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\ オーバータイム!/
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ある誰かとの帰り道
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華城 尊
は、帰宅準備をしている最中、教室に飛び込んできた隣のクラスの
空乃 アリア
に捕まった。
「確保! ミコト、さっそく付き合いなさい!」
尊もアリアも、お互い所属している部活はない。それには2人とも、2年生からの入学という理由がある。このまま帰宅部も悪くはないけれども、それでは進路に影響が出てしまう。だから今後、お互い何かしらの部に入ることは確定している。
そう考えれば、入る部活が決まるまで、確かにこんな暇な日はなかなかあるものでもないのだろう。
(……だからと言って、誰も空乃に付き合うとは言っていな──)
しかし、気がついたら、ここ【寝子ヶ浜の海浜公園】にいた。
「こんな所まで何の用だ」
「『こんな所まで何の用だ』ですって?」
アリアは居並ぶ屋台を指し示した。
寝子ヶ浜の海浜公園まで来たなら、屋台で買い食いに決まっている。
「さあ、早速屋台食べ歩きの旅に出るわよ!」
アリアは財布を片手に、食べたいものを買っていく。
ケバブは勿論外せない。鯛焼きももちろん視野に入れる。
……焼きそば──。
「太るぞ」
傍からぼそりと呟かれた言葉に、アリアは我に返り、理性を取り戻す。
「なんて量が多すぎるわね。無しよ、無しにしましょう!」
焼きそばを買いたい気持ち『には』耐えることに成功した。だがしかし。
「他にも、あ! クレープが!!」
尊が呆れたような表情をしていたが、気にせずアリアはクレープを購入した。
海の見える1つのベンチに、アリアは楽しそうに戦利品を並べる。
2人で並んで座って、夕日を見ながら買ったものを美味しく頂いた。
食べ終わって、ゴミをまとめると、海が夕焼け色に染まっていた。
「……ようやく太陽が沈むのね。せいせいするわ」
それを聞いた尊が不思議そうな表情になる。
「太陽も、昼間も嫌いなの。昼間は何しろ騒がしすぎるわ」
少し間を置いて、アリアは言葉を続ける。
「でも──日が落ちる時の、この一抹の侘しさ『だけ』は理解が出来る」
アリアは、隣の尊の肩をぐいと押して、背中を向けさせた。
「しばらく、そのままでいてくれないかしら……? 一人でなければ、この景色を堪能することも悪くないと思えるわ」
アリアは尊と背中を触れ合わせる。
『夕暮れは一番好きなのに、一番拒絶されているような気がするの』
それは尊に聞こえないくらいの声で呟く。
(何か忘れているような気がするけれども思い出せない)
でも今は背後に人がいる、これで……充分だと思えた。
背を向けさせられた尊は、エノコロ岬を遠くに眺めていた。
視界の半分の水平線を目にしたときだったか、聞こえない呟きと共に、尊の背中に、アリアの背中が当たった。
その感覚に、自分でも少しは『獣のようなこれ(空乃)』の役に立っていたのかと安堵する。
そのまま……相手が動くまで、自分からは絶対に身じろぎひとつしまいと、心に決めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鳴葉ゆらゆ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月22日
参加申し込みの期限
2017年10月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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