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【ホワイトデー】学生達のWhite Day!
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【ホワイトデー当日】
【寝子島小学校】
「わ、わ、わ~?」
朝の会が始まる前の、ちょっと騒がしい3年2組の教室で。
曖浜 瑠樹
は自分の机の上を見て、目を丸くした。
瑠樹の机の上にはお菓子の山が出来ていた。キャンディー1粒だったり個包装のクッキー1枚だったりと、その中身は様々だ。そういった沢山の種類のお菓子がこんもりと瑠樹の机に積まれていた。
そう、バレンタインに大袋に入った粒チョコを、クラス全員に配った瑠樹。勿論お返しなんて彼は露ほども考えていなかったが、クラスメイト達はちゃんと覚えていて、今日のホワイトデーにみんなが瑠樹にお返しを持って来たのである。
「―――みんな、ありがとうなぁ!」
瑠樹は大きな声で言った。その頬は嬉しさで真っ赤だ。クラスメイト達は瑠樹を見て笑いながら頷く。そこでガラリと扉が開いて先生が入って来たので、瑠樹は慌ててお菓子をカバンの中に仕舞った。先生はちらりと瑠樹を見たが、何も言わなかった。だって……先生も実は飴を1粒、瑠樹のお返しに持って来ていたから。
授業が始まった。
先生の声を聞きながらも、瑠樹は朝の出来事にその胸をほっこりさせていた。しかしふと気付き自分のカバンを見つめると、今度はその胸がわくわくと踊った。
瑠樹のカバンには、朝に貰ったお返しの他に、別の物が入っていた。それは瑠樹が朝家から大事に持って来た物。
桃井 かんな
への、
バレンタインのお返し
である。
思いがけず
かんなからバレンタインのチョコレートを受け取った
瑠樹。
瑠樹はその日から、お返しを一生懸命考えた。色々考えて、旧市街やシーサイドタウンのお店も色々巡った。そして、気に入った物を2つ、かんなのために用意したのだ。
それは、丸いお目目の可愛い白猫のヘアピンと、桃色のリボンが付いた、桃の花と猫が描かれたしおりだった。
どちらも可愛いし、かんなに似合いそうだと瑠樹は思った。だから、2つとも購入した。
嬉しさとありがとうを沢山込めて、瑠樹はかんなに渡すつもりだった。
―――喜んでもらえるかなぁ?
瑠樹はお返しを早くかんなに渡したくてうずうずしてしまう。その落ち着きのなさに、今日は何回か先生に注意されてしまった。ペロリと舌を出して、頭を掻く瑠樹。
(いけなかったねぇ。下校前の自由時間まで我慢だよぉ!)
そうは思っても、やっぱりうずうずしてしまう瑠樹だった。
*******
待ちに待った下校前の自由時間。瑠樹はすぐにかんなの姿を探した。
(あ、いたー!?)
瑠樹は廊下を歩いているかんなを発見する。すぐに瑠樹は声をかけた。
「桃井さぁーん!」
廊下は走っちゃいけないけれど、今日だけは別だ。瑠樹はパタパタとかんなの許に走り寄った。
「? どうしたの、曖浜?」
振り向いたかんなに瑠樹はにっこり笑った。
「バレンタインのチョコ、おいしかったよぉ……ありがとうなぁ!」
途端にかんなの頬が赤くなった。「べ、別に……」と口を尖らせてそっぽを向く。けれど瑠樹は気にしなかった。
「今日はホワイトデーだから、お返し……受け取って貰えたら嬉しいなぁ」
そう言うと瑠樹は後ろ手に持っていた包みをかんなに差し出した。
かんなはちょっとびっくりしながらそれを受け取る。そして「開けていい?」と瑠樹に訊いた。
「もちろんだよぉ!」
大きく頷く瑠樹の前で、かんなが包みを開ける。そして彼女の目が大きくなった。
「可愛い!」
その言葉に瑠樹は嬉しくなった。瑠樹はよかったと思いながら言った。
「2つとも、桃井さんに似合うと思ったんだぁ」
「ありがとう! 私、白猫のピンって持ってないし、このしおりもすっごく可愛い! 私、猫も花も大好きなんだ。お母さんがフラワーデザイナーしててね……」
いつものクールなかんなはどこにいったのだろう。目を輝かせて楽しそうに話すかんな。瑠樹はにこにことその話を聞いていたが、途中でかんながハッとした顔をすると、途端にそっぽを向いた。
「桃井さん?」
「あ、ありがとね。まぁセンスいいじゃん、曖浜」
今更かんなは取り繕ってみるが、やはり恥ずかしいのだろう、その頬を赤くしながらごそごそとポケットに手を突っ込んだ。
「今日はホワイトデーだったから、私何も持って来なかったんだけど……あげる」
かんながずいっと手を差し出す。ころんと瑠樹の手に載せられたのは、イチゴの飴。かんなの顔がますます赤くなった。
「ご、ごめんね! そんなので!」
「ううん!」
瑠樹は思いきり首を振る。そして大事に飴を両手で包み込むと、とびきりの笑顔で言った。
「嬉しいねぇ……ありがとうなぁー!」
カバンにはクラスのみんなからのお返し。ポケットには、かんなからのイチゴの飴。
みんなの優しさをいっぱい持って、瑠樹はほんわか幸せ気分で下校していた。
とっても嬉しいホワイトデー。でも時刻はまだお昼前だ。
(そういえば、イベントあるみたいだし、家帰ってから行ってみようかなぁ?)
幸せな気持ちにわくわくがプラスされる。瑠樹はにこにこ顔で家に帰っていった。
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担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
恋愛
定員
1000人
参加キャラクター数
44人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月05日
参加申し込みの期限
2017年03月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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