そうなんですか……。あ、そうだ」
そこで時子は先程お昼を食べた蕎麦屋に貼ってあったポスターの事を思い出す。
何でも寝子猫展という展示を行っている美術館があるらしいのだ。ちょっと気になっており、時子は行くかどうか迷っていたのだが、丁度良いので健を誘ってみる事にしたようだ。
「寝子猫展?」
「はい。よろしければ一緒に行きませんか?」
「へぇ、ちょっとどんな展示なのか興味があるな。この後用事はないし、良いよ」
というわけで、二人は寝子猫展を行っているという美術館へと向かう事になった。
何となく時子がここを離れるという雰囲気を感じ取ったのか、鳥達は何時の間にか飛んで去っていた。
「へぇ、なるほど……」
「はぁあ、これは良いですね……」
こんな風な展示なのかと健が頷くその横では、時子が手を合わせて感激していた。
寝子猫展。その内容は猫の絵画や写真、人形、陶器などの展示会のようだ。
中には、日本と猫の歴史の展示まであるようで、中々に興味深いものとなっている。
猫の写真などは、可愛い子猫が複数でわちゃわちゃしている物もあれば、一体なぜこんな格好をしているのだろうというような不思議なポーズをしている物まで。
人形に関しては、招き猫のような物から実際の猫をモチーフにしたと思われる物。中には猫又のような物も。
「健さん、見てください、これ」
「ん、何々?」
時子が小声で示したのは猫についてという展示の内の一つ。
それによれば、猫というのは動物の中でもとても人間に近い感情を持っているのではないかと書かれていた。何でも脳の構造がとても似ているらしいのだ。
「なるほどねぇ。あぁ、でも、猫が飼っている人が明らかにこっちの言葉を理解しているって言ってるのは聞いた事があるね」
「そうなんですね……」
とても可愛いものもあって。とても興味深いものがあって。
突発的ではあったものの来てみて良かったと時子は思うのであった。
本日のお出かけの〆として、時子は寝子島神社にお参りに来ていた。
楽しく過ごせてる事に感謝をして、手を合わせる。その際に有り難うございますと神様に伝えるのも忘れない。
「今から帰ったら夕方ですからお掃除も終わってる頃でしょうか」
顔を上げた時子はそんな風に呟きながら帰路へと着いた。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
お出かけの一日
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
15人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年11月28日
参加申し込みの期限
2017年12月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!