this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
新学年のその前に
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
【epilogue.明日へと続いていく風景】
(
佐藤 瀬莉
と
トワ・E・ライトフェロゥ
の場合)
駄菓子屋『きらく』に、三人の「くださいな」の声が響いたのは、それからすぐのことでした。
佐藤 瀬莉
さん、
桃井 かんな
さん、
トワ・E・ライトフェロゥ
さんの三人は、瀬莉さんとトワさんの意見の折衷案として、三人で目を瞑って掴んだお菓子を、三人でわけあって、公園で食べることにしたのでした。
奇しくも、三人が掴んだお菓子の中には、麩菓子とかわゆるウエハースが入っていて、最後の一つは酢昆布でした。
「甘いものはベルバラといいマス! 甘いものとしょっぱいものを交互に食べると何個でも食べられると思うマス!」
トワさんは公園のベンチで、二人にそう力説します。
「いや、ベルバラはちょっと違うんじゃない……?」
と苦笑しつつ、瀬莉さんもウエハースを齧ります。ちなみに入っていたカードはサンマさんで、これってゆるキャラなのかなぁと瀬莉さんはちょっぴり疑問に思います。
「うん。全部おいしい。今日はいいお菓子が買えてよかった」
クールでありたい
桃井 かんな
さんも、このときばかりは素直な年相応の少女らしい笑顔を浮かべてそう言いました。
「どんなコーキューなものも、一人で食べても美味しくないです。逆に駄菓子もみんなで一緒に食べると美味しくなります。トワ、今、めずらしく良い事いいましタ!」
「自分で言わなかったら、もっといい感じだったのに」
「あれ、ソウデスカー?」
ぼそっと呟いたかんなさんと、とぼけた返答をするトワさんに、三人分の楽しそうな笑い声がいつまでも公園の中に響き渡るのでした。
(
椎名 あさひ
と
双葉 由貴
の場合)
双葉 由貴
くんは、ちょうど
椎名 あさひ
さんのお家から帰ろうとしていました。
「今日は来てくれてありがとう」
「いや、俺の方こそ誘ってくれてありがとうな。バラの芽、見れてよかった」
朗らかに笑うあさひさんに、由貴くんもまたはにかんだような笑みを浮かべてそう言います。
そして、
「あのさ、またあのバラを見に来てもいいか?」
一世一代の告白をするような真剣な表情で、由貴くんはあさひさんに訊きました。
それに、あさひさんは少し驚いたような顔をしてからにっこり笑って頷きました。
「うん。私も、これから新しい花も、そのまた新しい花もゆきくんと一緒に見られたらいいなぁって思ってたんだ」
その言葉に、由貴くんは(よしっ!)と内心でガッツポーズを取るとともに、だんだん恥ずかしくて居ても立ってもいられない気分になりました。
「じゃ、じゃあ、またなっ、あさひっ!」
そして、由貴くんは逃げるように手を振って、そそくさと走っていってしまいました。
「あ、ゆきくん。うん、じゃあまたねー!」
そんな由貴くんの背中に、あさひさんは元気良く手を振り続けます。
そして、これからもずっとこんなふうに「またね」と言える関係が続くといいな、とそんなことを思ったのでした。
(
剣崎 一心
の場合)
剣崎 一心
くんは走っていました。
「何故っすか! 女の子が苦手なはずなのに、麩菓子を美味しいと言ってくれた桃井さんの顔が忘れられないっす!」
思わず叫びつつ、一心くんはこういうときは走るのが一番だと思って走り続けます。
(いったいこの気持ちはなんなんすか……! これまで、剣道で、どんな強敵と当たったときも感じたことがない感覚が身体を支配しているっす!)
剣道一直線の純情少年には、いまだ己の感情の正体が掴めていないようでした。
「自分はどうすればいいんすかーーー!」
こうして、一心くんもまた、一歩大人への階段を上っていくようでした。
(
曖浜 瑠樹
の場合)
その頃、
曖浜 瑠樹
くんは、家に帰って、ゆるかわウエハースに入っていたカードの中身を確認していました。
「わあ! 星七つの黒光りサンマさんのカードだよぉ!」
滅多に出ないレアカードの、あまりゆるかわいくない黒いサンマさんのカードに、しかし瑠樹くんは「和むねぇ」とろっこんを発動させました。
その波動は、効果はばつぐんで、おうちの人も、家の周辺を歩いていた人も力強く和ませます。
しかし、その本人はというと相も変わらずのんびりとした口調で、
「一年間、楽しかったなぁ。四年生になっても、また楽しい一年が過ごせるといいねぇ」
と、次の一年への想いを新たにするのでした。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
このページにイラストを設定する
あとがき
担当マスター:
水月 鏡花
ファンレターはマスターページから!
というわけで、ご参加頂いた皆さん、お疲れ様でした。
MSの水月 鏡花です。
そんな感じで、今日は小学生シナリオでした。
ちょっと計画不足で、うまくキャラクター同士を絡めることができなかった部分があったかもしれません。
それでも、次の年度へと続く一ページをいくらかはリアクションというかたちで描けたのかなとは思っています。楽しんで頂けたなら幸いです。
それでは最後になりましたが、ご参加頂いた方、ここまでお読み頂いた方、そして「らっかみ!」に関わる全ての方々に感謝を。
ではでは、またどこかのあとがきでお会いできることを祈って。
↑ページトップに戻る
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
新学年のその前に
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月30日
参加申し込みの期限
2017年04月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年04月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!