this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
モンスターニャンター!
1
2
3
4
つぎへ >>
■クエスト 密林の王者
巨大モンスターを狩る力を持つモンスターニャンター。
彼らは世界中から寄せられるモンスター討伐クエストを受けるべく、その仲介となるギルドへ足繁く通っていた。
然るに、ギルドはハンターたちにとって交流の場となり、同時に憩いの場にもなっていった。
温泉地にギルドが築かれるのもまた、必然であろう。
更に!
言えば!
「あら、いいお湯ね……」
露天温泉につかるハンターの姿をとらえることもまた!
必然と!
言えるのでは!
なかろうか!
「仕事の合間に温泉に浸かれるなんて」
湯に足をつけ、ゆっくりと沈めていく。
タオルの裾をひっぱりあげ、輝く太陽のもとに肌を晒すのは――。
「最高じゃない!?」
カメラ目線の
尾鎌 蛇那伊
である!
……本当に申し訳ないと思っている。
さておき。
蛇那伊は手軽な単独クエストをぱぱっと終え、温泉で疲れを癒やしている所だった。
割とつやのいい頬に指をそえ、蛇那伊は深く長く息をついた。
「けど物足りないわ。もっと手応えのあるクエストに行きたいわねえ」
ぱっと思いついたのは『密林の王者討伐依頼』というクエストだが、推奨人数は四人。
「いまギルドにいる中で、いい人に出会えればいいんだけど」
と、そんな悩みを抱いた頃。
「えっと、隣……いいかな」
アヒルさんのバストイを持って、
恵御納 夏朝
が現われた。
ご心配の読者諸兄にもちゃんと言っておくが、ここは水着(正確には湯着というお風呂用の着物)で入るタイプの温泉である。色々安心して頂きたい。
ぱっと笑顔をつくる蛇那伊。凄腕スタイリストみたいな風格をもつ蛇那伊はコミュニケーション能力もなかなかに高いのである。
「あら、どうぞどうぞ。可愛いアヒルさんねえ」
「うん。さっき貰って……」
ガタイがよく堀も深い蛇那伊はかなり男らしいベースをしているが、テンプレートっぽいオネエ喋りと振る舞いで、引っ込みがちな夏朝から見ても接しやすい相手だった。
「これからクエスト?」
「うん……まだ決めてないんだけど。大きいのがいいかなって」
ちらりと後ろを見る蛇那伊。
夏朝の装備が置いてあるが、猫耳やしっぽがついたモフモフ装備だ。武器もコンセプトを合わせてかネコの肉球がついた長槍っぽい何かだ。
「あれはね、そうにゃんこん」
蛇那伊の視線に気づいた夏朝が、水面でアヒルさんをくるくるやりながら紹介してくれた。
「そう、なかなか使い込んでるのねえ」
蛇那伊の知識からすると、特殊性が強くて慣れるのが難しいタイプの武器だ。
それを使い込んでいるということは、柔軟な対応力があるということ。夏朝の小柄でしなやかな体型も相まってぴょんぴょん飛び回ってくれそうだ。
「ねえ、あたしもこれからクエストに行こうと思ってるの。良かったら一緒に行かない?」
誘いを受けて、夏朝の表情がぱっと明るくなった。
具体的にはさして表情が変わったわけではないのだが、なんかつやっとした。
「いいよ。僕はネコさん装備だけど……そっちは……」
夏朝は振り返り、蛇那伊の脱衣籠を見た。
なめし革の軽装備。高級で高性能、だが……武器らしい武器が見当たらない。
「あたしは、コレ」
水面からシュッと手刀を突きだして、蛇那伊はニコリと笑った。
ところ変わってギルドの屋内。
新田 亮
は腕組みをしてクエストボードを眺めていた。
「たまには手応えのあるモンスターを狩りたいな……力だけじゃ無く頭も使うような……む?」
亮の目に付いたのは『森林の王者』という文字。
とても知能の高いモンスターが出没し、近隣の畑や牧場が被害にあっているという。
目撃者によるスケッチを見ると、南国のサルを大きく屈強にしたような姿だった。顔の周りにたてがみがあるのが特徴っぽい。
「うん、いいかもしれないな」
クエストシートをはぎ取ってみて、ふと推奨人数に目が行った。
四人とある。
「しまったな、今日は友達を連れてきてないぞ」
今から呼び出すのも悪い。この場にいるハンターで気が合いそうな人がいればいいが……と思って見回していると。
「うーん……はごたえはごたえ……」
ボードとにらめっこする
白 真白
が目に入った。
注目すべきは彼女の装備である。
ドラゴン素材をいくつも組み合わせ、希少な鉱石で仕上げた鎧。どこか狼を思わせる意匠が施され、見た目は柔らかく軽そうなのにどこか強固な印象を受けた。
それに背中のハンマーだ。黒をベースに銀色の二色カラーで仕上げられた重厚そうなハンマーには、その重々しさとは別に隠れた力を感じさせる。
その、一枚や二枚伏せ札を持っていそうな雰囲気に、亮はビビッと来たのだ。基本的にストレートな亮にとって、こういうタイプと一緒に行動するのはとても大事なことなのだ。
「なあ、歯ごたえが欲しいなら、こんなクエストはどうだ?」
亮の呼びかけに応じて、真白はくるっと振り向いた。
「どれどれ? ほうほう……」
突きだしたクエストシートを一通り眺めて、真白は幾度か頷いた。
「いいんじゃない? 楽しそうな相手じゃん。推奨人数が四人って書いてあるけど……」
目を合わせられて、亮は黙って頷いた。
これで二人。
「あと二人はどうしよう」
「できれば身軽なのがいいかな。ぴょんぴょん飛び回ってくれそうな人……」
二人いっしょに振り返る。
すると、今し方温泉からあがってきた蛇那伊と夏朝に目が合った。
「まずは相手をひるませる!」
亮は大きく鉄球を振りかぶると、大きな猛獣に向かって投げつけた。
空をさいて飛ぶ弾が猛獣の顔面に激突。
突進を仕掛けようとしていた猛獣は予期せぬ刺激に混乱したのか、その場でおおきくいなないた。
「チャンス!」
「ねこさん、おねがい!」
真白が重いハンマーを手に飛び上がると同時に、夏朝はそうにゃんこんから的弾を発射。
ガス噴射によって放たれたペイントボールが猛獣にぶつかり、夏朝についていた羽根にゃんこ(子猫に妖精の羽根がついたやつをご想像いただきたい)が飛びつき、エキスをゲットしてUターン。
その間に真白はハンマーからジェット噴射をしかけ、早くも猛獣に距離を詰めていた。
重々しさとは裏腹に機動力のある真白である。
いきなり激しいハンマープレスを叩き込み、猛獣の頭をぐらつかせた。
トドメのチャンスだ。
そんな時に飛び出したのは、蟷螂の構えで飛び上がった蛇那伊であった。
「鋭(エイ)ッ!」
気合い一発。
素早い蹴りと手刀のラッシュを浴びせると、猛獣は血しぶきを浴びて倒れた。
一方の蛇那伊は血の一滴も浴びること無くはるか先へ着地。
細く長く息を吐くと、直立姿勢へと戻った。
手刀によって切り裂かれた猛獣から、スムーズに生肉を採取する亮や夏朝たち。
早速各自肉焼き道具を展開すると、たき火を起こしてくるくる焼き始めた。
「すごい、猛獣がこんなに切断面が綺麗になって」
「どんな相手も動物である以上骨と肉と皮でできてるものよ。それが分かれば効率的な破壊もできるの」
肉体破壊に精通しすぎた結果、かえって素手の方が精密な破壊ができるようになったというクチである。
「へえ……」
銃を使って飛ばすはずの弾を肩の力で投擲する亮といい、なかなか変わったメンバーが集まったものだ……と夏朝は思った。自分もたいがいではあるが。
「やけたぞ!」
いい具合に焼き色のついたお肉を誇らしげに掲げる亮。
これぞハンターの醍醐味である。
四人はそれぞれ焼けた肉をはふはふしながら食べてスタミナをつけると、早速密林の王者がすまうというエリアへと進んだ。
まず気配に気づいたのは亮だった。
遠くから飛んでくる岩に気づき、大きく飛び退く。
さっきまで立っていた場所にズドンと岩がめりこみ、一拍遅れて巨大なマントヒヒめいた巨獣が着地した。
「みんな、気をつけろ。こいつが例のモンスターだ!」
言いながら、亮は近くの大樹を駆け上がって大跳躍。
頭上をとると、装備していた棍棒を叩き込んだ。
が、しかし。
巨獣は大きな剣を翳して亮の棍棒をはねのけてしまった。
「知能の高いモンスターだとは聞いていたが……」
普通のハンターが両手を使って振り回す大きな剣をそれぞれ片手に一本ずつ握り、地面をがしがしと叩いている。
「これまでとはひと味違ったハントになりそうだ」
「いいじゃない、そういうのも面白そう!」
真白は夏朝と亮にそれぞれ目で合図を送ると、蛇那伊と共に突撃を始めた。
この場合、身軽さと堅さを兼ね備えた真白のやることはただ一つ。
とにかく敵の正面に食らいついて離れないことである。
「ギギッ!」
歯をむき出しにして威嚇し、飛び退こうとする巨獣。しかし真白はジェット噴射によって急速接近。
全身を使ったロールスイングでもってハンマーを叩き付ける。
咄嗟に剣をぶつけて弾こうとする巨獣だが、威力はギリギリで相殺。お互いを中心に衝撃が波紋のように広がり、春の新芽を吹き散らしていく。
「いまっ!」
「任せてちょうだい!」
木を素早く上り、枝と枝を飛んで上から回り込んだ蛇那伊はここぞとばかりに巨獣の腕に飛びついた。
そして肘関節を挟むようにエルボーと膝蹴りを無理矢理に叩き込んでいく。
「いくらデカくても腕は腕。関節を痛め続ければ……粉(フ)ッ!」
巨獣の腕関節があらぬ方向にねじれた。
無理に振り込んだ剣の重量に、痛んだ関節が耐えられなかったのだ。
悲鳴をあげる巨獣。
亮はその隙に爆発する弾を投擲。
閃光を放ち、巨獣をおおきくグラつかせる。
「チャンスだ。上から飛び乗れ!」
亮の呼びかけに応えたのは夏朝である。
そうにゃんこんの噴射口を地面に向け、跳躍と同時に噴射。大ジャンプをもって巨獣の首の上にしがみついた。
「暴れないで……!」
振り下ろそうと身体を揺らす巨獣。それに耐えながらそうにゃんこんの刃部分を突き刺していく夏朝。
だが、真の狙いはそこではない。
暴れた巨獣はいつのまにか亮たちがセットしていた落とし穴へと足を滑らせ転落。
知恵があっても動きを固められてはなすすべは無い。
四人はここぞとばかりに力を合わせてハンマーや手刀を叩き込むと、巨獣をついに黙らせた。
「クエスト完了!」
「さっそく素材をはぎ取っちゃいましょ」
ナイフを取り出し、巨獣から毛皮や骨をはぎ取っていくハンターたち。
肉も骨も毛の一本でさえ無駄にすること無くいただくのだ。
強きものが命を狩り、命をいただき生きていく。
ネコジマ大陸の、数少ない掟である。
1
2
3
4
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
モンスターニャンター!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
青空綿飴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
バトル
動物・自然
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年05月21日
参加申し込みの期限
2017年05月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年05月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!