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\ オーバータイム!/
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ある誰かとの帰り道
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授業が終わり、
北里 雅樹
は暇つぶしに図書室で本を読んでいた。そうしているうちに、窓から夕日が差し込んできたのに気づいた。
(そろそろ帰るか)
靴を履き替えて校門を出て、しばらく歩く。……と、スレンダーでボーイッシュな制服姿の女子の姿が目に入った。
一目でわかった。元カノで腐れ縁の
椎井 莉鳥
だ。
莉鳥は陸上部の練習を終え、シャワーを浴びて制服に着替えた。学校を出たのは、夕方を少し回ってから。まだ湿り気の残る髪に吹く風が、冷たくも心地いい。
耳にイヤフォンを差し込み、スマホの音楽アプリで適当な曲を聴きながら、夕暮れの家路をゆっくりと歩いていた。
特に寄り道することもなく、まっすぐ家に帰るはずだった。
背後から人の気配を感じるまでは。
そして、莉鳥にはそれが誰だかわかった。
(……気配を隠すのが下手だよ。バレバレじゃない……)
内心でそっとため息をつき、後ろから近づく元彼の
北里 雅樹
が莉鳥に声をかけようとしたところで振り返る。
「何?」
一切の感情のこもらない平板な声と表情で話しかける。
もっとも、この後の流れは決まっていた。
並んで歩きながら、互いに適当な微妙にかみ合わない会話を適当に飽きるまで交わす。
そして飽きた頃合で別れるのだ。傍から見れば奇妙としか思えない関係性。
こんな調子で話をできるのも残り1年を切った。
来年には雅樹はこの島を出る。島の外の大学へ進学するために。
曲がり角に来た。ここで猫鳴館に帰る雅樹とシーサイドタウンに住む莉鳥は道が分かれる。
かみ合わないとはいえ、会話のネタもなくなった。
(そろそろ潮時か)
雅樹は「じゃ、また明日な」とでも言って別れようとした。が、なぜだろう、今日に限ってはそんな気分になれない。
……なぜか今日は彼女に手を触れたい気がする。
なぜそう思うか判らない。だがとても、もどかしい気持ちになって、そんな自分に困惑する。
莉鳥も、今日に限っては妙な気分だった。
恋に落ちて、身体を許しもしたが、今はただの腐れ縁。その関係も来年で終わる。
卒業したら彼は島を出るから。
(……冗談じゃない……いまさら手をつなぎたいとか……)
そう、今更なのだ、けれども……。
気がつくと、どちらからともなく、手をつないでいた。
(……まいったな、なんで急に手なんかつないだりするんだよ)
雅樹は心の中で呟いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鳴葉ゆらゆ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月22日
参加申し込みの期限
2017年10月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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