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夢から出てきて!
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多喜 美律
はたまたま見つけたドリンクの自販機でゆめめサイダーを買った。紅茶のボタンを押したはずなのだが、
「サイダー? まあ、これでもいっか」
飲んでみると、意外と美味しい。すると、
「みゅー、みゅー……」
という猫の鳴き声が聞こえてきたのだ。辺りを見回した美律は近くのベンチへ視線を向けた。
「もしかしてあの下?」
覗き込むと、そこには【めんだこねこ】が震えていたのだった。
「わっ! まさか今朝の夢に出てきた子?」
すると【めんだこねこ】は、声を上げた美律に飛びついてきた。思わず手でキャッチする。
「か、可愛い……。一人で寂しかったの?」
「みゅー」
美律の手に頬をすり寄せてきた。触り心地はぷよぷよしていて気持ちいい。
「この子、究極の癒し系生物ね!」
と、【めんだこねこ】がぐにょんと潰れる。
「はぁああぁ、可愛い! お腹すいた? ミルクがいい? あ、乾いちゃうとダメなのね、霧吹きを持ってこよ!」
数分後。
家から取ってきた霧吹きを片手に、公園の芝生の上でお腹の部分を出して戯れる【めんだこねこ】を撫でていた。
上目遣いで見つめられると、抱き締めたくて仕方なくなる。
「可愛い~。そうだ。おやつ!」
【めんだこねこ】は雑食なのだ。人間の食べ物を食べても問題はないはず。
美律は自分のカバンを探って、購買部で買ったステックパンを取り出した。
「ほら。食べられる?」
【めんだこねこ】の口元へステックパンを近づけると、すんすんと鼻らしき器官を動かした後、口を開けて半分だけ食べた。
「みゅっ、みゅーっ」
喜んでいるのか、もぐもぐと咀嚼しながら耳をぱたぱたと動かしている。
「美味しい? あぁ、可愛い……」
すると、残りの半分もあっという間に食べてしまった。
ふと視線を感じ、顔を上げると、
「え!?」
何故か警官の格好をした猫耳の女性が、じっとこちらを見ていたのだ。
「猫人間? 何あれ」
驚いたが、【めんだこねこ】に呼ばれ、視線を落とすと、
「みゅ?」
もうないの? とばかりに見上げてくる【めんだこねこ】は気のせいか、首を傾げるような仕草をしている。
「まあ、いいっか。それより、この子が、可愛すぎるわ!」
力の限り抱き締めると、ぷにぷにの触感の後、ぐにょんと潰れる。
「あははっ」
そんな時間はあっという間だった。
夕方、【めんだこねこ】に西日が当たり、すうっとその体が透明になっていく。
そして、ゆっくりと消えて行った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年11月24日
参加申し込みの期限
2017年12月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年12月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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