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お出かけの一日
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「今日は良い天気だね」
恵御納 夏朝
が空を見上げると、そこには青空と燦々と輝く太陽。
夏朝の本日の予定は特になし。気侭にお出かけするつもりなのである。
「今日は買い物がてら色々見て回ろう」
そう呟いて夏朝は歩き出す。
とりあえず、主にシーサイドタウンを巡るつもりであるのだが、余裕があれば旧市街の方にも足を延ばしてみたいと夏朝は考えていた。
「うーん。良い本はないかなー」
シーサイドタウンに着いた夏朝はまずは古書店を巡っていた。
過去の寝子島の事や寝子島で起る不思議関連の事が記された本がないかチェックしているのだ。
夏朝はフツウを守りたいと思っていた。
だから、その為に様々な情報を得ておきたくて、定期的にこうして情報を探して歩いているのだ。
フツウを守る為に、そして、自分と同じようにフツウを守る皆の為に。
但し、こうして情報を求めても、望む情報が記された本が見つかる事はそれこれ稀である。
それでも継続は力なり。夏朝は諦めずに探していくつもりである。
ある程度、古書店を巡ったら、今度は他のお店を巡って行く。
高校生らしい、流行の服とかみておきたいと夏朝は考えていた。
考えていたのだが、ついついねこグッズや猫関連の物をチェックしていたりして。
猫のぬいぐるみやら何やらを見る姿はとても幸せそうで。今にも昇天してしまうのではないかと思う程だ。
「やっぱり猫さんは可愛いなぁ……って、違う違う!」
幸せそうな顔で暫くの間、猫グッズを見ていた夏朝だったがいつの間にか目的がすり替わっていた事に気付く。
これはもしかして何かしらのろっこんの仕業では!? と、考えるも、そんなわけはなかった。
ただ単に、可愛い猫グッズにしてやられただけである。
「猫さんグッズが目に入ると、ついそっちに意識がいっちゃうなぁ」
猫グッズやらを売っていた店から断腸の思いで出た夏朝はそんな事を呟きながら、道を歩く。
ふと顔を上げると、塀の上に猫がいた。
どうやらあちらも夏朝の存在に気付いたようで、思わず目が合ってしまう。
しかし、どうやら人間に慣れているらしく、特に逃げもせずににゃーと鳴く。
「あ、猫さんだ。やっぱり可愛いな……」
先程まで猫グッズを散々見ていたというのに、そんな事は関係ないと言わんばかりに夏朝は癒されると笑顔を浮かべた。
「猫さん、撫でても良いかな?」
そんな風に猫に問いながら近づいてみるが、やはり猫は逃げる素振りを見せない。
その猫は真っ白な猫だったが、あまり汚れが目立たないところを見ると、もしかしたら誰かに可愛がられているのかもしれないと夏朝は思った。
再びにゃーと鳴く白猫を、夏朝は優しくゆっくりと撫でる。
あぁ、良いなぁ。猫さん、良いなぁと呟きながらも撫でるその姿はとても幸せそうで。
春は子猫も見かける季節であるので、夏朝にとって至福と言える季節であった。
仲睦まじい親子猫や兄弟猫を見るととても和んだ気持ちになれるのだ。
「おや。そこで猫を撫でているのは……恵御納か」
飽きもせずに夏朝が猫を撫でていると、そんな声が聞こえた。
撫でながら視線を巡らせると、そこにいたのは同じ学校の同学年である
八神 修
がいた。
「あ、八神君。こんにちは。今日は良い天気で……猫さん日和だね」
「……猫さん日和?」
「うん。猫さん日和だよ」
挨拶が返ってきたのは良いのだが、修には猫さん日和という言葉の意味が良く解らなかったのだが、どうやら説明はしてくれないらしい。
多分だが、良い天気だと言う事なのだろうと修は考える事にした。
「恵御納は相変わらず猫が好きのようだな」
「うん。だって、猫さん可愛いし。八神君もそう思うでしょ? あ、どれだけ猫さんが可愛いかって言うとね」
そこから夏朝の猫がどれだけ可愛いかという講義が始まった。
しかし、以前から夏朝が猫好きである事を知っていた修は、ついそんな事を言ってしまったのだが、まさかその後小一時間続くとは思わないのであった。
だが、そこで通りかかるは修にとっての救世主! その名は
遠藤 健
!
「あ、遠藤!」
「ん、あぁ。八神じゃないか。それに恵御納さんも」
「おや、遠藤君。こんにちは。今日は良い猫さん日和だね」
「……猫さん日和?」
デジャブ。それは相手が健になったというだけで、先程のやり取りの焼き直しであった。
だが、健も同じ反応をしたという事はどうやら意味が解らないのは俺だけではないと修は安堵する。
そして、自らと同じく夏朝の猫談義を聞く仲間を見つけた修は、健を逃がさないとばかりに引き込むのであった。
二人が解放されたのは果たしてそれからどれくらい経った頃か。一つだけ言えるのは、中々大変であったという事だけである。
様々な店を巡って、満足した夏朝は最後にスーパーに寄って帰るつもりであった。
目的は晩御飯の材料と明日のお弁当用の材料だ。基本的に和食、洋食、中華と何でも作るので、何にするかはスーパーに行ってから決める予定だ。
しかし、歩きながらふととある事を思い出す。
内緒で飼ってる猫の食事はばれないようにする為に、基本的に通販で買っているのだが、その猫が好きな猫缶を切らしていたような気がするのだ。
別にその猫は好きな猫缶でなければ食べない、というわけではない。
だが、猫が大好きな夏朝からすれば出来るだけ喜ぶ物を用意してあげたいと思うのは、ある意味当然とも言える。
「買っておこうかな……?」
猫さんの為だから仕方ない。うん、仕方ない。そんな事を考えながらスーパーへと夏朝は向かって行くのであった。
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担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
15人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年11月28日
参加申し込みの期限
2017年12月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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