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乙女のプロパガンダ
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【BANG!記者・文ちゃんは見た!腐女子の凶行の実態とは】
3人が保健室送りになった翌日の放課後のこと。
「ふむふむ、不思議な事件とあらば私の出番ですね!」
非公式新聞部の自称突撃ジャーナリスト
音無 文
は不敵な笑みを浮かべてボイスレコーダー片手に2年の教室へと向かっていた。
文が調べた結果、噂の2年女子生徒の名前は浮月 綾世。クラスは2年7組。
浮月の見た目は大層な美少女ということでそれらしき人物はすぐに見つかった。
しかし抜け目のない文は教室の付近で隠れ、他の誰かが浮月らしき人物に接触するのを待つことにした。
そして程なくして一人の男子生徒が浮月に接触した。
「すみません。ちょっと先輩にお話があるんですが……」
浮月に声をかけたのは、正直気が進まない、そんな表情を浮かべた
花厳 望春
だった。
望春には3人の姉がいるが、今回の騒動を家で話題にしたところ『どうしても伝えてほしいことがある』と長女から伝言を頼まれてしまったのだ。
姉が腐女子、従兄が腐男子の為、多少の耐性はある……つもりなのだが、やはり気は重い。
それでも少なからず傍迷惑な行為を止めさせたいという想いもあって、浮月と対峙すればきりっと表情を引き締めて話を切り出した。
「先輩がマナーある腐女子なら、自分の妄想を他人、というか一般人に話すべきでないことはわかってますよね?妄想は自由ですけど、耐性のない人に無闇に話すと、トラウマになる場合がありますよ!」
ストレートにはっきりと望春はまず自分の考えを伝えた。
それに対して浮月はというと……。
「えっと、ごめんなさい。一般人とか耐性とか、トラウマってどういうことかしら?」
「へっ!?」
予想して無かった切り返しに望春の目が丸くなる。
「い、一般人っていうのは、ほら、アニメとか同人とかに興味関心がない人で……」
「アニメとか同人に興味関心があったら一般人じゃないの?」
「え!? そ、そうじゃないですけど、でも男同士のアレコレはやっぱりマイノリティっていうか」
「少数だからこそ他の人にも理解して貰えるようにしないといけないでしょ?」
「うっ……!」
浮月の口調は至って穏やかだ。刺々しさは全くない。
表情も朗らかな笑顔で、自分の趣味や言動を窘められて不快感や怒りを感じている様子は見受けられない。
ただ望春の言葉に疑問を投げかけ、己の考えをそのまま口にしているだけだ。
その反応に望春はまるで自分の方が間違っているような錯覚に陥って、それ以上の言葉が紡げない。しかし姉からの伝言を思い出して再び口を開く。
「えっと、姉からの伝言ですっ!『クロテオは王道でいいですけど、テオクロもいいですよ。年下に翻弄されるクローム大佐……貴女にはこの良さわかりますか?』……って、ちょっと俺には意味解らないけど」
「!?」
今まで笑顔だった浮月の顔が凍りついた。
心なしか肩も小刻みに震えている。
(しまった、地雷だった……!?)
腐女子によくあるというカップリング論争。
そのスイッチを押してしまったかと望春に緊張が走る。
「テオクロ……」
「せ、先輩?」
パァン。
どこかで何かが割れる音がした。
「解る、解るわよ、その可能性!」
「えーっ!?」
どんだけ雑食なんだこの人!
そんな望春の声にならない悲鳴を余所に、何かの種が割れたかのようにまたしても瞳からハイライトの消えた浮月が語り出す。
「勿論一番好きなのはクロテオよ? でもね、愛し合ってるならその立場が逆転する可能性は大いにあるわ。クローム大佐って結構繊細なところがあるし、テオル君も男前っぷりを発揮する機会が増えてきてるから公式でも時々精神的にテオクロっぽいところがあるし! この本はクロテオ本だけど、テオル君に甘えるクローム大佐のシーンがあってそこはかとなくテオクロなの。私、貴方のお姉様と良いお友達になれそうな気がするわ……!」
「うわぁぁぁぁぁ!」
同人誌を掲げて熱く語る浮月。
当然既に彼女のろっこんは発動し、クロテオとテオクロのダブルイメージが望春の頭の中に激流のごとく流れ込んでいた。
「姉さん……余計なことをっ……」
そのイメージは想像以上に生々しく鮮明で、耐性を持っている望春ですら昏倒させるには十分な威力を持っていた。
望春は姉への恨み事を残して頭を抱えたままばったりと倒れる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
本条小鹿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月27日
参加申し込みの期限
2013年06月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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