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「かつての文豪達は、温泉に逗留し傑作を作りだしたのです……」
そんな文学少女のような事を、温泉旅館の前で呟いているのは
椿 美咲紀
。
この温泉旅館「柳屋」の噂を聞きつけて、料理と温泉を楽しみにやって来たのだが、彼女の目的はそれだけではなかった。
何せ今の彼女は掛け算的創作活動、要は執筆が滞っている状態だったからだ。
このままではイケナイと判断し、料理と温泉によって心をリフレッシュし、創作活動のスイッチを入れる。それこそが今回の主目的なのだ。
「アウトプットのためにはインプットが大事なのです」
という事で、早速彼女はリフレッシュの為にと温泉旅館の中へと消えて行った。
温泉も良いけど、まずは食事から。
美咲紀が注文した食事は主に学生をターゲットにしたと思われる和食会席。
新聞部所属として、並べられている料理の写真を撮る事は勿論忘れない。料理を運んで来てくれた旅館の人に写真を撮る許可を得ているのだから、思う存分に撮っている。
「季節の食材がとても美味しそうなのです。それに何だかヘルシーな感じ!」
そんな事を呟きながらシャッターを切る音をリズム良く響かせて写真を撮る。
「いまだと筍美味しいですよねー。春キャベツも良いのです。それと新じゃがいも、新玉葱。肉じゃががフレッシュな感じに」
未だ料理に手を付けずに写真を撮っている美咲紀。しかし、時刻はとっくに夕飯頃になっている。
つまりどういう事かと言えば、お腹が空いてきているという事だ。
しかも目の前には美味しそうな筍やら春キャベツ、じゃがいも等々の野菜を使った料理が。先程までの自らの呟きも良くない。SNSでは飯テロという言葉があったりするが、ここでの呟きを聞くのは美咲紀しかいないのだ。
つまり、ただの自爆でしかないという事になる。
「うう。もう我慢できないのです! 頂きます!」
取材の為の写真はもう十分に撮れただろう。美咲紀はそう判断して、目の前の夕食に直接噛りつかんばかりの勢いで箸を取って食べ始めた。
「美味しいのです! この肉じゃがのじゃがいも、最高なのです!」
料理での心のリフレッシュはとりあえず成功といったところだろうか。
最初から最後まで、美咲紀は美味しそうに夕食を食べ進めた。
食事の後は、もう一つのリフレッシュ要因として期待している温泉へと。
しかし、ここで一つ問題がある。それは何かといえばこれから行くのは大浴場であり、他の人がいる可能性が高いという事だ。
「妄想するには他の人が居ると駄目なのにゃあ」
というボヤキにも似た美咲紀の呟きからも解るように、彼女は他の人がいるところでは妄想というかインスピレーションというか、そういうものが浮かばない性質だった。
だからと言って、一人で小浴場を貸切るのも何だかなぁと思うのだ。
そこで、まずは一回目の時はしっかりと身体を洗って、温泉の心地良さを満喫する事にした。調べたところ、美容効果があるようなのでお肌すべすべに期待できそうだし、と。
美咲紀とて、乙女。乙女としてはとても大事な事であった。
そして、二度と言わず何度か入りにいけば良いのだ。ここの温泉は幸いな事に朝の10時までは入れるらしい。遅めにいった時ならば、他の人がいない時があるかもしれない。
「その時こそチャンスなのです! 温泉にてインスピレーションが沸くのを待つのです!」
温泉に入る事、三度目。その時はやってきた!
髪を結い上げて。三度目であっても湯船に入る前に、ちゃんと身体をお湯で流す事は忘れずに。いざ準備万端!
「後はぼけーっとして妄想沸き上がるのを待つのです。執筆活動には必要不可欠なこの行動。推しキャラ達が勝手に動き始めるのを待つのです」
人はそれを創作の神様が降りてくる、と言うのです。ぼけーっとし始めながらもそんな事を呟く美咲紀。
但し、この呟くはあくまでも個人の感想にすぎない事ではあるのだが。
そうして、彼女は妄想を得た。推しキャラ達が勝手に動く世界を見た。あぁ、これこそが創作である、と!
全てが終わった後、静かに湯船から上がり、美咲紀は浴場から出て行く。
全ては得たのだ。ならば、後は部屋に戻って執筆するだけの事。この妄想を形にして世に送り出すだけの事。
「だから、ここでネコッターを見てはいけないのです」
握りこぶしを作ってそう強く宣言する。果たして、その宣言が守られたのかどうかは解らないが。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年10月03日
参加申し込みの期限
2017年10月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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