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■可能性の大樹・Dエンド
今日も死ぬことができなかった。
朝鳥 さゆる
はため息交じりに扉を開き、先にある最終階層とやらに希望を託すことにした。
「…………」
求めても居ないのに横をあるいている
ヨハン・プレストン
は、あれからめっきり言葉を発していない。お互い不要なことは喋らないというタイプなので、二人の奇妙な冒険は無言のまま淡々と、しかし着実に進んでいた。
その最果てが、この世界樹の塔最終階層である。
ここは、自分を殺してくれるだろうか。
さゆるが死にたがりと呼ばれるようになったのは、勿論その自暴自棄な戦い方がゆえである。
しかしなぜ。
なぜそんな戦い方をするようになったのか、知っている者はいない。
いわんやさゆる本人においてをやだ。
それほど不幸すぎる人生だったわけではない。ただどうしても、自分はむごたらしく死ぬべきだという強迫観念にかられるのだ。
それがさゆるの狂気となり、ダンジョンに絶え間なく挑むキリングマシーンとしての彼女を生み出したのだ。
最終階層への期待は、とても静かに裏切られた。
どこを見ても敵がおらず、動物の姿すら見えない。
奇妙な建築物と長くくねった道路ばかりが存在する、不思議なダンジョンだった。
「私は、この町を知っている」
ヨハンが急にそんなことを言った。
怪訝に思って振り返ると、ヨハンは建物のひとつへと入っていった。
追って行くと、そこは酒場に似た内装をしていた。
テーブルと椅子とカウンター。
その奥には棚が並び、いくつもの袋が置かれている。
袋の中身は黒い豆のようなものだ。
ヨハンはそれを妙な箱の中に入れると、据え付けられたハンドルを回し始めた。
するとどうだろう。穏やかな、そして心地よい香りが広がった。
「それは何」
さゆるの言葉に、ヨハンはただ一言。
「コーヒーだ」
とだけ言った。
それから暫くして、ヨハンは奇妙な道具で湯を沸かし、奇妙な道具でひいた豆で湯をこして、黒い液体を作り出した。
カウンター席に座り、それを一口すする。
まねして飲んでみると、不思議な苦みと酸味がさゆるを包んだ。
なぜだか懐かしい気持ちになって、さゆるの表情が少しだけ動く。
「ここは、どこなのかしら」
「知らない。だが」
ヨハンはコーヒーの入ったカップを置いて、店内を見回した。
「夢で、私はここに来ていた」
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担当ゲームマスター
青空綿飴
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だんじょん&にゃらごん
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年05月25日
参加申し込みの期限
2017年06月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年06月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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