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\ オーバータイム!/
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【ホワイトデー】学生達のWhite Day!
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音楽室での演劇部の活動を終え、軽やかな気分でゆったりと帰り支度をしていた
青山 絢
は、奥の音楽準備室の扉の前にいつの間にか立っていた
津止 孝道
の姿に気付き、ギョッとした。
「せ、先生いつからいらしたんですか?」
「先程から」
この人の思考回路は本当に読めない。というか意思疎通が非常に難しい。絢が戸惑っていると、孝道は眉間に皺を寄せたまま、ちょいちょいと絢を手招きした。
(ええと、これは来いってこと……?)
ボディランゲージの解釈くらいは孝道と共通してるだろう。そう信じて絢は訝しがりながらも、鞄を抱え準備室に歩いて行った。
「どうかされましたか、先生」
準備室に入ってすぐの所で絢は立ち止まり言った。準備室なんて担当教師の城のようなものだ。気難しい孝道が荒らされたくないだろうという事くらいは想像がついた。
孝道はそれに答えず自分の机を何やらごそごそやっている。そして何かを手に持って相変わらず難しい顔で絢に歩み寄ってきた。
「これを」
「……はい?」
孝道の手には何やらファンシーな包み。意味が分からず絢は首を傾げた。
「バレンタインの礼だ」
「はぁ……え……えっ?!」
絢は思わず叫んだ。そういえば孝道にチョコを
押しつけた
渡した事を、今の今まですっかり忘れていたのだ。
「あ……あの……先生、べ、別にお返しなんかしていただかなくても……」
いつも冷静な絢も流石に慌てる。あの場合助けて貰ったのはむしろ絢だ。礼をするなら自分の方だろう。
「そういう訳にはいかない。非常に素晴らしいチョコだった」
孝道は音楽を評論するかのように絢のチョコを語る。そして小さく「美味かった」と付け加えた。
「いや……その……なんというか……」
絢は口ごもる。それは言えないだろう。誰に対しても作っていないチョコだなんて。
しかし孝道は絢のあせりなど全く意に介さず、ずいっと包みを差し出した。
「受け取るように……君も私に有無を言わせなかったぞ?」
孝道はその口の端をほんの少し上げる。その目は珍しく面白がっているように見えた。
(……参りました)
絢は観念する。そして、
「ありがとうございます」
と包みを受け取った。
用が済んだら孝道はさっさと帰って行った。
廊下に残された絢と孝道のお返し。キャンディだと言ったファンシーな包みに絢は目を落とした。
物凄く孝道に似合わない包み。彼も理不尽だと思いながらこれを買ったのだろうか。
絢は思わずくすりと笑う。そしてそれを大事に鞄に仕舞うと、帰宅しようと歩き出した。
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担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
恋愛
定員
1000人
参加キャラクター数
44人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月05日
参加申し込みの期限
2017年03月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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