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【駄菓子のある風景(剣崎一心の場合】
剣崎 一心
くんは、剣道少年でした。
卒業式を終えたばかりのその日も、彼はいつものように鍛錬のために島を走り、いつしか旧市街までやってきていました。
「あ、あんなところに駄菓子屋があるっす!」
一心くんも小学生の男の子。やはりお菓子は大好きなわけで、せっかくだからと『きらく』という名のその駄菓子屋さんに入ってみることにします。
そこで、
「あ」
と、一心くんは思わず声をあげてしまいました。
そこに、いつぞや出会った女の子――
桃井 かんな
さんがいたからです。
「あ、このまえのヘンタイ」
「ヘンタイじゃないっす!」
かんなさんに、いきなりヘンタイ呼ばわりされて、一心くんはちょっと傷つきました。
「冗談よ。だって、名前知らないんだもん。私、
桃井 かんな
。そっちは?」
「じ、自分は
剣崎 一心
っす!」
「ふーん」
かんなさんは頷くと、とくに気にとめる様子もなくまたお菓子を眺め始めました。
(……や、やっぱり女の子は苦手っす)
一心くんは、ふうっと息を吐きつつ、自分もお菓子探しを始めます。
(百円しかないから、悩むっす……! どれも捨てがたい……! でも、心を鬼にして選び抜くっす!)
やがて、一心くんが選んだお菓子は麩菓子でした。
(栄養もあるし、この不思議な甘さが好きなんすよねぇ)
お会計を済ませた一心くんは、それからふと気になってかんなさんの方をちらと見ました。
かんなさんは、まだどれを買うか悩んでいるようでした。
(ずいぶん悩んでるみたいっすね……)
そこで、一心くんは、先日のお詫びもかねて、麩菓子をすすめてみることにしました。
「あ、あの、悩んでるなら、麩菓子はどうっすか!」
「へ……?」
唐突に差し出された一つの麩菓子に、かんなさんは赤い目をぱちくりとさせます。
「よ、よければ、お一つどうぞっす……!」
「……ありがと」
かんなさんは、びっくりした様子をしつつ、素直に受け取った麩菓子を口にしてくれました。
「……あ、美味しい」
(おおっ……! よろこんでくれたみたいっす!)
一心くんは、そのことがなんだかとても嬉しく感じました。
と、同時に、自分が彼女の感想を待ちわびるあまりに、いつになく至近距離に近寄っていたことに気づいて顔を真っ赤にしました。
「……で、では自分は失礼するっす!!!」
「あ……」
なんだか急に恥ずかしくなって、一心くんはその場から脱兎のごとく逃げ出すのでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月30日
参加申し込みの期限
2017年04月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年04月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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