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訳アリ物件、求婚幽霊つき
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レオンは自宅で勉強中に、うっかりうたた寝したところ、そのまま訳アリ物件の寝室に飛ばされていた。
勉強の疲れが溜まっていたようで、これまでずっと寝室の床に横たわっていたのだが、つい先ほど目を覚ましたのだ。
「……な、なんだよここ?」
目が覚めたら知らない部屋にいる――。レオンは全身をがたがたと震わせた。
ちなみに、寝室のベッドには他にも寝ている人がいるようだったが、怖いので近づかないでおいた。
「いったい……どうなってんだ……」
恐る恐るリビングに向かったところで、みんなと合流したのである。
とりあえず人がいてホッとするレオンだったが。
「きゃーっ! その銀の髪! 緑の目! 鋭い眼光! かっこいいわぁ!」
女幽霊が、かなり興奮した様子ですっとんできた。
レオンがよっぽど好みだったようである。完全に一目惚れしていた。
「結婚してー! 結婚結婚結婚結婚結婚結婚」
「うわああああ! でたああああああああ! 結婚オバケだああああああああああ!」
レオンはパニックになりながら、玄関に駆け込んでドアノブをがちゃがちゃさせる。
「嫌だあぁぁぁぁ! 出せ、ここから出せ! 出してくださいお願いしますおうちかえるぅぅぅ!!!!」
「まあまあ。落ち着きなって」
瓢が、レオンの肩をポンと叩いた。なだめられて、ちょっと落ち着きをとりもどすレオン。
「はあ……はあ……取り乱してすまない」
「結婚してーっ!」
「ぎゃああああああああ!」
レオンは涙目になりながら、女幽霊を追い払おうとする。
「……い、いやいや。待て、俺まだ17歳だぞ!」
「年の差なんて関係ないわ。オールオッケー」
「ぜんぜんオッケーじゃねえ!」
「愛さえあれば、どんな困難ものりこえられるわ」
「勝手なこと言ってんじゃねえよ!」
「あなたの愛の炎で――わたしを焼き尽くしてほしいの」
「お前の肉体はとっくに火葬されてるけどな!」
レオンと女幽霊のやりとりは、すでに夫婦漫才の域に達しているように見える。
いびつな形であれど、これもまた恋のひとつであろう。
すると、部屋の中央から、とつぜん風が渦を巻き始めた。
ふたりの会話をニタニタと聞いていた、瓢のろっこんが発動したのだ。
【悋気の独楽】。
他人の恋愛模様を確認することで、竜巻を起こす能力だ。
混沌を愉しむ男が、いつまでも大人しくしているわけがない。瓢が狙っていたのはこの瞬間だったのである。
「幽霊さえ退治できれば、部屋が壊れてもよかろ?」
瓢がしかけたろっこんによって、今、物理的な“お祓い”が行われようとしていた。
(――発動!)
亮もまた、ろっこん【鬼人の体(サード・フォース)】を発動した。身体能力を著しく高めて、瓢を押さえ込む。
すぐに亮が反応できたのには、理由があった。これまでの経験から、瓢がまた悪事を働くのではないかと見越して、ずっと警戒していたのだ。
さらに畳み掛けるように、部屋の奥からやってきた
八神 修
が【分解】を使い、バラバラにした玄関の扉を、瓢の頭の上に落下させる。
瓦礫がすごい勢いで瓢の脳天を直撃する。ダメージは甚大だった。
意識を朦朧とさせた瓢は、ふらふらと歩き回り、最後にニタァと笑うと、そのまま気絶した。
◆◆◆
「……玄関、壊しちゃったな」
非常事態だったとはいえ、ついろっこんを発動させてしまい、ドアを破壊したことを反省する修であった。
そんな修だが、訳アリ物件に来たのは新聞部のNMR(寝子島ミステリーレポート)のネタのためだった。
実は今回集まったメンバーのなかでは、紀伸に次いで二番目に現場へ到着していたのだが、一足先にいろいろ検証をしたのち、寝室で仮眠をとっていた、というわけである。
ちなみに修は以前、となりに住む久保田先生の汚部屋掃除に参加したことがあった。その縁もあり、予め久保田先生から女性の名前を聞き出すことに成功していた。
「先生のところに、郵便が間違って届いていたらしくてさ。名前を教えてもらったんだ」
修は、女幽霊を向き直って言う。
「あなたの名前は――“志摩子”さんだね」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
望月カトラ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
ホラー
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年05月23日
参加申し込みの期限
2017年05月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年05月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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