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【バラのある風景】
その頃、
双葉 由貴
くんは、
椎名 あさひ
さんに連れられて、あさひさんの家の前までやってきていました。
由貴くんは、学校を出るとき、あさひさんの教室まで彼女を迎えに行き、そこからここにやってくるまで、ずっと小さな胸をどきどきさせっぱなしでした。
(教室まで迎えに行ったのはやりすぎだったかな……。でも、あさひは俺のだって、ちゃんと教えたかったし……)
自分の独占欲の強さに少し驚きつつ、由貴くんは反省はしても、後悔をする気などさらさらありませんでした。
「……それで、見せたいものって?」
「うん。こっちだよ!」
あさひさんに手を引っ張られ、由貴くんは顔を赤くしつつ、窓の近くまで連れて行かれます。
そして、
「……?」
あさひさんに指し示された植木鉢に植えられた小さな植物を見て、目を瞬かせました。
「これね、ゆきくんに貰ったバラを挿し木して作ったんだよ!」
「え……?」
由貴くんは、はっと大きく目を見開きます。
(俺があげたバラって、バレンタインのときに渡した、あのバラ?)
小さな植木鉢に差された差し木は、一目にはそれとはわかりません。
けれど、言われて見れば確かに、あのときあげたバラに違いないような、そんな気がしてくるのです。
「ゆきくんがくれたバラ、ずっと残したいなって思ってたらおかあさんが教えてくれたんだ。挿し木っていうんだって」
あさひさんは、はにかむような笑みを浮かべて、少し誇らしげに由貴くんにそう説明してくれました。
「前のお花は枯れちゃったけど、こうしておけばまた新しいお花が咲くんだって」
そう言って、あさひさんもまた優しい視線をバラの挿し木に注ぎます。
それに由貴くんは、
(こんなに大事にしてくれてたんだな……)
胸がじーんと痺れるような喜びを感じました。
「……そっか、大事にしてくれてるんだな。ありがとうな、あさひ。すごく嬉しい」
由貴くんは、自分でも驚くぐらい、素直な自分の気持ちを口にしていました。
えへへ、と嬉しそうに微笑むあさひさんの表情は、直視できないぐらい眩しくて、由貴くんは思わずバラの挿し木の方に目を逸らします。
そして、
「元気に育てよ」
照れ隠しをするように、けれど心からの言葉として、小さなバラの芽に、そう声をかけるのでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月30日
参加申し込みの期限
2017年04月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年04月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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