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■探検と探求
オメガ地方は広大だ。
未開の地、未知の生物、前人未踏の秘境……大自然はいまだ新しい刺激に満ちている。
そんな大地で、新たな発見を求めて旅をするハンターたちがいた。
「シュー君、今日の目的はなんでしたっけ」
片手剣を研石と布で手入れしながら、
椿 美咲紀
がついっと顔を上げる
夜風が炎をゆらし、ゆれた光が美咲紀の顔を照らしている。
たき火に薪をくべながら、
八神 修
は小さく頷いた。
「密林の蛇だ。ここから東に進んだ所に巨大な蛇が巣くっているという話があってね。その生態、確かめてみたいじゃないか」
「東の密林!」
ぴこーんと美咲紀アンテナが立ち上がった。
説明しよう。美咲紀アンテナとは前髪のあたりのくせっ毛のことである。毎日手入れしているがあまりのくせっぷりに気づくと立ち上がっているのだ。アンテナじゃないじゃん。
「あそこにはまだ研究されてないお花が群生しているのです!」
ふわーと言いながら両手を合わせる美咲紀。
夢心地で目を瞑り、幻のお花を空想した。
「持ち帰って育ててみたいのです。成分を調べたり、体質を確かめたり……どんなお花なんでしょうねえ」
片目をあけて修を見る。
修は微笑み、肩をすくめた。
「分かった、持ちつ持たれつだ。俺の用事が済んだら花の採取を手伝おう」
「きっとですからね!」
美咲紀はにっこりわらった。
交渉成立。
修は明日に備え、眠る準備を整えはじめた。
翌朝。
二人は密林から手荒い歓迎を受けることになった。
本来脆弱な人間が足を踏み入れるには、オメガ地方の密林はあまりに過酷だったのだ。
襲い来る獣。
強い毒をもった植物。
人を殺す虫。
そして肌を蒸すような湿度と気温。
不死身の肉体をもつハンターといえど、ピクニック気分で歩けるような場所ではない。そしてそのことを、二人はよく分かっていた。
「水をちゃんと摂取しておくんだ。体力が落ちれば、進むどころか戻ることもできなくなる」
「百も承知なのです」
チョコレートをひとくちと水を一杯。
それぞれ飲み干して、美咲紀は頷いた。
彼女の差し出した水のボトルを受け取り、修もまた頷く。
彼の足下には殺したばかりの大きな昆虫が横たわっている。
毒を持ち、大型肉食動物ですら殺して食べてしまう恐ろしい虫だ。そのそばには激痛をもたらすアリが群れをつくっている。死んだ昆虫の身体を残さず巣へ運び、食料とするためだ。
「この世界に無駄はない。世界という巨大なサイクルの中で、人はあまりにも小さいんだ。けれどサイクルを理解できれば、人はもっと色々なことができる」
「だから未開の地へも足を踏み入れる。ですよね!」
昆虫たちを一瞥し、修と美咲紀は先へと進んでいく。
密林を進むのは、舗装された村の道路を進むのとはワケが違う。
一メートル進むだけで大変な注意や手順を必要とし、立ち止まるだけでも体力を使う。
そんな密林に巨大なモンスターが現われるとなれば、もはや進退不能。食物連鎖の一部にされてしまうだろう。
いざ見上げよ、太く高い樹木にからみつき、こちらを見下ろす巨大なヘビを。
縄張りに侵入した見知らぬ獣を警戒し、あわよくば喰ってしまおうとたくらんでいる相手を。
「獣の数が少ないと思ったら……」
修は手斧の柄を握り、戦闘の構えを撮った。
蛇の突撃は大地を穿ち、頑丈な樹木をへし折っていく。
美咲紀は蛇の鱗に一太刀いれてすぐさま逃げだし、修は隙を突いて木をよじ登った。
縄を樹幹の反対側にひっかけ、てこの原理で素早く登っていくという技術だ。
「獣は縄張りを意識する。ゆえに危ない時は逃げ、相手が興味を失うのを待つ。
しかし俺たちは獣じゃない。危ないときは逃げるが、その危機が予想できたものならば……」
不可思議な音がした。
美咲紀がスライディングで何かの下を潜った直後。つまり巨大な蛇が何かにあたった瞬間に、蛇を鋭い木の杭が貫いたのだ。
動きを止められ、もがく蛇。
そこへ美咲紀がターン。木の枝を伝って頭上へと接近していた修がワイヤーを蛇の首にかけ、斬りやすくしたところで美咲紀がすぱんと首を切り落とした。
首が鮮血をふいて地面をはね、一拍おくれて身体が地面をうった。
「アリさんじゃないけど、倒したモンスターは無駄にしないのです」
素材をとりだし、鞄につめる美咲紀。
修も同じく骨や皮を取り出して、残った部分を大地にまいて次なる生物の糧とした。
「シュー君、次はお花ですよ! 忘れないでくださいね!」
「ああ、勿論だ」
モンスターの死体は虫たちに食べられ、肥料となり、腐った肉は菌類の苗床となり土と空気を潤していく。
やがて土から強い栄養を吸い上げ、花が咲き実をつけるだろう。
人間たちはその実や獣の肉を食い、やがて死に雲や土となる。
修は巨大なサイクルをその身で感じながら、次の仕事へと移った。
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担当ゲームマスター
青空綿飴
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月25日
参加申し込みの期限
2017年09月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年09月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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