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『ねこねこ団』参上!
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■エピローグ
『ねこねこ団現る!』
——これが、
八神 修
が書いた新聞の大見出しだった。
内容はもちろん、今回の食堂・自転車置き場・体育館で発生した様々なイタズラについてだ。
食堂では主に『鼻眼鏡事件』が記事になっていた。
自転車置き場で発生したサドルがブロッコリーに挿げ変わっていた事件は、抜かれたサドルを
志波 武道
が体育倉庫で発見していたおかげで、つつがなく収束した。
そして、時を同じくして自転車置き場で描かれていた壁の絵について——。
その奇妙でありながらも美しい絵の作者は三人いる。
ねこねこ団と、
旅鴉 月詠
と、そして
三宅 葉月
だ。
まず、ねこねこ団が『下手な猫の絵』を描いた。
次に、その絵に月詠が『猫の画伯』を描き足し、『下手な猫の絵を描く猫画伯』となった。
そして、さらに葉月が『ガスマスクの少女』を描き足し、『下手な猫の絵を描く猫画伯を描く少女』となった。
入れ子状になったその絵は、不思議なバランスで一枚の絵として成立していた。
なお、その絵は描き上げて写真を撮った直後に月詠と葉月の手によって消されているので、現在は見ることはできない。
さらに新聞を読み進めていくと、最後の記事は——
「濡れ衣を着せられた悲劇の少女……」と銘打った、
響 タルト
への短いインタビューだった。
*
「たはは……」
壁に掲示された新聞を眺めて苦笑するタルトに、背後から声がかかる。
「すっかり有名人じゃないか」
そこにいたのは、長身痩躯の猫面の男だった。
「協力、感謝するよ」
「ホント参ったよー? まあ、楽しかったからいいけどさー!」
タルトが言うと、男は笑った。
「楽しいのが一番だ」
「……で、キミがねこねこ団の団長さん? 今までのイタズラはキミの仕業なの?」
「イタズラじゃない。アートだ」
「でもでも、飛び降り自殺みたいな作品? はどうかと思うけど!」
男は首を振った。そして、心なしか低い声で言う。
「あれは模倣犯の仕業だ。グロテスクにすればアートになるという誤った認識からだろう。あんなのは僕の流儀じゃないね」
「そうなの? みんなねこねこ団の仕業だと思ってるよ」
「僕がやったことではないけど、ある意味では、ねこねこ団の仕業というのは正しい」
「どゆこと?」
「ねこねこ団はプラナリアなのさ」
「プラナリア?」
「……おっと。少々語りが過ぎたようだ。これで失礼するよ」
そう言い残して、タルトの返事も待たずに男は去った。
*
新聞記事は、次のように締めくくられていた。様々な事件と直面した修による総括だ。
『ひょっとすると、『ねこねこ団』とは実際には存在せず、ただ我々の心の中にある「ちょっと刺激的な日常を送りたい」という欲望そのものを指すのかもしれない……なんちゃって』
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あとがき
担当マスター:
リルカ
ファンレターはマスターページから!
どうも。リルカです。
ようやく…「『ねこねこ団』参上!」のリアクションを公開しました!
す、す、すみませんでしたーッ!!!!!(スライディング土下座)
リアクションの公開が大幅に遅れてしまいました…………。
初めてのリアクションということで気合いを入れていたのですが、気合いが空回りした部分も否めず………今回の反省を生かして、次回からスピーディに進められるように気をつけたいです。。
……それでは、リアクションの内容について少々。
まず、皆さまのアクションが非常にバラエティ豊かで、とても楽しく読ませていただきました!
できるだけアクションを忠実に採用したいと思っていたのですが、ストーリーの流れ上、全てを忠実に、とはできない箇所もあり……ご了承いただければと……。
シナリオを考える時間は——ここはどうしようかな〜、誰と誰を絡ませようかな〜などとあれこれ考えている時間は——大変さの中にも楽しさがありました。例えるなら、知らない街を歩いているようなワクワク感と言いましょうか。この裏路地はいい道だな、とか、こんなところにパン屋があるんだー、とか。そういうワクワクです。
初のシナリオということで、あるひとつの事象についてハッキリと目的を持ったキャラが集まって、物語が展開していくという形式を取りました。
そこで生まれたのが「ねこねこ団」でした。犯人がいて、その犯人を追うという形が書きやすいかなと思いまして。
ねこねこ団を捕まえたいキャラ、観察したいキャラ、応援したいキャラ、自分も参加したいキャラなど、様々な立場のキャラがいて、書いていて楽しかったです。アクションを読むのは刺激的な体験で、ある意味、僕もまた一人の「読み手」だなと思いました。
あ、ここだけの話、訪れるエリアに偏りがなかったのは、非常に助かりましたー。
リアクションからもうっすら読み取れるかと思いますが、『ねこねこ団』は、基本的に超小規模の団で、イタズラの多くには「便乗犯」によるものがあるという設定でした。特に、『ねこねこ団』否定派の強い根拠となった「投身自殺を模した作品」は、ねこねこ団本人が明確に否定している通り、「便乗犯」によるものです。生徒たちはそんなことは知る由もないのですが……。
団のコンセプトは「日常を楽しく、ちょっぴり刺激的に」というものなので、この点だけに関して言えば普遍的な感情かなと。
——とはいえ、迷惑になっている部分があるのは事実ですし、どう捉えるかは完全に受け手次第かと思います。
どちらにも正義があって、受け取り方によってはどちらも正しくて、その中で追いかけっこが続く——という、ルパンと銭形警部みたいな感じが理想です。
まだ『ねこねこ団』の姿がぼやけているので、ルパンのような愛嬌はないかと思いますが……。
そういう部分を補強しつつ世界を広げていけたらいいなと思うので、反応次第で、折を見てまた「ねこねこ団」を書きたいですね。個人的にはシリーズ化できたらいいなと目論んでおりますです。まだちょっと未定ですが。
今後はもっと日常よりのゆる〜いお話なども書きたいですね。今回の『ねこねこ団』は、ガチ成分が強めでアクションを書くのも大変だったかなと思うので、もう少し気楽に参加いただけるものを——と。
今のところ、次回はグルメネタで一本書きたいなー!なんて考えています。
またご報告がありましたらマスターページなどで告知させていただきますので、覗いていってもらえると嬉しいですっ!
以上、リルカによるシナリオ「『ねこねこ団』参上!」でした。
ご参加いただいた皆さま、お読みいただいた皆さま、本当にありがとうございましたーーーー!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
リルカ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年11月22日
参加申し込みの期限
2017年11月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年11月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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