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わっくわく!お菓子な課外活動!
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暫し、一緒にクッキー作りに当たったメンバーとの時間を過ごした後のこと。
「とっつげきー! こんにちはー!」
パトリシア・プロウライト
は自分と同じ新1年生を見留めて、言葉の通り彼女へと『突撃』した。
「ねえ、あなたはどんなクッキーを作ったの? 色つき? 形は?」
瞳をきらきらさせて問うパトリシアの様子に、
水上 桜
はくすりと笑う。
そうして桜は、自身が作ったクッキーをパトリシアへと披露してみせた。
繊細なアクセサリーの如くに飾り付けられた桜の特製クッキーを目にすれば、
「きゃー! 水上さんすっごーい!」
という具合で、星を散らしたように益々輝くパトリシアの双眸。
真っ直ぐな褒め言葉に、桜ははにかみ笑いを零した。
「ありがとう、プロウライトさん。これ、良ければ食べてみて」
「え? いいの!?」
「勿論。味見して貰えたら嬉しいわ」
桜の言葉と差し出されたクッキーを前に、いただきますっ、と手を合わせるパトリシア。
細工を崩してしまうのがちょっぴり勿体ないような気がしながらも口に運べば、
「ん!」
と、思わず声が漏れた。
「久しぶりに作ったけど……どうかな?」
「美味しい! すっごく美味しいよ水上さん! ……そうだ、私のクッキーもどうぞ♪」
先輩達と一緒に作ったんだよ、と手渡されたアイシングクッキーを桜もぱくり。
「わ、美味しい。優しい味ね」
「ほんと!? えへへ、嬉しいな~♪」
にひっと笑いながら、パトリシアはクッキーを頬張る桜を見て、次いで辺りの様子を見る。
(寝子高の制服はそのまんまでもかわいいけど、みんなが自分に合うように着こなしてていい感じだよね!)
それに、エプロン姿も皆凄く似合ってカワイイ! とパトリシアは思うのだ。
(カワイイし楽しいしおいしいから、やっぱり素敵な会だ~♪)
なんて、頬がゆるゆるしてきてしまう。と、その時だ。
「新1年生のお二人さん、こっちのクッキーも食べてみてよ☆」
声を掛けてきたのは、にっこにこ笑顔の
鬼河内 萌
。
「あ、鬼河内さん!」
「パトリシアちゃんお疲れさま! さあ、遂にこのクッキーの出番だよ♪」
差し出されたのは、萌特製のカレークッキーだ。
その正体を知っているパトリシアはともかく、桜は手渡された黄色いクッキーに不思議顔。
「このクッキーは……何だか、よく知ってる香りがする気がするけど……」
「まあまあ。とにかくご賞味あれ! だよ!」
萌に促されて、パトリシアと桜はアイコンタクトを一つ、クッキーを口の中へ。
桜の双眸が、幾らか見開かれた。
「これは……カレー?」
「もぐもぐ……うん、これも美味しい!」
「でしょでしょ? ところで、カレーと言えば
『究極のカレーを求める会』
というものがあってだね……」
ここぞとばかりに、アピールを始める萌。
けれどその時、
四十九院 鸞
先生達が歓談している方からわっと声が上がった。
思わずそちらを見て、萌は呟く。
「……四十九院先生のおっぱい、大きいよね……」
自分の胸を見下ろして、四十九院先生の方を見て。
羨ましさとその格差社会っぷりに、萌は大きなため息を零した。
同じく、
新田 亮
もまた、四十九院先生の方へと眼差しを遣っていた。
(親睦を深めるきっかけはできた。しかし問題はこれからだ)
彼女の真実を知る為に、上手く取り入らなければいけないと思考の淵に沈んだ、その瞬間。
「なあ。クッキー、皆で食べ比べしようぜー」
亮を含む近くにいたメンバーへと、懐っこく声を掛けたのは
鳴神 師呉
。
「わ、いいわね」
と
丹羽 紅葉
が茶色の瞳を輝かせ、紅葉と話していた
谷咲 苺喜
はうっと苦い顔になった。
「ん? 苺喜、どうしたんだ?」
苺喜の反応に、師呉がきょとりとして首を傾げる。
「ええと、それが……」
歯切れ悪く呟いて、どろりと崩れたクッキーをテーブル代わりの調理台に置く苺喜。
「その、自分だけで作った分は失敗しちゃったんです……」
味も見た目も形容し難い出来だが、捨ててしまうには惜しい。
けれど、人に薦めるのも憚られるわけで……と、苺喜の心境は複雑だ。
そんな苺喜の様子に、紅葉はそっと笑むと苺喜作のクッキーに手を伸ばした。
「えっ、あ、あの、それは……」
「交換しましょ。ほら、折角だもの」
悪戯っぽく唇に指を添えて、紅葉は苺喜へと自作のアイシングクッキーを手渡す。
「きゃ、可愛い!」
「ふふ、ありがとう。鳴神君のクッキーはさっき見たけど、新田君は?」
「ああ、俺は……」
亮が取り出したのは、丸っこい形をした至って普通のクッキーだ。
やや決まり悪げに、首の後ろを掻く亮。
「その、お菓子作りの経験はあまりなくて……そうだ、鳴神のはどうなんだ?」
俺にも見せてくれよと声を零せば、今度は師呉が、ぐっと一瞬怯んだ。
その反応に、亮が怪訝な顔になる。
「どうしたんだ? 食べ比べを言い出したのはお前だろう?」
「いやその……亮のを見た後だからな、うん」
そう言いながら、師呉が調理台に並べたのはアイシングを施したクッキー。
その愛らしい様相に、「へえ」と亮が声を漏らし、苺喜が瞳を瞬かせる。
「な、なんだよ。女の子っぽい趣味だって笑うなよ? 男がこういうの楽しんでも……」
「いいと思います。すごく素敵ですもの」
「……へ?」
苺喜の意外な反応に、師呉は思わず間の抜けたような声を漏らした。
苺喜の言葉に頷いた後で、やや呆れたような顔で師呉を見遣って、亮が言う。
「というかそもそも、誰も笑ってないだろう? 綺麗だし、美味そうだ」
「そ、そうか……」
ほっと息を吐く師呉の様子に、紅葉がふんわりと口元を綻ばせた。
「やっぱりいいわよね。綺麗なものも、美味しいものも。そういえば、駅前に素敵なお店があって……」
「えっ? どんなお店ですか?」
「それがね、内装がとても可愛くって、スイーツがすごく美味しいの」
「それ、どこだ? 俺も知りたい!」
紅葉の言葉に、苺喜が、師呉が、目を輝かせる。
3人の楽しげな姿に、亮はふっと息を吐いて、ごく仄かに口の端を上げた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月02日
参加申し込みの期限
2017年08月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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