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SAME & TREASURE
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■フェイズ1 スクランブル
ざぷん、という音に目を開ける。
浅葱 あやめ
は周囲の光景に瞠目した。
透き通る海。差し込む陽光のみだれ。
広がる珊瑚礁の先に、くっきりと見える木造の建造物。否、沈殿物と言った方がよいのだろうか。
「沈没船……お宝……そうかっ」
頭に流れ込んだ情報から、ゲームのルールを把握する。
「僕の役目は『ハンター』。けど、似合わないな。僕にそんな大胆なこと……」
あやめの格好はダイバースーツ。
周りには彼を含め五人のダイバーがいた。
そのひとり、
八神 修
がハンドシグナルを送ってくる。
できるだけ静かに移動しよう。という合図だ。
あやめや修たちハンターの目的はお宝を集めること。
できるだけ沢山のお宝を獲得して地上に持ち帰る……のだが。
見ろ。そんなハンドシグナルを送る修。
沈没船の中へと入っていく途中、こちらに猛スピードで泳いでくる存在を視認した。
虹色の光沢をもつ美しいフォルム。真珠鮫である。
尾びれで水を蹴るたび、海中を切り裂くように進む。冗談のようなスピードと、筋肉でがっしりとした肉体感覚。
そして研ぎ澄まされた嗅覚は、己が強大な存在になったことを自覚させてくれる。
「まさかトレジャーハンターの俺がお宝を守る側になるとはな」
龍目 豪
は真珠のような身体をうねらせ、珊瑚礁の海を突き進んでいく。
距離にしておよそ20メートル。
沈没船の中に入っていくハンターたちが見える。
影に隠れても、彼の嗅覚は的確に位置を感じ取っていた。
「さあて、始めたからには情け無用だ。俺のエサになりな!」
突入路はいくつかある。なかでも飛び込んですぐに出て行きやすい位置を選んで、豪は鋭く突入した。
突入と同時にセンサータレットの射撃が始まる。
「やべえ!」
突入路を警戒してタレットを設置していたハンターがいたようだ。そのハンターが誰か、豪はすぐに分かった。
なぜならこちらを狙う鋭い視線。チャンスを逃さず、目を離そうとしないぎらりとした眼光。あやめの目が、豪をとらえていたからだ。
「こんなもん!」
豪の身体はスペシャル能力として手に入れた真珠鮫のボディだ。こいつの硬い表皮はよく知っている。タレットの射撃にもある程度耐えてくれるだろう。
恐いのはあやめの構えるハープーンだ。
逃げるか。避けるか。
否――!
「喰う!」
手近な一人をくわえ、がつんとその場で食いちぎる。
早すぎるほどの手際に、相手は即死。豪は心の中で糧に感謝し――あやめのハープーンに打ち抜かれた。
やった。あやめは勝利を確信した。
目の前で真珠色の屈強なサメがぷかりと浮かび、データ粒子となってかき消えていく。
次が来る前にリロードしなければ。
そうして鉄のもりを発射機に仕込むその刹那。
背後の壁が強制的にぶち破られた。
サメチーム第二のサメ。それは
新田 亮
である。
彼自慢のろっこん能力『鬼人の体(サード・フォース)』は身体能力を三倍化する恐ろしいもの。しかも願えば六倍にまで増えるという。
それが人どころか元から強力な肉体と感覚器官をもつサメに備わったなら、鬼に金棒ならぬ――。
「サメにサードフォースだ!」
壁を強制的にぶちやぶり、あやめをくわえ、そのままひったくるように船の反対側から飛び出す。その間にあやめは既に食べ終え、悠々と船の外でターン。
センサータレットも、他のハンターたちも、亮の身体をとらえることはできなかった。
これだけの力があれば、一度の突入で二人三人と食い散らかすことも可能だが、亮はあえてそれを選ばなかった。
ヒット&アウェイ。もといバイト&ストロング。
ハンターをくわえたら反撃をうける間もなく即座に突き抜けるという安全策をとっていた。
これはハンター側にとっての脅威。
壁に近づくことができなくなり、外に転がっているお宝の回収にも躊躇する。
亮はその間に壁を次々に壊し、相手を丸裸にすればよいのだ。
……が、しかし。
「む? おかしいな。お宝が消えている。もしかして……」
亮の予想は大方のところで正しかった。
といっても誰が何をしたと言うところまで予想できたわけではないが……。
「私の手にかかれば、お宝ハントなんてカンタンカンタン!」
新田 樹
。ろっこん能力は『箱庭(リトルガーデン)』。
半径50メートル以内の物体を瞬間移動させる。知覚できない場所にあっても取り寄せられる優れものだ。
といっても『この辺のお宝ぽいもの全部私のところへ独りでにこい!』ぐらい都合良くは行かないので、お宝のありそうな場所やその形を一旦チラ見して場所を確認する必要があった。
ついでにいうと、樹の能力は『物』を対象とするため原則として生物や植物が含まれない。あくまでお宝をゲットするための能力だ。実はもう一つ、この状況で有効に利用できる裏技があるのだが……それは後のお楽しみである。
「お、戸惑ってる戸惑ってる。そろそろ次の場所に移動し――うわ!」
移動するために船を出たその途端、真珠色の豪があんぐり口を開けて迫っていた。
移動時は、絶好の噛みつきチャンスなのだ。
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3人まで
シナリオジャンル
スポーツ
ホラー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月17日
参加申し込みの期限
2017年08月24日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月24日 11時00分
参加キャラクター一覧
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