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【裏球技大会】落神多弾交叉飛球演武~後半の死闘~
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【分からぬ勝負】
*二つの青のぬめり球
朧は泥だらけの青のぬめり球二つを見て思案した。
開始直後から『ハイドサイト』によって透明になっていた朧だが、このボールをどうにかして仲間へと届けなければいけない。
しかし、思いっきり手で確保するといけない……そう思ったとき、地面からぬめりが取れて歩きやすくなった。
「さて、どうするさね?」
その目に映ったのは同じくボールを確保しに来ている言嗣だった。
「お、いいところにいるじゃん?」
朧はこっそりと言嗣の方にボールを押しやった。
もちろん、手は使っていない。土が引っかからないように器用にボールを回す。
「……おや?」
一方、言嗣も自らの方に転がってきた2つの青のぬめり球を見て首をかしげたが、チャンスとばかりにその二つを拾った。
「あとはよろしくー」
「?」
そんな声を聞いた気がした。
「……幻聴かい?」
気になった言嗣ではあったが、目の前のことに集中することにした。
「私は天才ではない。ただ出来る事だけ出来るだけだよ」
つまり、転じて狙えそうなのを狙っていくということだ。
「片方を預かるさかい、こっちにほおってな!」
そういえばボールは二つあったと日華に片方をパスするが……。
「おおきに……ってけっていやなぁ」
泥だらけでぬめりの取れたボールを見て日華はそうつぶやいた。
「そんなわけでせっかくだから、連携して狙わないかね?」
「ええでー」
そして狙いをつけたのは鴇夜だった。
「投げる力なんぞほぼないぞ、俺は」
という鴇夜は開始直後から逃げ回ってはいたものの、プレッシャーは強くなってきている。
いつ投げ込まれるか分からないボールに、ひやひやしながらも周りも逃げている。
「って、俺を狙っているなあれは」
ちらり、と視線を周りに向ける。
(そろそろ息が切れてくる頃だろう)
幼馴染みだからなのか、なんとなく分かった春人のろっこんの制限時間だが、本人はどこにいるのか分からない。
そんな折、日華と言嗣が投げた青のぬめり球二つが鴇夜に迫る。
「足元がぬかるんでいるとの事なので気をつけねばな……とっ?」
言った矢先に、足下の泥濘にずぶりとはまる。
そして迫る二つのボール……。
「仕方ないな」
「ふっ、すぅぅぅ」
その瞬間、タイミング良く春人が息継ぎに現れた。
「ほれ」
「おいっ! 鴇! 離せ!」
べしっと当たる球。
「おっと、ちょっといじくらせてもらうぜ」
ついでに、カンタの『念力』によって、鴇夜にもボールが当たる。
「……いてぇ」
「おっと、すまんすまん。ちょうど良い壁があったものでな! まぁ、俺も当たったんだ! 気にするな!」
……なんというか、もうこういう関係が続くんだろうなと半ばあきらめている春人であった。
「ところで、ジャージ似合ってるかジャージ!」
「……おぅ」
もうジャージはいいよと春人は思いつつ、仲良く鴇夜と春人の二人は外野に行くのであった……。
これによって、マウルと月詠が内野に戻り、白猫組の余裕が無くなっていく……。
*再び投げ込まれたボール
さて、そのような攻防が行われていたのとほぼ同時に白猫組の内野へ2つ、黒猫組の外野へと一つのボールが投げ込まれていた。
「死合いも面白くなってきたね!」
まぁ、どう考えてもこれは面白い。
何せ、映画の世界が目の前で展開されているようなものだから、派手なアクションが好きなら喜ぶってものだろう。
そんなわけで、勝負は続いている。
*投げ込まれたボール(白猫組内野その1)
白猫組に投げ込まれたボールのうち、一つは円が確保していた。
「黒かぁ……うん」
さりげなく薫子とアイコンタクトをかわす円、狙いは……怪しい動きをしているあいつだ!
円は黒のボールだろうと気にせずにぶん投げることに決めた。
「いっくよー!」
円が、思いっきり前に走り始める。
足下は雨天時土用のスパイクシューズ、ジャージ上下に、皮の手袋というこの球技をやるための武装は生きた。
泥濘をものともせず、助走をつける。
「……まずいな」
ろっこん『裏切りテリトリー』のために、地面が乾いてから魔方陣を彫っていた天野は、周りを見たが、援護に来られそうなチームメイトはいない。
だがしかし、避けられないわけじゃない。
「ふふーん」
身構える天野を見て、円はわくわくしていた。
わくわくしながら、ボールを上に上げた。
「な、何?」
思わず上を見る天野。
「それは罠だぞ! 気をつけたまえ!」
「クーリングオフシュート!」
遠くから見ていて気づいた言嗣が叫ぶが、それは『お取り寄せ』で自らにボールを引き寄せた薫子の一撃が天野にダイレクトヒットする。
その瞬間であった。
黒の不思議な球が呼応するかのようにカッ! と光った。
バァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!
その瞬間、黒猫組の内野で閃光がはじけた。
「な、なんじゃ!」
「そ、それは反則じゃん~!」
「やれやれ、これは予測不可能だ」
たまたま近くにいた零と言嗣……そして隠れていた朧が巻き込まれていた。
「「やったね(のぅ)!」」
パシッと円と薫子がハイタッチをかわす。
「そ、そんな馬鹿な……」
天野から半径数メートルの地面がえぐれていたが、不思議と本人たちは無事だった。
(*ヴォーグ空間だから仕方ないね!)
しかし、当たりは当たりである。
零と言嗣、そして朧と目がチカチカしている天野は外野へ。
荒太郎と刀と修、そして環が入れ替わった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
じんの
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
スポーツ
コメディ
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月29日
参加申し込みの期限
2013年06月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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