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百花繚乱の九夜山
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本日、
御巫 時子
は友達である遠藤 健に誘われて九夜山の春のフラワーイベントに行く予定だ。
春の花と言えば普通は桜だが、それは既に散ってしまっている。だから、展望台前駅周辺などに特設した花壇にチューリップ等を始めとした花を植えているらしいと健が言っていたのを時子は思い出していた。
ヨタカ達に行ってきますと笑顔で挨拶をして出発。
一体どのようなイベントなのか、時子は今から楽しみであった。
「今日はお誘いいただき有り難うございます」
健に微笑みながら丁寧に礼を言う。
待ち合わせ場所にいざ着いてみれば既に彼は着いていた。時子も待ち合わせ時刻よりも早く来ているのだが、それよりも更に早く着いていたらしい。
「いやいや。こっちこそ来てくれてありがとう。来てみたかったんだけど、一緒に行く人がいなくてね。急だったから皆予定が入ってたみたいなんだ」
「そうなんですか。春のフラワーイベントでしたよね。どんな風になっているのか楽しみです」
「じゃあ、早速だけど行こうか」
「はい」
そして、二人でロープウェイへと乗り込んでいく。
流石に健が見つけたような告知をしているだけあって、時子達以外にも沢山の客が来ているようだ。
ふと時子が窓の外を見てみると、鳥が飛んでいくのが見えた。後で鳥達とも交流出来たら良いなと思う。
「おー。これは凄いな」
「はい、そうですね。こんなに沢山の花が……。それに屋台も沢山出ています」
駅を出て、時子と健が見渡してみればそこには花壇と屋台と、そして幾人ものの人の流れ。
フラワーイベントと言われてはいたもののここまで大がかりなものとは時子は予想していなかった。まさか屋台まであるとはと。
「イベントというかまるで祭りみたいだな……。まぁ、良いや。御巫さん、とりあえず花と屋台、まずはどっち回ってみる?」
と、健から問われたので、時子は少し悩んでから屋台を回る事を選択する。
「そうですね……。まずは屋台からで良いでしょうか?」
「了解。それじゃ、行こう」
人の流れを掻き分けつつ二人で進む。ちょっと人は多いが、流石に高校生ともなるとはぐれる事は恐らくはないだろう。
すると、とある屋台が時子の目に入った。それは、風船釣りの屋台である。
「すみません、健さん。ちょっと良いですか?」
「うん、何?」
「風船釣りに挑戦してみます」
と、風船釣りの屋台を指で指し示しながら健に答える。
「へぇ、風船釣りか。うん、良いよ」
てくてくと時子は屋台の前まで歩いて行き、店員に料金を払ってじっと水が張られたプールに浮かんでいる風船を観察する。
どうやらこの風船釣りは典型的な良くあるタイプのようだ。こより部分を水につけないようにして引っかければ取る事が出来るだろうと時子は考えた。
もし、上手くいかなかったら、その時は健に頼んでみよう。彼はお祭りが好きだと言っていたから、風船釣りもそれなりに経験があるかもしれないし。
「あっ、上手くいきました!」
「おー、上手い上手い」
上手くいって笑顔を浮かべる時子を健がパチパチと拍手をして称賛の声をかける。
時子はこんなに簡単にいくとは思っていなかったが、やはり上手くいくと嬉しいものだ。
「ふぅ。少しはしゃぎ過ぎちゃいましたね」
手元の風船の感触を感じながら時子は近くにあったベンチに座る。
「じゃあ、御巫さんはちょっとそこで休憩してて。丁度良いから、俺は屋台で何かご飯になりそうな食べ物買ってくるよ」
「あ、それじゃお金を……」
「いやいや。俺が出すよ。俺が誘ったんだしね。じゃ、ちょっと待っててね」
健が買って来たはしまきを食べて、その後、二人は今度は花を見て歩く事にした。
幾つかの花壇を見て歩いて、すると何時の間にか周囲には二人だけになっていた。ここにも確かに花壇はあるのだが、ちょっと人の流れが途切れている状態になっているようである。
「健さん。ちょっと鳥さんとお話しても良いですか?」
時子がここに来た目的の一つはこの山に住む鳥達との交流だ。顔見知りの鳥も多そうだったという事もあるのだが。
「あぁ、良いよ。じゃあ、ちょっと人が来ないか俺は見張っていよう」
「あ、済みません」
「じゃあ、終わったら声かけてね」
そう言うと健は見張りの為に少し離れて行く。
それを見送って、時子はそっとろっこんである鳥の囀りを発動する。
鳥達と会話していると、ヒヨドリやメジロが花の蜜を吸っているのが見えた。好きな花の蜜が吸えて嬉しそう見える。
「美味しいですか……?」
そんな鳥達の嬉しそうな様子を見れて、時子もまた嬉しそうに笑うのであった。
「少しだけそのままでいてもらえますか……?」
可愛らしい鳥と綺麗な花。その写真を撮りたいと思い、カメラを取り出す。
ズームをして、一番良いタイミングでシャッターを切る。撮れた写真を確認して、満足そうに頷く。
「有り難うございます……。可愛いですね……」
あぁ、鳥さん達と交流できて、写真も取れて。とても良いイベントでしたと時子は思う。
(健さんに、またこのようなイベントがあれば教えて貰えるように後で頼みましょう)
しかし、今は今日のこのイベントを楽しもう。
とりあえずは、まずは健と合流してからだ。見張りをしてくれている健のところへゆったりと時子は向かって行ったのだった。
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あとがき
担当マスター:
昂祈
ファンレターはマスターページから!
昂祈です。
百花繚乱の九夜山のリアクションをお届けいたしました。
春の花見と言う事で普通は桜の花見となるところですが、ちょっと花見としては変わり種となりました。
このシナリオは自分の地元にあるロープウェイで実際にあるイベントが元ネタとなっています。
最後に行ったのは数年前になりますが、普段そこら辺で見るのとは違う沢山の花に囲まれるというのは中々良かったです。
この度ご参加頂いた方々はペアでご参加頂いた方々もいらっしゃいましたが、それぞれに雰囲気というものがあって書いてて楽しいものとなりました。
それぞれのペアの雰囲気というものを生かせていれば良いのですが。
そして、単身ご参加頂いた方もいらっしゃいました。
こちらもまたペア参加とは違う形での執筆となりましたが、楽しんで頂ければ幸いです。
一部の方とはNPCとして参加させた遠藤が絡んでいますが、彼の今後は今のところ不明であったりします。
それではこの度はご参加頂きありがとうございました。
また次のご機会の際にお目にかかれれば幸いです!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月15日
参加申し込みの期限
2017年09月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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