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装飾譚:ゴスロリ専門店「Carmilla」
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時は遡り、体育が終わった後の更衣室での出来事……。
体操着から制服に着替えた
海月 珊瑚
が困った顔で探し物をしている。ロッカーの中はもちろん、ゴミ箱や自分の鞄などをひっくり返す勢いだ。
「困ったのだわ。大切なあの子が迷子になってしまうなんて……」
よほど大切なものらしい。
思いつくところはすべて確認した。どうしよう。
途方に暮れた顔をしてしょんぼりと落ちていた肩に、ぽんと
椿 美咲紀
の手が乗る。
「ねえ。探してるのって、これ?」
振り向いた珊瑚の目に人気アニメ・氷上のプリンスセブンの人気キャラクターであるハヅキの笑顔が飛び込んでくる。探していた「彼」のアクリルキーホルダーが美咲紀の手の中にちんまりと収まっていた。
「ハヅキ君っっっ。探したのだわっ!」
パッと美咲紀の手からキーホルダーをさらい、愛おしげに手元を見つめた後に我に返る。残像が見えそうな勢いで美咲紀に頭を下げた。
「ごごご、ごめんなさい。暴走してしまうのが私の悪い癖なのだわ。この子を見つけてくれて、ありがとう」
「いえいえー。お気になさらず。
それより、そのアクキーて公式グッズです? 私も氷プリ好きでグッズはチェックしてたんですが、そちらは初めて見ました」
「あなたも氷プリ好き! 素敵な偶然! このハヅキ君はイベントで買った同人グッズよ。私、この絵師さんの大ファンなの。ネコ館さんてご存じ?」
「あーっ、知ってますよ。大手ですよね。うちにも何冊かあります。私もその手のイベント結構行くのですよー」
「同士発見、なのだわ!」
感情の高鳴りを抑えきれなかった珊瑚。ハヅキを胸に抱いてぴょんぴょんと跳ねた。趣味の話題が尽きないふたりは学校だけでは時間が足りず、放課後に一緒に遊びに行くことにした。場所はゴスロリショップ。絵を描く珊瑚がゴスロリ衣装を参考にしたいが資料がないとぼやいたところ、美咲紀がいい店があると連れて行くことになったのだ。 そして今に至る……。
「はい、こちらですよー」
「ふおおおお」
美咲紀に導かれた珊瑚の髪が興奮でふんわりと浮いている。
「美咲紀ちゃんっ。ゴスロリって男性用もあるんですのねっ」
「こちらのお店はサイズ展開が豊富ですからね-。背の高い男性用のドレスとか色々ありますよ」
「素晴らしいですのっ。こ、このショートパンツ。ハヅキ君にとっても似合うんじゃないかしら!? ニーソをはかせたら絶対領域からのぞく白い聖域が見た者の網膜を焼くこと間違いなしなのだわ!」
「ゴスショタ好きです? 制服萌えとしては軍服もおすすめしたいですね。セーラー服×ショタは鉄板! 礼装軍服ショタは正義! 個人的には18世紀ヨーロッパの白紺の組み合わせが推しなのです。ムチや眼帯もありですね。使っても、使われてもよし!」
「ふーーー」
鼻血が出そうになった珊瑚は天井を見上げた。お店の床を血で染めまいとする努力であった。
「軍服も素敵なのだわ……。美咲紀ちゃんは、そういうお洋服もお好きなのかしら」
「はいです! 同人イベに着ていくのですよ。国の擬人化漫画イベントのときとか、各国の軍服コスが見えて眼福なのです。
あっ。このオリーブの軍服ゴスいいですね。上がカッチリなのに、下がボリュームのあるフリフリで可愛いのです」
美咲紀が気に入ったのは濃紺に金ボタン、金のラインが特徴の軍服風ワンピースだ。スカートの裾から白いフリルがのぞいている。
「専用のベレー帽も凜々しくて素敵なのだわ! 美咲紀ちゃん、ぜひ着ていただけないかしら。服のしわとか見たいですの!」
「ふふ。海月さんも軍服のよさがわかる人かもしれませんね……いいですとも。協力しますよー!」
通常タイプの軍服風を買う予定だったが、軍服ファンが増えるかもしれないチャンスを逃す美咲紀ではない。珊瑚のためにひと肌脱ぎ……もとい、着ることにする。珊瑚は店員の許可を取り、他の客の迷惑にならないように何枚か美咲紀の試着写真を撮らせてもらった。
「美咲紀ちゃん、ありがとうだわ! 段付きのゴスロリスカートもかわいいけど、ボックスプリーツのスカートも捨てがたいのだわ……。体のラインが出やすいのにロマンがあるからかしら」
「ラインの美学、いいですねえ。女性らしい体つきの人が男装すると余計に女っぽくなったりするのも嫌いじゃないです」
「なのだわなのだわ! ……素敵なお洋服をたくさん見ていたら個人的にも欲しくなってきたのだわ」
「せっかくだから海月さんも試着してみてはいかがです? 私、これ試着してきますね!」
そう言って、美咲紀はワインレッドのゴスロリドレスの試着のためカーテンの奥に消えた。
「小物……アクセサリーのチェックはまだだったのだわ。普段使えそうなものもあるのかしら」
珊瑚が壁沿いにアクセサリーを探す。アクセサリーはガラスのケースに展示されていた。十字架、バラ、アリスモチーフ……。どれもいい。あのキャラに似合いそう、というものならたくさんある。
しかし、自分が使うものとなると……。
「あ!」
ガラスのケースに両手を添えて珊瑚が思わず声を出す。
惹きつけられたのはゴシックなデザインのリンゴのネックレス。だれかが齧った後がある。白雪姫の毒リンゴ? それとも、リスのお弁当?
「私も試着したいのだわ。店員さん、このネックレス。よろしいかしら!」
珊瑚は店員にケースからネックレスを出してもらうと、ウェーブのかかった長い髪を片側に寄せ、金色の鎖を首の後ろに回した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
相馬 円
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年09月28日
参加申し込みの期限
2017年10月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年10月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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