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「遠藤ってさ。何か得意な事ってあるのか?」
それはとある放課後の事。
八神 修
は前から気になっていた事を健に尋ねていた。
「俺の得意な事と言ったら、勿論スポーツというか身体を動かす事全般だな」
「へぇ。じゃあ、得意なスポーツとかはあるのか?」
「あぁ、テニスなんかは割と得意だと思うよ」
これは意外なところが出てきたなと修は思った。
勿論、テニスは立派なスポーツだ。だけど、高校生くらいの部活に入っていなくて運動がそこそこ得意だという人物に、得意なスポーツは? と尋ねた時に上げられるものではない気がするのだ。
体育で見る限り、確かに健は運動能力は中々高いように思える。それこそ、部活をしている人間にも引けを取らないだろう。
そんな彼が得意だというのだから、気になるなというのは無理であろう。
「じゃあさ、今度の休みに二人でテニスやらないか?」
「ほう。この俺にテニスで勝負を挑むとは良い度胸をしているではないか! この勝負、もろたで、八神!」
そんな風に途中からいきなり胡散臭い関西弁を喋る健。
「お前はどこの浪速の名探偵だ」
大体、それだとお前の負けフラグだろと修はツッコミを入れておく事は忘れない。
修と健がテニスを行う当日。すっかり晴天となり、正にテニス日和となった。
いつもクールな修だが、本日はそれは表面だけ。内心ではとても楽しみにしておりすっかりうきうき気分である。
事前にテニスコートを予約していたスポーツ施設前で合流すると早速と言わんばかりに中に入っていく。
テニスの用具など持っていない修はレンタルしようとカウンターに向かおうとするのだが、その時とある事に気付いた。
「遠藤。それってあのプロとかが良く持ってるラケットが入っているバッグだよね?」
「え? あぁ、別にプロじゃないと買えないわけじゃないけど、そうだよ」
そんな風に健が答えると、バッグのチャックを開けて中を見せてくれる。
修が中を覗き込むと複数の同じラケットが収められていた。
(思っていたよりも結構ガチな感じがしてきたな)
その後、修がラケットをレンタルして、カウンターで受付を済ませ、コートへと二人は向かう。
「じゃあ、最初は軽く打ち合いしようか」
「オーケー」
健の提案を修が承諾し、最初はサービスコートでの打ち合いをして、段々と距離を離していき、最後にはベースラインからの打ち合いに。
一応、修も初心者ではないらしく、ベースラインからベースラインへとちゃんとした球が返っている。
「よし、じゃあ、そろそろ勝負だ!」
「問答無用!」
「おまっ!」
健がそう言って緩い球を修の方へと返すと、いきなり前に出て強打をする。
流石にテニスが得意というだけあって、それにもすかさず反応して返す事には成功する。
今回は互いの技量を考えて、サーブ自体はなしという事になっているので、相手の球を打ち返せなかったら1ポイントという事になる。
「ふっ! 俺のショットは百八式まであるぞ!」
「よし、くたばれ」
「アーッ!?」
決める事こそ出来なかったが不意打ちが成功した修は調子に乗ってどこぞで聞いた事のある台詞を言いながら球を打つ。
しかし、態勢を整えた健が球に追い付くと無慈悲にコートの隅へと強烈な一打を打つのであった。
その後も、修は技術で負けていながらも健の隙を突こうと、コーナー突こうとしてみたり、ネット際に相手が出たときロブを打ってみたり。
成功しても失敗しても、楽しそうな笑顔を浮かべる修は、いつになく熱くなっていた。
「あーーっ! 絶対、いつか負かす。そう、一億年後くらいに!」
「そんな遥か未来まで俺らテニスで勝負してんの!?」
コートに倒れながら修が負け惜しみを言うと、そんな風に健が返すのであった。
勝負して散々楽しんだ後、休憩をしているとふと同じように休憩している二人組の女子が目に入る。年の頃は大体、修達と変わらないぐらいだ。
おっと思った修は健へと目配せをする。
それは声をかけてみないか? という意味であり、それを正確に健は受け取っていた。
しかし、健は社交的ではあるもののナンパなどはした事はないのだ。女子の友達は沢山いるが、彼女がいた事自体はない。
だから、修がしたように目配せで、ナンパなんて俺できないぞと返したつもりだったのだが、修は同意を得たと勘違いしてそのまま女子二人の方へと歩む寄っていく。
(あれっ!? ちょっと八神!? 八神君!? おいこら、聞けってば!)
さもそれで合っているという顔をしながら、心の中で汗を流し修に呼びかける健。
しかし、当たり前だがその呼びかけは修へと届く事はない。健がテレパシーに似たろっこんでも持っていれば話は別だったのだが。
「どこから来たの? へぇ、二人? 俺達も二人なんだ。そ、男同士」
慣れた様子でそう話しかける修の横で、健はな? と言われると、あぁ、そうだよと返す。
それはまるでナンパに慣れているように見えるが、内心ではずっと修を呼びかけていたりする。
そして、そのままナンパ成功した二人は女子達と軽く打ち合いをし、その後お茶に誘ってから連絡先の交換までするのであった。
因みに女子二人と別れた後、修は健にしばかれた。どこからともなく取り出したハリセンで。
「何でハリセンなんて持ってるんだよ!?」
「隙を見て作っておいたんだよ! この色男がぁ!」
二人の帰り道ではスパーンという小気味良い音が響いていた。
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担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
15人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年11月28日
参加申し込みの期限
2017年12月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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