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【ホワイトデー】学生達のWhite Day!
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鞄に2つの贈り物を忍ばせ、
鴻上 彰尋
は
七夜 あおい
の姿を探していた。
薔薇のアップルパイと、最初に買ったヘアゴム。ヘアゴムは渡そうかどうしようかまだ決めきれなかったのだ。
あおいの教室を覗いてみようとした時、ちょうど出てくるのを見つけた。
「あおいさん!」
彰尋の声にあおいが振り返った。
「彰尋君」
「ごめんね、呼び止めちゃって。忙しいんだろう?」
あおいに歩み寄り、彰尋が言った。
「大丈夫だよー」
笑うあおいに、彰尋は鞄からアップルパイの入ったボックスを取り出した。
「これ、バレンタインのお返し。俺が作ったんだ」
「え、いいの?」
「もちろん。アップルパイなんだ。1人だと多いだろうから、友達と食べたら良いよ」
「えー、でもそれはもったいないなぁ」
あおいは笑顔で言った。
「バレンタインのチューリップも嬉しかったけど、アップルパイもすごく嬉しいよ。ありがとう、彰尋君!」
「いえいえ、どういたしまして」
あおいが喜んでくれた事にほっとしながら、彰尋が照れて笑う。すると、そうだとあおいが自分の鞄から何かを取りだした。
「私もね、彰尋君にお返しがあるんだ」
「え、いいの?!」
驚く彰尋にあおいは笑顔で言った。
「クッキー作ったの。自分では良く出来たと思うんだけど、でも彰尋君に比べるとまだまだかなぁ」
彰尋にクッキーを渡しながら、あおいはペロリと舌を出した。可愛らしい袋から、茶色の猫型のクッキーが見える。彰尋は嬉しそうに顔を上げた。
「ありがとう、あおいさん。とても上手に出来てるよ。チョコクッキーだろう?」
「ううん、プレーンクッキーだよ」
「え?」
彰尋はもう1度手元を見る。ちょっといびつな茶色の猫が、彰尋を見つめていた。
プレーンクッキーが茶色。それが意味する所は。
結論が出そうになった彰尋の頭に、
野々 ののこ
の声が飛び込んできた。
「あー、あおいちゃん何かもらってるー! いいないいなー!」
ののこは目ざとくあおいの持っているボックスを見つけ、きゃいきゃいと騒ぐ。えー、これは全部はあげないよーなんて口を尖らせて言うあおいを見ながら、彰尋は小さく微笑んだ。
「じゃあ、俺はもう行くね、あおいさん。クッキーありがとう」
「うん。こっちこそありがとね、彰尋君」
「彰尋くん、ばいばーい!」
手を振る2人に片手を挙げ、彰尋は歩き出した。
結局、選んだヘアゴムは渡せぬままで。
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担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
恋愛
定員
1000人
参加キャラクター数
44人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年03月05日
参加申し込みの期限
2017年03月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年03月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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