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激しい雨は突然に
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(くっそ、こんなときに……っ)
絹織 真由良
はシーサイドタウンにあるフラメンコ教室からの帰り道で
突然降ってきた激しい雨のなかを、半ばパニック状態で疾走していた。
周囲を見回すと、丁度雨宿りできそうな軒下を見つけて駆け込む。
(ったく、ツイてねぇ……)
雨はまるで弱まる様子がない。真由良はしばらくここで雨をやり過ごそうと決めた。
びしょ濡れになったスカートを両手で掴み、絞ろうと力を込める。
しかしそのとき、ふと人の気配を感じた気がした。
気配がしたほうを横目で確認すると、雨で濡れたと思われる人が軒下に立っていた。
真由良と同じく雨宿りをしているんだろう。
(全然気づかなかった……)
真由良はスカートを握ったまま、思わず固まってしまった。
流石に恥ずかしくなり、スカートから手を離すと代わりに髪を絞る。
どれだけ時間が経っただろう。
雨はますます勢いを増し、建物や地面にあたる雨音が騒がしい。
真由良はこの豪雨と雨音のせいで時間の感覚さえ奪われつつあった。
そんななか、真由良は何を思ったのか、さり気なく隣の人に話しかけていた。
「雨、止みませんね……」
声を掛けられた相手は少し戸惑っていた。
そうですね、と無難な言葉が返ってきた。
少しの沈黙。
次に言葉を発したのは相手のほうだった。
「学生さんですか?」
「あ、はい」
真由良は反射的に返事をしてしまった。
けれど相手の質問に深い意味はなさそうだ。
それから、ぽつりぽつりと話題を繋ぐ。
相手は仕事帰りに突然雨に打たれたらしい。
雨宿りしていたら、真由良も避難してきたので少し気まずさを感じたという。
どうやらお互い様だったようだ。
「突然の雨でびっくりしましたよ」
「そうですね」
お互いに苦笑いを浮かべる。
そんな風に会話をしているうちに、雨足は弱まり、ついに止んだ。
「あっ……雨、止みましたね」
真由良の視線を追う様に、相手も空を見つめる。
晴れつつある空に安堵しているようだ。
相手は軽く会釈すると、軒下から去っていった。
間が持たなくて、なんとなく話しかけたことから始まった短い時間。
会話自体は特に重要なものじゃない。
雨宿り先でたまたま出会った2人が、他愛のない雑談をしただけ。
でも、これもまた、1つの思い出。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年07月10日
参加申し込みの期限
2017年07月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年07月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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