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○大阪 串カツ
「なんだよ、こんな朝早くから?」
水守 流
が眠たそうな目をしているのはいつものことですが、今は休日の早朝なので本当に眠いのです。
『ごめん、ママから連絡があって、イベントの人手が足りないから友達連れて大阪にバイトしに来てって、交通費も出すって』
電話の相手は同じ桜花寮に住む食い友、
本居 陽毬
でした。
「……はあ? いきなりだな」
『お願い、急いで着替えて玄関前に来て!』
こうして、あれよあれよといううちに流は陽毬に大阪まで連れ出され、よくわからないままとりあえず必死で働いたのでした。
無事に仕事を終えて。
「せっかく大阪まで来たんだし、帰る前にバイトの打ち上げも兼ねて大阪名物を堪能しておかなきゃ!」
明るく陽毬が言います。
「………ふぅ、ちょっと急展開すぎて頭の整理がおいつかないところだったが、とりあえず大阪名物を食うのは賛成だぜ」
陽毬同様、美味い物を食べるのが好きな流。
交通費を出してもらいバイト代ももらったので、大阪ならではの美味いものを食べるのは願ってもない話です。
「水守君のバイト代で! いいよねいいよね?」
必殺のおねだりスマイルで、陽毬はベタベタくっついてきました。
「……しょうがねえな、バイト代も弾んでもらったから心置きなく食えそうだな本居」
「うわーい打ち上げだああああ! まず最初は串カツだね!」
「俺も本場大阪にきて食べるの初めてだからすげー楽しみだぜー。今日は朝から慣れない肉体労働もして腹もペコペコだからガッツリ食うぞー!」
陽毬も母ちゃんにバイト代もらえばいいじゃねえかと思わなくもないのですが、腹ペコな状態で金のことなど気にしていられない流です。
早速二人は串カツ屋へ。
幸い並ぶほどではなく店に入れました。
「いい匂い! あっつあつをソースに絡めておいしくいただくよ!」
気合が入る陽毬、メニューにすばやく目を光らせます。
「あ、注文ー! メニューのこのへん、全部2人分お願いしまーす!」
「はいよー」
好き嫌いなどない二人、どれから頼もうかなんて悩む時間も惜しいのです。
そしてしばらく時間が経過しました。
(串カツは名物になるだけあって当然美味しいんだけども、揚げるのに時間がかかるせいか、すごく……待ち時間が……長い……)
ぐー、と陽毬のお腹が鳴りました。
ジュージューと揚げる音、近くから漂ってくる美味しそうな匂いに、ますます食欲を刺激されて。
陽毬はよだれを垂らしつつ串カツが揚がってくるのを待ちます。
流も待ちかねていましたが。
(……出てくるまでがなかなか長いんだな。はっ!? 待ってる間に本居の目が獲物を狙う肉食獣状態になってやがる!)
「どうどう、ステイステイ」
陽毬に向けた両手を上下する流。
「なによー、馬か犬みたいに」
むくれる陽毬のお腹はそんなことでは静まらないのです。
「お、串カツきたきた!」
そうこうしているうちに、ついに串カツが出てきました!
「えっと、ソースの二度漬けは禁止なんだよな確か」
などと流が言ううちに。陽毬の手が目にも留まらぬ速さで動きます。
2人分の串をゲット! お口にぽーん!
「あっ、俺の串カツ!」
「熱つつ……ふっふっふ、ふひはつはふはいはいはよひふほひふん……(串カツは奪い合いだよ水守君……)!」
陽毬はお口の中の串カツをごっくん、と飲み込んで。
「気を抜いたら全部私のお口に入るからね!」
とドヤ顔を決めます。
「ちくしょう、負けるか! 俺のおごりだろうが!」
次の串カツが揚がってきて、流はすばやく串カツゲット! ようやくゆっくり味わうことができました。
「紅しょうが串か……うめぇ! こりゃたまらんな」
爽やかな酸味と軽快な食感がクセになる味わいです。
すると、周囲の人たちも。
「……あ、紅しょうが串ください」
「こっちも紅しょうが串お願い」
次々に流と同じものを注文し始めました。
周辺の人が流が食べた物と同じ物を猛烈に食べたくなる、ろっこん『メシテロジツ』が発動したのです。
そんなことには気づかず流は、串カツを頬張る陽毬にウンチクを披露します。
「キャベツをカツの後につまむと胸やけ防止になるんだぜ」
「ふーん、じゃ水守くん、どんどんキャベツ食べていいよ」
「……串カツに専念する気満々だな! 胸焼けしても知らねえからな!」
串カツを堪能し、流との会話を楽しみながら、陽毬は思っていました。
(本当はママから、2人で美味しいものでも食べて帰りなさいって言われて食事代は貰ってるんだけど)
それは内緒にしておくことにしました。
(今日のところはお金が入って財布が重くなっているだろう水守君にたかることにしよう! このお金は次の食べ歩きの資金にしよう)
そんなことを知らない流は、トマト串とチーズ串を交互に食べ始めてうっとりと言います。
「熱々のトマトとチーズが混ざりあって、口の中でセルフピザやー!」
「あ、いいな私もやろう!」
美味しい食べ物の前では、お金の話なんて野暮というものなのです。
「ふー、一通り食べたな。それじゃ」
「串カツの後はうどんだね! よーし満喫するよー!」
「……おう!」
二人は二軒目を目指し、串カツ屋を後にするのでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
茄子りんこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月24日
参加申し込みの期限
2017年10月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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