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懐かしい遊びに触れてみよう
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仙藤 紫
と
仙藤 蒼
は、春の暖かい日差しの中を散歩していた。
柔らかな風に吹かれながら歩いていると、どこからか楽しそうな声が聞こえてくる。
声のほうをみると、広場で昔ながらの遊びに興じている人たちが見える。
(面白そう)
蒼がそう思っていると、メンバーの1人が紫と蒼の存在に気づいた。
ゆっくりと2人に近づくと、一緒に遊びませんか、と誘ってきた。
蒼は好奇心一杯で遊びの輪の中に飛び込む。
紫も興味を惹かれたので、蒼の後に続くように歩きだした。
輪の中心には『けん玉』や『お手玉』、『めんこ』に『コマ』と、色々揃っている。
それらを皆で自由に使って遊んでいるようだ。
2人とも一通り触ってみて、それぞれ興味の惹かれたものを中心に遊ぶことにした。
蒼はめんこに興味を示し、遊び方を一通り教わった。
地面に各人が持つめんこを並べて、それに向けて自分のものを投げつけて裏返す。
裏返したら、それは自分のものとなり、最後に一番多くめんこを手にした人が勝ち。
実に単純明快な内容だが、蒼はむしろそこが気に入った。
「ルールがシンプルなのはいいゲームの条件よね」
「浮世絵みたいなめんことか、怪獣が描かれた奴とか見ていても楽しいし」
めんこが大量に入った箱から2枚選んで、それらを地面に置く。
他の参加者も同じように並べると、準備完了。
遊びとはいえ、全員が真剣な表情で地面に並べられためんこを見つめている。
蒼は自分のを手にとり、近くに見えためんこに向かって投げつける。
しかし狙ったものはまったく浮かず、裏返ることはなかった。
次の人が投げると、蒼のめんこが綺麗に裏返される。
瞬く間に自分のめんこがなくなってしまった。
「角度の入れ方なんかが悪かったのかな……」
うーん、と蒼は頭を抱える。
しかし自分の動作や相手の攻撃を観察して、裏返すにはどうすればいいかを考える。
そしてどれを狙うかも一緒に考えることで、裏返すことを覚えた。
やはり相手のめんこを裏返せるようになると一気に面白くなる。
それに上達したことで、勝負がさらに白熱してくる。
「やったー!! これで5枚目!」
裏返す以外にも、狙っためんこの下に滑り込ませるといった技も一通り覚えた。
教わった技の他にもたくさんあるらしい。
蒼は『めんこ』をやりこみ要素があって楽しめる遊びだと感じた。
次に蒼が挑戦したのはコマ。
コマに糸を巻き、それを地面に水平に投げて回転させる。
言葉で聞くとシンプルなのだが、これが結構難しい。
「巻きが悪いのか……それとも力が足りないのかな……」
集中して色々な角度から問題点を模索する。
そんな時間さえも楽しみながら、最後には綺麗にコマを回した。
一方その頃、紫はけん玉に興味を示していた。
実は、けん玉をやるのは今回が初めてではない。
中学の時に少しやった記憶がある。ただ、そのときは少し触った程度であまりできなかった。
(ほぼ4、5年ぶりでしかも軽くやっただけなので、殆どできないだろうな……)
そんな予想をしつつ、けん玉を構える。
軽く玉を揺らして、先端部分めがけて手首を動かす。
しかし、案の定、玉は先端に刺さらなかった。
何度も挑戦するが、どうにも先端にささる様子が無い。
仕方が無いので、先端は諦めて両端と底にある窪みに乗せる練習をする。
こちらは少し試したら乗せられたので、あとは繰り返すのみ。
30分ほど集中して、左右の窪みならそこそこ安定して乗せられる程度に上達した。
「初級レベル程度には上手になれた……かな? 少し疲れた……」
けん玉は意外に全身を使うのね、と少し休憩しながら紫は思った。
休憩を終えて、今度はお手玉をやってみる。
まずは2個。
1つずつ両手に持って、それを右回り。続いて左回り。
テンポはゆっくりだが、これならなんとかなりそうだ。
しかし3個になると、放り投げたお手玉のタイミングを計るのが難しく、
最初のうちはやはりボロボロと取りこぼしてしまう。
「……また落としたわ」
小さくため息をこぼす紫。
しかし紫は高い集中力の持ち主。
いちど取り組みだしたら周囲の喧騒など全く聞こえなくなる。
大きく深呼吸して、神経を研ぎ澄ます。
周りで遊んでいる人たちの声が徐々に遠くなる。
そしてお手玉にだけ意識を集中させる。
それからストイックに練習に取り組む。
気づけば3個のお手玉を上手に扱えるようになっていた。
少しずつ周りの音が戻ってくる。
紫はけん玉よりも上達したのをしっかりと感じた。
遊びを満喫した2人は合流すると、広場を後にした。
散歩を再開すると、それぞれの遊びがどうだったか感想を話し合う。
終始その話題が続き、散歩の時間は楽しく過ぎていった。
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あとがき
担当マスター:
星織遥
ファンレターはマスターページから!
この度は、シナリオへのご参加ありがとうございました!
「懐かしい」と一言でいっても
人それぞれの「懐かしさ」があるんだなと思いました。
また、初めて触ってみたら
意外に面白かったという人もいて
書いていてとても興味深かったです!
改めて、この度はありがとうございました!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年07月28日
参加申し込みの期限
2017年08月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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