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モンスターニャンター・ω・(おめが)
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■オメガを狩る者たち
雄大なる自然。
渡り鳥の更に上をネコドラゴンが飛んで行き、大海でニャバイアサンが荒波をたてる星。
その中でも強大なネコモンスターが生息する土地――オメガ地方へとやってきた一人のハンターがいた。
「ここが……」
腰に和風の太刀を納め、軽い武者鎧を纏った女……否、女に見まがうほどの男。名を、
夏神 零
という。
「ここが、オメガギルドか」
わらで出来た大きな屋根と円形木壁でできた建物。屋根の上には煙突の役割をもつ三角形が突き出ていて、それがネコの耳ように見えた。
扉の先に、まだ見ぬクエストが待っている。
零はウェスタン式の両開きドアを潜った。
オメガ級クエスト。
凄腕のハンターたちがさらなる刺激を求めて集まる、猛者たちのダンスパーティー。
古今東西のハンターが己の特技を見せつけ合う中で、
真境名 アリサ
は……。
「ふう、やっと使いこなせてきたかな」
ネコドラゴンの骨から削り出した巨大な剣。鋼よりも硬く岩をバターのように切り裂くその威力は短剣二刀流のソードダンサーだったアリサを魅了した。
かくして機動力のために殆どをそぎ落としたビキニアーマーと、機動力を捨てた巨大剣の組み合わせという不思議なハンターができあがった次第である。
いっそ全身甲冑にしようかとも思ったが、アリサとビキニアーマーがイコールでつながりつつある昨今、アイデンティティを捨てることはあるまいという判断である。
したがって。
「あれ? ビキニアーマーの人だ」
という覚えられ方がより一層広まった。
振り返ってみる。
「えっとあなたはたしか……ましろさん」
白 真白
。大きなハンマーなどの重量のある武器を好んで使うハンターである。
昔通い詰めていたハンターギルドでもちょこちょこ見かけた女性で、今も黒と銀の甲冑を誇らしげに着こなしていた。
ハンマーは以前とは少し違って、半透明のクリスタルがインパクト部分に使われた大金槌である。
「真白でいいよ。ビキニさんもオメガ地方に来てたんだ」
「こっちもアリサでいいよ」
互いに肩をすくめる二人。
よく顔を見かける者同士といえど会話がそう長く続くものではないらしく、真白はちらりとクエストボードに目をやった。
「オメガ級クエスト、受けるの?」
「そのつもり。そろそろこの剣にも慣れてきたしね」
オメガ地方の素材で作った武器は強力である反面扱いづらいとされている。
真白もそれを察してクエストへの誘いを迷っていたが、アリサに誘導されるようにしてぺらりとクエストシートをはがした。
「じゃあ高難易度のクエスト、やってみようか。やるなら後もうひとりは凄腕が欲しいんだけど……」
「そのクエスト」
入り口側から、鋭く指向性をもった声が、二人をとられた。
太刀を腰に納めた美しいハンター……零がクエストシートを凝視している。
「拙者のランクでもよければ、参加させてくれぬか」
そう言ってハンターカードを翳すが、真白たちはそれを見ずとも知っていた。
零が人付き合いに無頓着なせいで自覚していないが、彼女(多くのハンターは彼を女性だと思っている)が通常ギルドで評価しきれないハイエンドレベルのハンターだということは有名だった。
特定のフレンドグループに加わらず、その日に偶然顔を合わせた相手とチームを組むということまた、有名な話である。
「「決まりだね」」
異口同音。真白とアリサは頷いた。
■フレイムネコドラゴン
オメガ地方の火山には、人が近づくことすらかなわぬ灼熱の地が存在する。
常に毒ガスがあがり、地表の温度は湯が煮えつき霧となるほど。
そんな環境に適応し、近隣の強力なモンスターを捕食して過ごすオメガ級モンスター。
その名もフレイムネコドラゴン。
「ここに入るには身体を冷やすドリンクが欠かせないよね。二人とも持ってる?」
「無論」
キュッと瓶のコルクを抜いてドリンクをあおる零。
アリサも同じようにドリンクをあおるが、真白はどうも気分が悪そうだった。
涼しげなアリサと違って真白の格好は随分と暑そうだ。
「大丈夫?」
「うん。ちょっと胸のところがむれちゃって」
「……」
予想から斜め上の回答が帰ってきて、アリサは営業スマイルを作った。
その途端、ズドンという巨大な音が地面を揺らした。
よろめくことのないように身構えるアリサたちの頭上。空をかき混ぜるような音と共に現われたのは巨大な獣。
否……。
「ネコドラゴン!」
翼を大きく広げたネコドラゴンが滑空によって突っ込んでくる。
その巨体がぶつかるだけで人などたちまちのうちに潰れてしまうだろう。
しかし彼女たちはハンター。神威的な不死身の肉体を持つ者たちだ。
素早く左右に飛び、岩地を転がる。
回避されたネコドラゴンは後方の岩山に突っ込むが、ぶつかって目を回すなんて小物じゃあない。岩を粉砕してそのまま逃げ去っていくではないか。
「逃がさぬ」
「追いかけるよ!」
素早く立ち上がり、走り出す零や真白たち。
岩山を次々と破壊しながら走って行くネコドラゴンのしっぽを追いかけ、三人は武器を構えた。
なぜか? 岩をかわすためである。
粉々に砕けたと言ってもそれはネコドラゴン基準。人がぶつかれば大けがをするような岩だ。
「先に行く」
零は頭上より降り注ぐ大岩の弾幕をジグザグ走行で回避。最後には跳躍によって岩をかわし、ネコドラゴンへと距離をつめていく。
負けじと加速をかける真白。
巨大な岩が弾みながら転がってくるが――。
「こんなので私を止められると思ったら、大間違い!」
一回転から繰り出すハンマーフルスイングが、岩を粉々に粉砕。衝撃ゆえに、真白をよけて岩が飛び散っていく。
素早さの零、パワーの真白。しかしてアリサはといえば、その両方を兼ね備えていた。
弾みながら迫る無数の岩を、流れる川の水のごとくすいすいと避けていく。背中に保持した両手剣を抜き、上段斬り。頭上から落ちてきた大岩を真っ二つに砕いた。
ネコドラゴンも逃走を諦めたのか、ぐるりと身を翻して応戦体勢をとる。
口と開き、炎をはき出した。
「ぬるい」
零は即座に反応。
刀を翳し、炎を空気ごと切り裂いて接近。顎の下へ潜り込むと、炎袋と呼ばれる喉元の部位を切断。
腹の下をスライディングで抜ける。
炎が止められ、呻くネコドラゴン。
そこへすかさず駆け込んだのが真白である。
ゴルフクラブでも振るかのように振りかざし、大地すれすれの位置をハンマーが豪速で走る。
風をきり、流星のごとききらめきを纏って放たれたスイングはネコドラゴンの顎の下へ命中。
竜の鋼より頑丈な顎を砕かんばかりの一撃に、思わずネコドラゴンは頭を上げた。
その体勢こそが、必殺の位置。岩と岩の間をとび頭上をとっていたアリサが、天空で剣を振り上げた。
重力と、腕力と、剣に込められた力の全てがネコドラゴンの脳天へと集中する。
ズドンという巨大な音と共に、ネコドラゴンは地面へと沈んだ。
「ふう……」
額の汗をぬぐって剣をおさめるアリサ。
零は涼しい顔で立ち上がり、刀を納めていた。
「よい狩りだった。また何かの依頼で会えればよいな」
「私も楽しかったよ。でもお別れの前に……」
ちらりとネコドラゴンを見上げる真白。
アリサとも顔を見合わせ、頷いた。
「素材狩りだー!」
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担当ゲームマスター
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月25日
参加申し込みの期限
2017年09月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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